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フィギュア/塗装初心者が、改造ねんどろに手を出してみた話③

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※別アカウントから記事移行いたしました。記事の盗用ではございません。

前回のあらすじ

立体造形が苦手なくせに、大好きな作品のねんどろ改造に挑戦することに。
何をしていいのかわからないまま走り出したため、とにかく検索。
必要な材料や素体になるねんどろパーツ、顔をかき集めいよいよ制作へ…!

作業開始!

まずはとにかく削る

届いたパーツ類

届いたパーツの全容がこちら。ただ、とにかくこのままでは使えないので、いらないパーツや刺青を剥いだりカッターで削るところから始めます。
右側にある体と袴は素体がそれぞれ別なのでジョイントも合わないため、凸部分を穴に合うように削る作業も合わせてやっていきます。
ちなみにカッターはタミヤ様のプラモデル用のやつを元から所持していたので、そちらを使用しています。

パーカーのフードを削ったり、袴をツルンツルンにしたり

この時点ではまだ顔が届いていなかったので、前髪は明らかにいらないパーツしか削れていないです。
真ん中のベストも撮影時にはまだ残ってますが、パテ盛りの段階でどうしてもやりづらく、最終的には全て剥いでしまいました。上半身全裸のねんどろを買った方が早かったですね。反省点。(ニーズが高いのか、なかなか出回ってないですけれども)
前髪などの原形をほぼ残さない部分に関してはニッパーで剥いでいます。
(余談ですが、素体に選んだ作品をほとんど知らなかったので、後ほど検索したら紫色の髪の方はとても可愛らしい女の子だと知り「こんな可愛い子の髪の毛をこれからがっしり体型のおにーさんに…!」とちょっとツボってしまいました)

削って盛って削って盛って

いらないパーツを削り切ったら、今度は粘土状のパテ液体パテ粉末を使って盛っていきます。形を整える場合は再びカッターで削ったりヤスリで磨いていきます。
粘土状パテは主材と硬化材の二つを練って混ぜるのですが、これが思ったよりすぐ固まる。なので、少しずつ作って足りなかったら追加するのが良いと思います。
本来であれば粘土状のパテはグレーが最適なのですが、後々上半身の筋肉を盛ったので、結果オーライということで。
ヤスリに関しては#160〜#10000の番手が各3枚ずつ入ったものを買ったのですが、ヘコミを削る機会がかなりあったため、後ほど低い番手のもののみ買い足しました。

難しいよおおおおおお(パーツ同士がくっつかないように黄色いマステを巻いてます)

薄い/尖った部分に関しては磨き/削りの時に少し力を入れただけで折れてしまうため、3歩進んで2歩下がる…を繰り返しました。
特に髪の毛! 細い部分が多いのでボキボキ折っては自分の不器用さに凹んでました…。
忙しかったり体調を崩して作業が思うように進まない時期もあったりで、最終的に形成完了まで2ヶ月と10日ほどかかっています。
塗装直前の形は大体こんな感じ。このあと再度ヤスリをかけて、極力傷や凹みがない状態で塗装に移れるようにしています。

腰の高さや11cmの身長差を出せるように頑張りました

次回はいよいよ塗装です!!

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