ひなちまってる
※長編となる旨ご承知おきください
皆さんこんにちは。
10/31を以て、1期生の樋口日奈さんが乃木坂46を卒業した。
乃木坂46の1期生として、グループを初期から支えてきたメンバーが、また1人巣立った。
ひなちま
ひなちまは、これまで参加した30枚のシングルのうち選抜回数は8回。なかなか報われない時期もあったが、それでも努力を重ね、選抜メンバーの代打として十分な結果を残した。結果、今では選抜として欠かすことの出来ない存在感を身につけた。
また、苦しい時期を経験しているからこそ、後輩たちの気持ちを十分に理解し、優しく寄り添っている。そして、後輩メンバーに沢山声をかけ、励ましていることから、後輩たちからの信頼も厚い。
特に、3期生の阪口珠美は、オーディション時代からひなちまに憧れており、加入してからもひなちまを慕っていた。
ひなちまも、たまちゃんの姿を自信に重ねており、お互いがお互いを高め合う姿はファン誰もが知る関係となっている。
また、ひなちまは演技力も高く、特にドラマ『教場』で警察学校の生徒の1人を演じた際には、それまでトレードマークだったロングヘアーをバッサリと切り落とし、ドラマが終わった後もそのショートヘアを維持している。このドラマが大きなターニングポイントになっており、当時卒業を考えていたものの、このドラマに出演することで思いとどまった。その決断が多くのメンバーやスタッフ、そしてファンを救い、ここまでになったと思う。
中の人は、らじらーの代打パーソナリティ就任の際に溢れ出た彼女感で気になり、リスナー界隈の影響で、卒業1ヶ月前に写真集「恋人のように」を購入。そのままひなちまにハマっていった。
悔やんでいること、それは、なぜもっと早くからちまを推していなかったかに尽きる。最近気になっていたメンバーとはいえ、もっと早くから応援できたはずだと後悔がある。しかし、乃木坂のちまを応援出来たことに変わりは無い。今思えば、ひなちまを推すきっかけとなった界隈の皆さんには感謝してもしきれない。
樋口日奈卒業セレモニー
2022年10月31日。
東京国際フォーラムにて、樋口日奈卒業セレモニーが行われた。定員約5000人の会場は、一瞬にしてチケットが完売となった。特に一般販売については、発売開始から約10秒で完売という事態となった。
当然の如く弾かれた中の人は、界隈で集まって配信を見ることに。中の人にとって、実質的な初めての推しの卒業に、開演数日前からどうなってしまうのかと考えていた。
オープニングナンバーとして披露した『My rule』は、ひなちまがセンターを務めた曲であり、ひなちまの代名詞ともいえる曲である。その曲を全員で披露した。オープニングナンバーでありながらも、中の人は既に泣いていた。
『左胸の勇気』は、ひなちまが元気をもらっていたという楽曲。1stシングル『ぐるぐるカーテン』の選抜入りを果たせなかったひなちまだが「がむしゃらが道を切り開くんだ」という歌詞に励まされたという。
1・2期生で披露した『やさしさとは』。一人ひとりがソロで歌唱した。落ちサビ前の部分の高音が好きすぎて、聞いただけで昇天しそうになった。
ひなちまを語るうえで欠かせない楽曲が『シークレットグラフィティー』。Aメロの「ちまちまひなちまフーフー」のコールは昔からやられていたが、実際にやるのは初めてだった。現地では出来ないコールを実際にできるのが配信の利点である。
曲の移り変わりのタイミングで与田ちゃんの声がしたと思えば『思い出ファースト』が流れてきた。これには中の人の涙腺が決壊し、披露中は号泣していた。ライブでこの曲のイントロが流れる度に号泣してしまう体になってしまっており、全ツ千秋楽で流れた時にも号泣していた。
その後に披露された『インフルエンサー』は、ひなちま2度目の選抜楽曲。同じく苦楽を共にした2期生・鈴木絢音とダブルセンターを務めた。絢音ちゃんはインフルエンサーで代打を務めた回数が多く、全ポジションを覚えたほど代打を務めた。そんな絢音ちゃんがひなちまとダブルセンターを務める日が来るとは感慨深くなった。
『シンクロニシティ』は、ひなちまが『インフルエンサー』以来の選抜入りを果たした楽曲。落ちサビのソロダンスは、まさに圧巻そのものだった。
「たまちゃんと一緒に披露したい楽曲」としてひなちまが上げた曲が、たまちゃんセンターの『口ほどにもないKISS』。ひなちまとたまちゃんがお互いを思い合い、最後に一緒に披露した。センターポジションにいるたまちゃんとすぐ横にいるひなちまの姿が映し出されると、二人への思いで胸がいっぱいになった。
その後、MCにてひなちまの隣にいつもいた和田まあやの話があった。8thシングル『気づいたら片想い』で共に初選抜を経験し、今回同じタイミングで卒業を発表した「相棒」であり「親友」でもあるまあやの話が出た途端、まさかとは思っていた。しかし、30thアンダーライブでラストパフォーマンスを終えた和田まあやが登場し、またしても涙を流した。
そして、まあやが持参したライダースジャケットを来て『孤独兄弟』を披露。曲中には、まあやがちまのことを思うエピソードが。お互いがお互いを思うエピソードに、思わず涙の量が増えた。
スピーチの中で、乃木坂の活動を通して、たくさんの人の人生にかかわれたこと、たくさんの人がひなちま自身の人生にかかわってもらったことがものすごく幸せ、これからも少しでも多くの人に元気や笑顔を与えられるようなきっかけの一部になれるよう強く生きたいという発言があったが、実際ひなちまに支えられたファンは多い。特に、受験や実習の時期に支えられたという人も多く、それだけひなちまが力を与え、ファンの心の支えになっていた。
ひなちまのスピーチの後、本編ラストに選んだのは『きっかけ』。卒業セレモニーで披露されることが多いこの曲だが、落ちサビ前の1・2期生歌唱からのひなちまソロの部分が本当に素敵で、この歌声をずっと聞いていたいと思った。
アンコールに入り、紫にオレンジの花をされたドレスを身にまとって登場(尾内貴美香さんいつもありがとうございます)。その瞬間が一番綺麗で、まさに「卒業する瞬間が一番綺麗」という言葉をこんなにも実感した。しかし、それと同時にひなちまが乃木坂46を卒業するということを痛感させられた。
ひなちまがソロで『誰よりそばにいたい』を披露。ドレスを身にまとったひなちまが歌う姿は何とも美しく、また、この曲の曲調も相まって、卒業を実感した。
次に披露した『ロマンスのスタート』では、メンバー一人一人がひなちまの似顔絵を描いたみかんを持って登場。ひなちまがステージ全体を移動し、メンバー一人一人との時間を過ごしたが、そこには、活動を一部休止しているレイちゃんの姿があった。そして、上手側の端にいたおかひなちゃんは思わず号泣してしまっていた。その姿にまたしても涙を流した。
最初から最後まで涙が止まらなかったこのセレモニー。ここまで涙を流したセレモニーは過去なかったと思われる。
その後二次会に移動し、1杯目を飲んだタイミングで急に寂しさが込み上げ、卒業を実感。「ちまロス」に襲われた。
セットリスト
影ナレ:秋元真夏・梅澤美波
00.Overture
01.My rule
MC
02.左胸の勇気
03.狼に口笛を(+5期生)
MC(+5期生)
04.やさしさとは(1,2期生)
MC(1,2期生)
05.気づいたら片想い(+4期生)
MC
06.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた(+30thアンダー)
MC(30thアンダー)
07.シークレットグラフィティー(+30thアンダー)
08.思い出ファースト(+3期生)
MC(+3期生)
09.インフルエンサー(C:樋口・鈴木)
10.シンクロニシティ
11.口ほどにもないKISS(+30thアンダー)
MC
12.孤独兄弟(樋口・和田)
MC(樋口日奈から挨拶)
13.きっかけ
EN1.誰よりそばにいたい
EN2.ロマンスのスタート
MC
EN3.乃木坂の詩
まとめ
誰の卒業を見届けても思っていたことだが、今回ほどサヨナラに強くなれないと思ったことは無かった。それは、常にメンバーを気にかけ、分け隔てなく接し、温かい言葉を掛けていたからであると思った。
また、中の人にとっては、聖来ちゃんの代打でらじらーパーソナリティーを務めてくれたことが非常に大きい。それをひとつのきっかけとして、ひなちまを応援することができた。乃木坂46のひなちまを応援できたことが、今の中の人にとって非常に大きな財産となっている。
「心にぽっかりと穴が空いた」という表現が相応しいほど、こんなに寂しい卒業は今までになかった。
しかし、その寂しさを共有できたこと、界隈の皆さんとひなちまの門出に立ち会えたことが凄くいい思い出になった。
樋口日奈さん、卒業おめでとうございます。
そして、11年間の活動、本当にお疲れ様でした。
これから先、ひなちまが幸せに過ごせるよう、これからも応援しています!
改めて言わせてください。
大好きです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?