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聖地巡礼をした日

━━確かにその””存在””を感じた。


私は、こうした行為をする意味は分かっていても、心では理解できていなかった。モニターの中に映っていた部屋に入った瞬間、確かに心の底が沸騰する様が、手に取る様に分かった。そしてその瞬間、他の人達はこの感覚を味わっているのかとまた一つ世の中に対する理解が増えた。

そこに確かにいたと感じるのは、その物語に対する入れ込みの強さでもあるし、実際にそこにいたという変え難い事実があるからだ。

ただそこにいるだけで、涙が流れそうだった。確かにここにいた、それだけで…



ポエムはここで終わり!

真実そう思ったのだが、あまりにもであったので簡素に文章を羅列していきたい。

学士会館は素晴らしいところだった。建築様式はもちろんの事、勤めている職員の方が皆、素晴らしい。若い女であろうが、笑顔で品性溢れる対応をしてくださる。ああいった場所ではその品性が周囲に伝播し、来客者も多少品がよくなる。好循環だ。

今回は見学ツアーと銘打った、普段は入らない様な部屋に職員の方の簡単な説明と合わせて、ドラマで一番メインの場所である会議室で食事を取るという企画に参加してきた。しかもお土産付き。その帰り際まで気持ちの良い企画作りには感服する。私などは貧乏人なもので、そう言った帰ってからも使える何かがあると非常に嬉しい。

正しく重厚という言葉がその通り当てはまる内装はかなり好みだった。いるだけで背筋が伸びて小声で話さなければと感じるような場所は、とても好きだ。気が引き締まる。

食事も美味しかったし、何よりかなり少人数だったのが本当に良かった。だいたい13名程であったか、静かで落ち着いて過ごせた。広報がより広まれば、より増えるだろうことは明白だ。上限がそもそも15名ほどなのかもしれないが、次回開催される土日などは一体どれ程になるか、付き合ってくれた友達には感謝してもしきれない。とても1人で来るような場所ではなかった。

このドラマと彼を好きになってから、生活が輝き続ける。それが何より嬉しい。これからもこれらが、彼が私の人生の注目の中心に居続けるだろう。

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