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過去から未来への継承

皆さんこんにちは。

2月22日(水)~2月26日(日)の5日間にわたり、横浜アリーナにて『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』が行われた。
今回のライブで、乃木坂46を初期から支えてきた1・2期生と一緒に行うライブがラストとなる。
そして、乃木坂46としては、声出し解禁一発目のライブが、この11thバスラとなった。

今回は、前後編に分けて、セットリストの中から抜粋してライブのことを紹介できればと思う。

DAY1 「11年の思いを胸に」全体ライブ

初日となった2月22日。
この日で、1stシングル『ぐるぐるカーテン』の発売からちょうど11周年を迎えた。

この日は、出張先からの移動ついでで会場に行くことに。しかし、約1~2分の差で予約していたバスを逃し、出鼻をくじかれる。

その後、最寄り駅に戻り、特急で移動。
ちなみにこの日の昼食は、今年に入って初訪問のSPERANZAさん(いつもお世話になっております)。

滞在先のホテルにチェックインしたのち、連番相手と合流し、会場に向かう。

開演5分前になり、ギリギリで会場に入る。
立ち見だったが、中の人の前のエリアは女性・親子席のため一抹の不安を覚えた。

影ナレが始まる。この日は、3期生の久保史緒里と向井葉月、4期生の矢久保美緒が務めた。
葉月が自己紹介をした後、ファンから久々に声での反応が返ってきた。そして、メンバーが注意事項を読み上げた後の「はーい!」という返事。これぞライブ前の醍醐味である。

会場が暗転し、全体が沸き上がる。
Overtureが流れると思いきや『乃木坂の詩』でスタートし、花道の通路からメンバーが登場する。
披露後、メインステージにて、秋元真夏からの開幕宣言がなされた。そして、Overtureで会場のボルテージが一気に上がった。

この日は、デビューから11年間でリリースした全255曲の中から、ファン投票によりランキング化する「ファンが選んだ聴きたい曲TOP20」を軸に進められた。

19位にランクインした『思い出ファースト』。
正直、全体ライブで披露されるとは思っておらず、イントロが流れた瞬間に鳥肌が立ち、泣きそうになってしまった。

18位にランクインした『日常』。
昨年卒業した北野日奈子がオリジナルセンターを務めていたが、この日は3月28日に卒業を控えている鈴木絢音がセンターを務めた。

14位にランクインした『逃げ水』は、与田祐希と、オリジナルセンターを務めた大園桃子の「かたわれ」である岩本蓮加がセンターを務めた。そして、サビ前の月の光でのコールも復活。まさかここで泣くとは思わなかった・・・

12位には、3期生のユニット「いもうと坂」の『言霊砲』がランクイン。ちなみにAメロは与田祐希が、サビは山下美月が大園桃子のパートをカバーした。

そして、11位には、乃木坂46の結成10周年を記念して制作された『他人のそら似』がランクイン。
立ち見エリアは、すぐ後ろが壁となっているため踊り放題。

ランキングゾーンはいったん休みとなり、ここからは2022年を楽曲で振り返る。

『Actually…』の披露前、センターの中西アルノはこの1年間の思いを話した。
昨年の全ツからこの曲の披露を見ているが、公演を重ねるごとに、ラスサビ前の雄叫びは素敵さを増し、生で聞くことに価値があるものだと思わされた。

その後の『届かなくたって・・・』は、中の人が初めて乃木坂のライブに参戦した29thアンダラでのリード曲。あの時、ぴあアリーナで見た光景と、その日見た光景が交錯し、得も言われぬ感情になった。

昨年行われた10th YEAR BIRTHDAY LIVEのオープニングで披露された『ぐるぐるカーテン』が披露され、1年前の記憶がよみがえる。

その後披露された『好きというのはロックだぜ!』で、会場は昨年の全ツを思い出す。しかも、声を出せる状態でタオルを回すのは、今後野外でこの曲を披露する際に楽しみになってきた。

初披露となった『銭湯ラプソディー』。実は、某友人からこの曲の披露が予言されていた。中の人の近くには金川紗耶の姿が。そして、少し視線を移すと、そこには与田祐希が。しかし、立ち位置がずれていた様子で少し移動していた。そこが与田ちゃんらしくてかわいいと思ってしまった←

齋藤飛鳥がグループを卒業してから初披露となった『ここにはないもの』は、番組で「あすかの子」と名付けられた遠藤さくらがセンターを務めた。
披露前には、飛鳥ちゃんの卒業時の思いやこれからの決意を涙ながらに語った。
さくちゃんセンターでのこの披露は、この曲の世界観にマッチしており、とても良かった(語彙力)

再びランキングゾーンに。

8位には、2001年度生まれのメンバーによる楽曲『価値あるもの』が披露された。しかし、運の悪いことにこの曲の披露時にはオリジナルメンバーが揃ったことがない。次回の披露時こそ、8人全員揃った状態でのパフォーマンスが見たい。

5位にランクインした『I see…』。
最初はアコースティックバージョンで披露され、一味違った姿となったが、賀喜遥香の煽りによりイントロが流れだす。会場のボルテージは最高潮となり、中の人はすかさずサブリミナルやんさんを発動させる(知らない方はイマリアルをお聞きいただければわかります)。

そして、全255曲の中で最も聞きたい曲に選ばれたのは『きっかけ』だった。乃木坂46の歴史の中で、節目と呼ばれるタイミングで披露されるこの曲。この日のラスサビ前のパートは林瑠奈と久保史緒里が務め、圧倒的な歌唱力で観客を感動させた。アンコールに入り、山下美月センターでの『ガールズルール』が披露される。イントロの煽りで会場のボルテージをぶち上げ、3連美月コールを発動させる。

続いて披露された『ダンケシェーン』で、会場のファンの喉に追い討ちをかける。
そして、アウトロ後の「やっぱ乃木坂だな!」のコール&レスポンスも復活し、乃木坂46の「ライブ」が戻ってきたような感じがした。

その後のMCで、3代目のキャプテンを梅澤美波が務めることが発表。涙ながらに、キャプテン就任についての覚悟と決意を話した。そのスピーチに、中の人も涙を流した。

そして、この日のラストは『君の名は希望』。
1・2期生が卒業し、3期生がグループの先頭に立つ中でのこの選挙区は、1・2期生から後輩メンバーへのメッセージだと捉えることができる。

『君の名は希望』の空気感で会場が一体になったところで終了。
中の人自身、乃木坂のライブで声を出したのはもちろん初めてだったが、このセットリストはもちろん満足。披露してほしかった楽曲もあるが、ランキング形式での発表は大いに盛り上がった。

その後の感想戦では、入った店に偶然知り合いがおり、その流れで合流。ちなみにその知り合いと飲んでいた方がなおもちであり、そこで意気投合した。

感想戦


DAY2 「成長した姿を見せつけた」5期生ライブ

ナオチャンカワイイネェ

この日からは配信勢に移行。

横アリに向かう前、前日に円盤化された10thバスラのパネル展を見るために渋谷へ。

シャブチャー!
この景色には感動した

開演前、「新・乃木坂スター誕生」にて結成されたユニット「千葉團」メンバー(小川彩、奥田いろは、菅原咲月、冨里奈央、中西アルノ)推しの集合写真に参加。

ありがとうございました

5期生最初の楽曲『絶望の一秒前』でスタートした5期生ライブ。

奥田いろはセンターで披露された『君に𠮟られた』。いろはちゃんの天真爛漫な感じとこの曲の明るい感じが合い、序盤からボルテージが上がる。

そして、4曲目には、5期生単独で『Actually…』が披露された。5期生単独でも、しっかりとしたパフォーマンスを披露した。

ここからは、乃木坂46の10年間を振り返るゾーンに。

咲月ちゃんが披露した『孤独兄弟』。5期生で屈指の歌唱力を誇る菅原咲月が歌っている最中、バックステージに移動する。
会場が暗転し、数秒経ってから明るくなると、そこにはレザージャケットを着た井上和の姿が。「なぎさつ」での披露に、ひなちまの卒セレを思い出した中の人は思わず涙を流した。

その後の『太陽ノック』は冨里奈央がセンターを務めた。なおなおがこんなにも煽り適正が高いとは。推しメン恐るべし・・・

小川彩・奥田いろは・中西アルノで披露された『Another ghost』。普段はかわいくて見るだけで溶けそうなあーやちゃんのかっこいいパフォーマンス。5期生の中でもダンスの評価が高いだけあって、この曲のみならずかっこいい路線の曲の披露が楽しみになってきた。

そして、奥田いろはセンターで披露された『日常』。
オリジナルセンターの北野日奈子の意思を受け継ぎ、パフォーマンスにも一段とキレが出ているように感じられた。

その後、乃木坂加入直前までバレエをやっていた岡本姫奈がソロダンスを披露。バレエ経験者ならではの身体の柔らかさと表現に圧倒されたのもつかの間、『Sing Out!』の披露に移った。
間奏でのソロダンス。あの身体のしなやかさとパフォーマンスは、今でも脳裏に焼き付いている。

ここからは「新・乃木坂スター誕生!」とコラボしたコーナーに。

奥田いろはが披露した『点描の唄』。
中の人的に、いろはちゃんは5期生の中で一番ポテンシャルが高いと思っているが、サビの高音のノビが非常にキレイだった。

中西アルノが披露した『First Love』。
中の人は、昨年12月に行われた「新・乃木坂スター誕生LIVE」を観に行ったが、その際にアルノちゃんの歌声に感動している。
そこから2か月。あの時生で聞いた歌声と重なり、素晴らしく感じた。

井上和が披露した『Story』。中の人が参戦した公演での披露はなかったが、完成度の高い歌声に、思わず配信会場からはどよめきが起こった。

5期生の自己紹介ゾーン。
冨里奈央のポーズで溶ける中の人と隣のなおもち。
川﨑桜の必殺技「さく炭酸、しゅわしゅわしゅわ~」が披露された途端、配信会場から起こるハワイランドセルさんへの感謝の声(本当にありがとうございます)。そこから本編のラストスパート。

『17分間』でコールとともに会場のボルテージを上げた後、冨里奈央センターで『自惚れビーチ』を披露。『太陽ノック』同様、ライブの鉄板曲で煽る推しメンの姿を見て、煽り適正の高さと今後のさらなる成長が楽しみになった。

そして、本編ラストは『バンドエイド剝がすような別れ方』で終了。夏の全ツでもこの曲の披露があったが、コールがあるとまた更に楽しむことができると実感した。

アンコールのラストは、32ndシングルに収録される5期生楽曲『心にもないこと』が披露された。この曲のセンターは池田瑛紗。曲調は、櫻坂46とイコラブ・ノイミーを足して2で割ったようなもの。今までの乃木坂には無かった感じの曲だった。

5期生のお見立て会から丸1年。
先輩メンバーの姿を見て、これからもっと成長するに違いない。
乃木坂46には明るい未来しか見えないことを実感した。

DAY3「16人の絆で」4期生ライブ

テンションが上がらん訳が無い

この日の午前中に、有楽町のマルイで開催されていた「オールナイトニッポンミュージアム」を訪問。こんなにもテンションが上がるイベントはなかった。

スキスキ〜

この日は、遠藤さくらがオリジナルセンターを務める『夜明けまで強がらなくてもいい』で幕を開けた。

最初のMCゾーン。
早川聖来は、活動復帰後初めてのライブがこの11thバスラだった。会場のファンからの「おかえり」という声に、思わず涙してしまう。活動に復帰してくれた感謝と、パフォーマンスを披露できるまでに回復した喜びとで、中の人も当然の如く涙してしまった。

柴田柚菜センターの『アナスターシャ』。
2期生の大切な楽曲を4期生で歌う姿に心が動かされた。

その後披露された『思い出ファースト』は、乃木坂46のファン時代から大園桃子を応援していた筒井あやめがセンターを務めた。
まさかここで披露されるとは思っておらず、しかもセンターがあやめんだったため、より一層感動が強くなった。

早川聖来センターで披露された『ここにいる理由』。昨年の10thバスラでは、OGの伊藤万理華が出演するサプライズ演出があった曲。
活動休止を経験した聖来ちゃんがセンターで披露すること、そしてラスサビ前にセンターのメンバーの名前をコールするところでのコールに感動した。

遠藤さくらから4期生全員に向けたメッセージ紹介。8月末の全ツ神宮公園で負傷して以来療養中の掛橋沙耶香に向けたメッセージで涙が溢れる。

その後披露された『図書室の君へ』の冒頭、掛橋のポエトリーリーディングがそのまま流される。そして、センターを埋めず、あえてそのポジションを空けておくという神采配。ああ、涙腺が緩む緩む・・・

早川聖来がオリジナルセンターを務める『Out of The Blue』。有観客初披露となったが、サビのネコパンチダンスから何からもう全てがかわいいという言葉でしか表せられなかった。

そして、声出し解禁になったら絶対に楽しいであろう『ジャンピングジョーカーフラッシュ』。配信にて現地の様子を伺う限り、盛り上がりが半端ではないことは想像に難くない。

本編ラストには、ライブ鉄板曲となった『I see…』。配信会場は、ほぼ全員がサブリミナルやんさんを発動。そして、配信会場の半分以上が踊る展開に。もっと広いスペースであれば、もっと大きく踊っていたと思われる。

アンコール一発目は、4期生によるユニット楽曲『アトノマツリ』でスタート。その曲にのせて、会場に届いている祝花の一部を紹介。

そして『サイコキネシスの可能性』では、以前2期生がやっていた間奏のダンスを期待してしまう自分がいて少し悔しくなった←

アンコールの最後は『おいでシャンプー』。間奏のコールがどうなるかわからなかったが、配信を見ている印象だと「ナカダカナシカ」と「ヤクボミオシカ」が約半分ずつの割合だったように感じられた。

デビューして5年。乃木坂46の中心を担う存在になりつつある今、4期生16人の絆と強い思いが、この公演を成功させたに違いない。
今度は、必ずや16人でライブを開催し、成功させるだろう。

終了後、飲みも兼ねてカラオケへ。
怒涛のかっきーセンター曲3連発に始まり、途中である人を思いながら歌う友人の姿。それを聞いて溶ける友人や、カラオケでのうりゃ隊の強さ。謎の茂木栄五郎コールなど、その場はカオスになったものの、史上最高に楽しかったことは言うまでもない。中の人的にはゴーファイランサムコールからのランサム応援歌をやりたかったが

乃木オタリスナーによるカラオケ大会は、大盛況のうちに幕を閉じた。


後編へ続く・・・








ヨダチャンカワイカッタナァ


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