発達障害サバイバルガイド

初めてこんなに共感する本に出会ったかもしれない。

いや、本というより人にかもしれない。

久しぶりに本に吸い込まれる感覚を味わった。

あまりにも自分に当てはまっていたことが

言語化されてるのを見るとクスッと笑けたり、

「うわ、わかる」なんて漏れるぐらいだった。


まだ全部は読み切れていないが、

無意識に目次に手を挟んだまま、

気になる章を勢いで読んだ。

自分は、スーパーネガティブで

自信もないけど、昔から自己啓発本が好き。

理由はわかる。人の気持ちを知るのが好き。

また、理想を描くのも好き。

でも、癖づいているだけで

いい気持ちになることなんてほぼないし、

ただ癖づいているだけかもしれない。

それもあってか、昔大好きだった読書が

最近は本当にできない。

昔は気がついたら1冊読み終わって

2冊目を探すぐらいだったのに、

今では1冊読み終わるまでに

何回残りのページを見るか。

それは決して内容がつまらないわけではない。

涙したり、共感することもあるが、


本を読むという行為が、

1冊読み切れたんだという

達成感を感じるためになっていたからだろうと思う。

変なとこが完璧主義な自分は、途中やめをしたり、

怠惰な自分がとことん嫌い。

かと言って、動ける日の方が少ない日々の中で

何か新しいことに取り組むのは自分の嫌な点を

作ってしまっているようで何もできなくなった。

でもそんな自分が嫌いで自己啓発本や

SNSで同じような人を見たりしても、

内容も入って来なければ、

入ってきても、結局どうにかして

自分に劣等感を探して並べてしまって解決しない。

この人はこんないいとこあるじゃん。

結局生きてるじゃん。

または、この人はこんなに大変でも頑張っているのに

自分はなんでできない？甘えでしかない。

なんて自分でも嫌になるような

しょうもない感想を並べるだけ。

数時間おきで調子が上がり下がりする自分は

同じように保つのが難しく、

下がる時はとことん落ちる。

調子がいい時間に、こんなことしたいし

やっぱ頑張ってみるか！と思えば、

数時間後には希死念慮に襲われる。

日中は将来の理想の生活を想像して

なんならちょっとワクワクしてたぐらいが、

夜には消えたすぎて、泣くことになる。

人と会えば上がることもあるが、

最終的に下がることが多いから、

家に着いたらお酒に頼ったり、無気力になる。

だから、今は人に会いたくない。

感情が動くようなことをしたくない。

もう一定でしんどくあってほしい。

まさに今自分はしないといけないことが

たくさんある。

本にもあった通り、やるべきことがありすぎて

たくさんある、という事実を知りながらも

普段できていたこともできていない。

__________本の中で

1番衝撃だったのは「死ねばいいや」

と言う気持ちがある人が自分以外にもいたこと。

これがまさに今自分にあるもので、

なんなら、なんかまた落ちるようなことがあれば

「死ねばいいや」って思って、一度頑張ってみようか。

って思うようになった。

でも、これはきっと自分にとって甘えであり

本当に辛い人はそんなことも思わず

命を絶ってしまうわけであって、ビビリだし

痛いのやだし、なんて言い訳して生きている自分が

情けなくて仕方なかった。

だから、まさにこの通りで、

このページはまた見にきたい、そう思って

読む前は、正直今はスムーズに読めないから

借りた方がよかったな

なんて思ってたのに、買ってよかった、

そう思った。

今日は1日中寝ていた昨日と比べて

たまっていた洗濯物もできたし、

簡単な料理もして、

少し部屋の片付けができた。

本にもあったけど、本当に普通の生活ができない。

まず何より困っているのが、部屋の片付けとお風呂。

休みが続くとお風呂は余計に入れないし、

本当に正直誰にも言えないけど、


どうしても無理でお風呂に入らず外出することもある。

そしてもう一つの部屋の片付け。

これが本当にできない。

最近で1番ひどいぐらいできない。

今までは

どうしても片付けないといけない環境を作ったり、

1日追い込んで片付けていた。

でも、今回は半年間でもうすでに何回も

そのチャンスを逃し、ちょくちょく片付けても

片付けきれず、また散らかっていく。

正直一晩やれば片付く量。

わかってるのにできない。

ん、何を書こうと思ってこれを始めたんだろう。

今なんの話をしてるんだ。

あ、また急にやる気が落ちた。

まあ、いいや。

またこの本を読んだらきっとここに来たくなるから

その時で。

今日はいつもの自己啓発本を読んだ時みたいに

変に気合いが入っていない。

人生頑張ろうではなく、またこの本読もう

ぐらいのテンションでいれていることがなんかすごい。

買ったのは1ヶ月弱ぐらい前だけど、

今日ふとスマホの充電が切れて

手持ち無沙汰になったから、

片付けず近くに置いてあった

この本を手に取ることができた。

とにかく、ずっとずっと大切にしたい本に出会えた、

それだけで「今日よかった」そう思いたい。