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安田記念 最終見解

先週のダービーは ◎イクイノックスであと一歩のところでしたが単勝を逃してしまい、3連複のみの的中。
トリガミとなってしまいました。
今週は東京5週連続G1の最終週ということでいい締めくくりを迎えたいと思います。


【印】
◎ 15   セリフォス
○ 7     イルーシヴパンサー
▲ 8     ファインルージュ
▲ 9     シュネルマイスター
△ 4.13.14.17


【見解】
◎ 15 セリフォス
前走のNHKマイルでも本命にしていたが、前走はうちに閉じ込められて直線では最内を通る競馬での4着
前3頭はいずれも外に出しており、通ったところの差がかなり大きいと思っている。
そして今回外枠を引いたことで動きやすい位置で競馬ができると思っている。さらには54キロの斤量で、前走57キロを経験したことでこのマイナス3キロはかなり大きいと思っている。
その上、古馬の牡馬は58キロで4キロ差。牝馬でも56キロと牝馬よりも2キロ軽い斤量差。これは間違いなくかなり有利といえる。
この馬は元々NHKマイルから安田記念というローテで動いており、前走の休み明けが100%の作りであったかと言われればそうではないと思っている。
その証拠にNHKマイルで勝って安田記念というローテではなく、4着に敗れたが安田記念というローテできている。ここで叩いた上積みがあるようなら勝ち負けできる1頭だと思っている。


○ 8   イルーシヴパンサー
前走の東京新聞杯が驚くほどのパフォーマンス、差し決着の競馬だったとはいえ、上がりが33.1秒。そして、このレースの上がり2位が33.9秒ということを考えるとこの馬の末脚がどれだけ抜けていたかがわかる。
そして、この時スムーズではなかったとはいえ2着のファインルージュはその後のヴィクトリアマイルでもしっかりと結果を残している。その点を考えても今夏おこの馬は評価しなければならないし、皐月賞後はしっかりと東京のマイルに照準を合わせてゆとりのあるローテで使われている。ハーツクライ産駒が覚醒したら止まらないのでここは必ず買っておくべき一頭。


▲ 8   ファインルージュ
前走、全然走と苦しい競馬になっている中で2着続きとしっかり結果を残せている。
前走のヴィクトリアマイルでは、前にいた馬が外に寄れてきたことで、この馬が躓き、追い出したいところで追い出せなくなってしまい、ソダシに差を開けられてしまったが、そこからの脚がかなりのものであり、今回人気するソングラインを簡単に捉えている。
鞍上のルメール騎手もあの躓きがありながら2着に持ってくるんだから相当すごいと言っていた通りだと思う。
2走前の東京新聞杯もなかなか前が開かずそれでも開いてからの末脚は魅力的なものがあり、今回もおそらく中断くらいからしっかりと脚を使ってくることができると考えている。それでも、爪の不安などもあり中2週というローテはどうなんだというところもあり、単穴。


▲ 9   シュネルマイスター
この馬に関してはそこまで言うことはない。
去年のNHKマイルの勝ち馬でその後安田記念3着。
毎日王冠を上がり33.0で勝ち、マイルCSでは、馬場の悪いうちを通ってグランアレグリアに次ぐ上がり2位の脚で2着。ドバイこそ陣営が調整ミスと発言しており敗れたものの、国内マイル路線では主役となる馬である。
ただ今回もあまり強い負荷はかけられないと話していた通りで馬体重も絞り切れていないとのこと。
それは水曜の最終追いの後に時計を出していると言う点からもうかがえる。
地力は間違いなくNo.1だが、状態面がどうなのか。
ただ、5倍ほどのオッズなら妙味はある。この単勝でも面白い。
普通にやれば5回に1回は間違いなく勝ちます。


△ 4   ダノンザキット
しっかりとした末脚は使える馬であり、前走の中山記念は7着に敗れたものの、大外の枠でスタート出遅れ、57.5の通過タイムでパンサラッサが逃げ切れてしまう展開の中、馬が全く走る気を起こしてくれなかったとの河田騎手のコメントがあり、度外視でいいと考えている。東京は富士Sこそ、骨折休養明けの+22キロで出走して4着に敗れているが、この時も大外枠であり、今回は内目の枠を確保でき、人気しないのであれば狙ってみても面白い。


△ 13   ソングライン
待望の外目の枠を確保でき、かなり動きやすい競馬になると思う。前走は躓く不利もあり、内枠でなかなか動き出せず、池添騎手も騎乗ミスと言っていた中での5着は素直に評価できる。それでも、前走が完璧な仕上げと言っていたこともあり、ここでどれだけ状態の維持、あるいは上積みが見込めるかと言ったらほとんどないと思う。
それでもいい枠で自分の競馬ができれば十分上位に食い込むことができると考えている。


△ 14   ソウルラッシュ
正直言って東京がどうなのかや、良馬場での高速決着がどうなのかなど、疑問点は多いのであまり評価はしたくないが、前走のマイラーズカップを見ると、印を打たないわけにもいかない。4角1.2.3番手の馬が2.3.4着を占めているので、13番手のこの馬が快勝したことは評価しないわけにもいかない。
もともと、好位から中断につけることはできる馬なので、前走でバリエーションも増え、面白い一頭ではある。


△ 17   サリオス (推し馬)
復活を期待する一頭。レーン騎手が香港の後、なぜ勝てないのかわからない馬と評価しているくらいの馬で、前走は合わないスプリントで着順こそ15着ではあるが、タイム差は0.6秒。堀調教師もとにかく良馬場でやりたいと言っているように前走から何もかもが+に働くと思っている。枠も外枠だったが、今の東京の馬場を考えればそこまでマイナスにはならない。クラシック時の鞍上に戻り輝きを取り戻して欲しい。


【買い目】
単複 15   セリフォス
単複 8     イルーシヴパンサー
3連複 フォーメーション
15 - 7.8.9 - 4.7.8.9.13.14.17        計15点

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