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大会が怖くて仕方なかった人間が、2度目の大会出場で優勝した話

あまりにもテンパりすぎて委細を全然覚えてないので、こちらのnoteでは、しがんだり会全体についての感想を言うのは完全に諦めました…。

自分の状況や心境を書き残すのと、傍らにいてくださったおだンゴさんの、回答以外の部分の勇姿を語るに徹しています!

↓こちらのおだンゴさんのnoteには、臨場感のある会の様子が描かれています。私のことも立てて書いて頂いていて、恐縮です…!クールな大人すぎる…!

↓こちらは、シュヴァルツさんのnote
しがみめちゃくちゃ大充実!自分でも忘れていた一答も数多く振り返ることができ、当日の空気感や感情がありありと蘇ってくるようです!
いつも本当にありがとうございます。


私のこれまで

昨日参加した「茨城大喜利会 act-3 THE TAG」は、私にとって2度目の大会挑戦でした。

ちなみに初参加は先週1/14に開催された「千葉喜利vol.max」だったので、タッグ戦は初めての経験。
ちなみに年末時点では冠到杯への参加要件すら満たせておらず、挽回杯に拾い上げて頂いていた身だったりもします。

大喜利に初めて触れたのが2023年4月のボケルバで、本格的に通いだしたのは千葉喜利に出会った8月〜9月頃から。
大喜利会への参加は千葉茨城を中心として、累計で25回ほどになります。

私は今年に入るまで、大会への出場を意識的に避けていました。
単純に怖かったのもあるんですが、私には、ミニトーナメント等で予選を突破できた経験が、ただの1度もありませんでした。掠ることさえほぼなかった。

加点が苦手というのもありましたが、予選が印象の会でも同様でしたから、単純な実力不足だとしっかりと自負していました。
「もっと強くなれたら、いつか出たいなぁ」
と、朧気に思っていたのです。

そんな私でしたが、お世話になっている大恩人の千葉茨城主催陣が年明け一気に「大会開催」を宣言されていて。
その波に乗らせて頂く形で、各位の大会や答龍門・挽回杯への参加を踏み切りました。

この度、えちえちさんの主催会であるタッグ大会で『おだンゴさん』とのタッグで勝ち上がり、生まれて初めて予選を突破し、準決勝へ、決勝へと駒を進めて。
なんと、我ら『挙動不審』タッグが、優勝を掴み取る事ができました…!

ランダムで組み分けした参加タッグ/予選突破順位


24名12組のタッグとしのぎを削って戦い、勝ち進んでいく経験を経て、『優勝』というものがどれだけ凄まじいことなのかを改めて思い知らされました。

自分を過度に下げすぎるのは失礼なことだと頭では分かっているのですが…戦いを経て、これが現状の私個人の力では到底見ることが叶わない景色すぎることを痛感してしまいました。
とんでもなく恐縮しております。

本当に、おだンゴさんのおかげ…おかげさまです…!!!
ありがとうございます!!!!!


このnoteを書こうと思ったワケ

優勝の感動を記録したかったのは勿論なんですが…。
めちゃくちゃ偉そうすぎて僭越ながら、大会参加に尻込みしている大喜利プレイヤーさんの背中を押せたらいいなという思いがあります。

私はつい最近まで、大喜利の大会のことをめちゃくちゃ怖がって、逃げ回っていました。

私、争い事が全般嫌いなんですよ。
スマブラとか、いっそマリオパーティですら少し怖い。FPSとか論外。
ボクシングで殴りあってんのとか意味わからん。言っちゃえばサッカーとかで、ファウルもぎ取るために何も無いところですっ転んだりしてんのも怖い。

大会って、最初から最後まで戦うってことでしょ…?
周りを圧倒して勝とうって姿勢で臨まなきゃ、大会に対して真摯じゃないんでしょ…?
そんなのもう、怖いやんけ!!!

そこにしかない感動や面白さがあるというお話は聞きつけていて、興味津々ではありつつも怖い気持ちの方が強く、先送り先送りにしていました。

…でも、大喜利の大会、出てみたらめちゃ良かった!!!

自分が出てみないとわかんない良さがあって、新しい刺激も受けられる!ピリピリだけじゃなくて、得られる優しさや暖かさもたくさんある!
私の貧相な頭ではアホな日本語しか並べられなくて悔しい、筆舌に尽くし難い、歯がゆい。

とにかく私は、もっと早く出ていればよかったって心の底から思いました。
まずは1度、気軽に出てみたらいいと思う!苦手すぎたらすぐにやめたらええ!

実際、これまで1回もミニトーナメントを勝ち上がったことがない人間でも、個人戦で爪痕を残せることもある!

前回、千葉vol.maxではタコ負けしましたが、ひとつ強い回答を出せたのでホクホクでした。
(おだンゴさんしがみありがとうございます、これで覚えて頂けてたの嬉しい…)

そして、ランダムタッグマッチで素晴らしい仲間とタッグを組めれば、優勝できることすらもある!
こちらは、奇跡的におだンゴさんとタッグを組めて導いて頂きまくってのこと、私たちのこの日の相性が最高に噛み合った結果なのですが…
それでも、まずは、勇気出して大会に出ようって決めた自分を褒めてあげたいと思ってます。
踏み出さなければ、何も始まらなかったので!

大喜利ドリームは…実在する…!!!


最近けっこう、爪痕だけは残せてた

トナメ等で勝ちに程遠かったのは前述の通りですが。
実は直近数回『どこがしかで爆笑と呼べるウケを1回は取る』ことが、ほぼ欠かさず叶っていました。

名指しでお褒めいただくこともあり、それが日々めちゃくちゃ嬉しくも、同時に
「大会等で通用する頻度と練度ではない、そこ以外あんまウケてなくて安定感ゼロ」
「ハネる回答の自己認識ができていない(ウケる度に驚いて一瞬フリーズする有様)」
という自身の問題点も理解しており、しかし考えたからといってすぐにどうなるような話でもなく、
「ま、とりあえず焦らず頑張ろ〜!」
と思っていた矢先…

…まさか…こんなことになるなんて…!
思わないじゃないですか…!!!

「大会は思いがけないドラマを生む」
「特にチーム・タッグ戦では凄まじい化学反応が起きることがある」
皆様から確かにそう、聞き及んではおりましたが…まさか大会2回目の新参の自分が、あまりにも早速すぎるタイミングでその「妙」を体感することになるなんて…!!!!!


おだンゴ軍師の名采配

前述の通り、私の現状は間違いなく『安定感がなさすぎる飛び道具』の筈でした。
しかしそれを相方のおだンゴさんが、最高の形で使いこなして下さいました。

私が特に感動したのが、決勝3問目の(タッグ回答も可能な)お題。
「これに当てはまる有名人思いつきますか?」
「ここに体に悪いものを入れたいんですが」
等、回答の構成をほぼ完全に作り上げた上で、当てはめる最後のピースを求めて下さったこと。
回答のいちばん楽しくて美味しい部分への道筋を惜しげもなく開示して、門扉を開いて下さるその姿勢。
自分ひとりで動くことより何倍も億劫で難しいことを平然とやった上で、それを「ふたりで考えた回答です」と言ってしまえるその度量。

すごすぎる。あまりにも器が大きい。
その上、道を示して導いてくれるその姿…あまりにも軍師じゃん!フィジカルや前衛もいける軍師!
世が世なら、日本全土に名を轟かす武将だったじゃん!!

「このお題は絶対にタッグで回答しよう(それぞれ別に出すこともできた)」等のお題毎の戦術、票のとり方のビジョン、協力の仕方等、根幹的な作戦部分はすべておだンゴさんが定めて導いて下さいました。


素晴らしい指揮能力はきっとおだンゴさんの元々の素質で、才覚なのでしょう。
でも、あの…大喜利の場でそれを平静と活用してゴリゴリに使いこなせてんのやばすぎません?
本当にまだ、大喜利始めて1年しか経ってないんですか…?


前述のお題が特にわかりやすかったのですが、
「ふたりで勝ちをもぎ取るんだ」という強い意志や背中を預けてくださっている体感は、会の間中ずっと伝わってきていました。
その温かさを一身に浴びて安心に包まれつつ、その思いに少しでも報いたいと心の底から必死こいた結果、本来の実力以上のペースで『飛び道具』を錬成できた感覚がありました。

それと同時に「分け与えて頂いた面白要素や回答を、何がなんでも笑いに変えたい」という貪欲な気持ちが、私の中に生まれて。
声のデカさや言い回し、タイミング取りなどの細かい部分にも、変化が生まれていたように思います。

ノリでつけたタッグ名「挙動不審」がこんなに愛おしく大切なものになるなんて、思いもよらなかった…!
挙動不審な自分のこと、今までより愛せそう!

ほんっっっと〜〜〜にありがとうございました!!!
すごい景色を見せてもらった!!!!!!!!


ちなみに、私たちがもし死武専生だったなら


会の終わりには皆さんとお食事とカラオケに行き、喋って歌ってと幸せな時間を過ごしました。

バーミヤンのお食事ではあくたさん、ストくねさん、はんぺん太郎さんと御一緒。皆さんと少しずつお話できたけど、学生さんたちのフレッシュなお話もっと聞きたかったな〜!話振るの下手で申し訳ない〜!

カラオケは、ばっはさん、スカイハイさん、夫、はんぺん太郎さん、オチカさんとご一緒に。皆さん本当にお上手で凄い部屋だった!

KinKi曲でオチカさんに完璧なハモリを入れてもらって鼻血出るかと思うくらい興奮したり、はんぺんさんとコラボしたり、あとこんな曲も歌ったり。

(ばっはさんに選曲しがんでもらってて嬉しい!そして、ばっはさんがブラック☆スターが好きなの解釈一致すぎる。私はソウルが好き)

私、この曲が主題歌だった『ソウルイーター』のアニメが大好きでして…。

今回のタッグをその世界観に当てはめるなら、さしずめ、オールラウンダーの知略派軍師キャラの武器職人と、死ぬ気になると一瞬だけめちゃくちゃ輝くことがあるけど基本ポンコツな武器といったところでしょうか。
(投票の順番じゃない時に何度も手を挙げてしまい、その度に「違いますよ」って優しく注意させたりしてしまった)

そんな新米コンビのジャイアントキリング…『キャラ造作とストーリー、あまりにも出来すぎやんけ!』と、他人事のように思ってしまいました。

今回のルールと自分の相性が死ぬほど良かった

ここまで書いてから思い至ったのですが、このタッグ大会のルール、不慣れな人間が相方さんに支えてもらいやすく出来ているな…!?

今回は基本的にすべて、1題3分の後にマジックタイムが1分(!)あり、タッグで相談してラスト1答を出すことが出来ました。

それぞれに一答を練ってきたマジックタイムの終わり際、私は毎度「これ面白いんか?」と思いながら、おそるおそるおだンゴさんにフリップを見せていました。
ダメダメな時はありがたく頼らせて頂いて、いい時には強く背中を押して見送って貰えたお陰で、私の大喜利史上もっとも胸を張って、回答を出すことができた気がします。

あまり自覚できてないのですが、一答が重いとも評価して頂くこともある自分。
要は考えるのが遅いタイプなので、思いついた回答が3分以内にまとめられないことが、日頃から頻発しています。
なので、マジックタイム1分でひとつの回答を丁寧に練り上げられるという今回のルールが、あまりにも体に合いすぎていました。
自分の回答の強度も把握できないので、相方に事前にジャッジしてもらえるのも最高すぎた…!

普段の参加者層から、えちえちさんは、私のような歴浅メンツが多く参加するのを見越していらした筈です。
そしてあわよくばベテランの方にも沢山来て欲しいと、当初から言ってたし。

なるほど、こういうことだったのか!と思いました。さすがの主催力だ…!

言うて他を知らないから、定石が分からないんですけど…私は、とてもやりやすかったです!


終わりに

書き疲れてきてしまったので、このあたりでおしまいにしようと思います。

今だけは『運も実力のうち』というありがた過ぎる言葉を真に受けることにして、タッグ優勝を全身全霊でめちゃくちゃ喜びたいと思います。

やったぁぁぁああああ〜〜〜〜〜!!!!!!

あ!あとそうだ…いつものことなんですが、私は自分の出した回答を全然覚えていられません。
おだンゴさんにご指示貰ったやつは覚えてるけど、自分発信のものは、東出とバトルアックス以外忘れています。
もし覚えてるものがあったら、こっそり教えて貰えたら嬉しいです…。

それでは!

(2024.1.26追記)

田吾作さんに以前
「いつかわたしが何がしかの形で優勝したら、アイコン描いてもらいたいです!」
って冗談半分っぽい厚かましいお願いをしたんですが…しっかり覚えてくださっていて…!
お願い通りアイコンと、加えてなんと、優勝イラストまで描いて下さいました。
本当に嬉しい!私は田吾作さんのイラストがめちゃくちゃ好き!!!!!

あまりにも嬉しいと嘘みたいに全力のガッツポーズをしてしまう癖ある
その場に居ないのに解像度高すぎて凄い
いつも被ってるニット帽の私だ!
マダツボミに動き方が似てるとよく言われます
んぎゃぁあああ!!かわいいい!!!
これアイコンにするだろうなという予知で、
事前に余白多めにしてくれてたやつ

本当にありがとうございます。
夢は…語るべき…
お願いは…ダメ元で言ってみるべき…!!!

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