どうして映画って

 今日は世間の平日を横目に休日。少し遅く起きて、行こうと思っていた喫茶店でオムライスを食べて食後の煙草を吸いながらノートパソコンにnoteを……なんてわけはない。
勉強した後好きなだけ絵を描いたので、スタートが遅いことがあいまって6時に寝て12時過ぎに起きたし、そんなもんだから、なんだか準備して喫茶店で1,000円払ってご飯を食べるやる気も起きなかった。きっと、そうした方が一日は質は上がるが、それを分かって化粧もせずこうして家にいるのが心地いい。せめてとオムライスを作る。外で食べるオムライスと、自分で食べるオムライス、味としての感動レベルは全く変わらない。外で食べるというブランドただそれ一点だけだ。

本題

最近、よく映画を観る。夜中、ようやく勉強を始めて、そうすると終わったころにはもう寝るべき時間だ。しかしそこから絵を描きながら、または描けずにそのままぼんやり見ることがある。そうしてまた複数の映画を観る生活になって思うことがある。

映画ってなんでこんなにつまらないものがいっぱいあるの~~~~!
なんでだ!?!!?仮にも全員仕事として集団が金を払って払われて収益を得るために作っているのにこのつまらないものの比率はなんだ!!!??????

いや、こういう文化を楽しめないことは、見ている側の知性や教養が大きく依って来るところがある。だから、大いに私が悪かったりするのだ。映画をいう文化を楽しむには、私はあまりに勉強不足だ。しかし、それにしても多すぎる。例えば、シェイクスピアはただ言葉が分かるだけでは楽しめない。当時の英語や環境の知識は最低限でも必要だろう。それに対して、例えばNHKで放送する幼児向けアニメなんかは、そういった下積みなしでも楽しめるように作られていることが多い。
でもさ、と、私は思う。
世間は思った以上に馬鹿ばかりだ。
教養は軽んじる、熱心に勉強している人に対して自分の不勉強に対する焦り劣等感を誤魔化す為に馬鹿にする、勉強不足であることに対して自覚できない程の馬鹿も、大勢いる。
であるならば、世の中の収益を目指して作られる映画という文化は、馬鹿でもある程度楽しめるような作りになっている者がせめて50%くらいはあってくれてもいいんじゃないだろうか。

それに加えて、多分本当に破綻している映画もある。なぜ?
せめて、起承転結がまとまっていて、道筋が理解できる物語が見たい。胸がスカッとするほど面白い映画を私は求めない。
ただ、見終わって、「これに使った時間、どうしよう」と後悔しないくらいのものが見たい。
名前を出さないことをいいことにボロクソ言うが、見え透いた展開を自信満々に出されることも、訳が分からない設定を重ねられることも、手放しで終わりにさせられることも、ご都合で急に正解に動き始める人物も、うんざりだ。

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