【ネタバレ注意】【音楽談議】2021/11/17 B'z presents LIVE FRIENDS①

おはようございます!MSGEXのGAKUです!

M3-2021秋の前日に開設後、怒涛の新譜解説4連発を最後に沈黙に入ったnoteですが、今後続けて旧譜のアルバム解説を書いていくだけではたして良いのだろうか?と疑問を感じ、検討を重ねた結果、Twitterの延長版として、MSGEXの活動に限ることなく音楽関連の話題をあれこれ書き連ねていった方が単純に読み物として読んでもらうのも書く側としても楽しいかなと思ったので、特にルールは決めず書きたいと思ったことを随時書き連ねていく感じでいこうと思います!


ちなみにMSGEXの音楽性にもB'zの影響は色濃く出ています。なにせギターのバッキングやリフ、ギターソロのフレーズも大半は私がデモ時点で一人で作った上でギタリストさんに渡して調整を行うため、どうしても松本さんに寄っちゃうことがありますし、曲によってはあえて寄せてるものもあったりしますw

なお、MSGEXのCDの中で数曲、僕がかつて池袋某楽器店で松本さんのギターリペア等も経験されたことのある店員さんより入手させて頂いた、我が家の家宝である

GIBSON TAK MATSUMOTO LES PAUL CANARY YELLOW REGULAR MODEL

をギタリストさんに弾いてもらって収録した曲があります。
(ヒントはMSGEXの作品の中でも1,2を争うHeavyな曲と、Metal組曲三部作のうち第三楽章がイントロからしてB'z「〇〇い〇」の影響を多大に受けてる曲です。ギターに詳しい方、B'zに詳しい方なら聴き分けられるかも!)

MSGEXのCDをお持ちいただいている方には、そのような観点でも改めてCDを聴いていただけると「なるほどね~♫」と感じる曲やギターフレーズがどのアルバムにも間違いなくありますので、ぜひ探してみてください!


という訳で、余談はこの程度にしておいて、今回は2021/11/17(水)、有明・東京ガーデンシアターで行われた「B'z presents LIVE FRIENDS」について書いてみようと思います!

なお、B'zについて無制限に書き始めるとまず間違いなく止まらなくなるので、今回はあくまで「FRIENDS」に限定して書きます。それでも長くなるかと思いますが💦(実際、長くなりました💦)

------------以下、ネタバレ注意!!!------------









B'z presents LIVE FRIENDS
 日程:2021/11/17(水)
 会場:東京ガーデンシアター
 (東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場駅」下車 徒歩7分)
 開場:16:00 開演:17:30

僕がB'zのライブを始めて観たのは、1993年6月の東京・代々木第一体育館。ちょうどB'z LIVE-GYM’93 "RUN"の終盤戦でした。

ツアー開始直後に発売された音楽誌を見たところ、"RUN"ツアーの当初のセットリストには

「恋じゃなくなる日」
「どうしても君を失いたくない」

が確か日替わりメニューで入っていました。当時アルバム「FRIENDS」の中でも特に「どうしても君を失いたくない」が好きだった僕は、自分が行く日のライブで演奏されることを信じて疑わず、その日が来るのを心待ちにしていました!

・・・が、ライブ当日のセットリストに「どうしても君を失いたくない」は入っていませんでした。恐らくツアー終盤ということもあったのでしょう、シングルとしてもヒットした「ALONE」と入れ替わっていたのです。。。


かくして、1993年に「どうしても君を失いたくない」をライブで聴けなかったという心残りが解消されるまでに、それから28年もの長い年月が必要になるとは、全く予想だにしていませんでした。。。

ただしその一方で、昨年の無観客配信ライブ「5ERAS Day1」で「どうしても君を失いたくない」が取り上げられるまで、もはや「FRIENDS」の楽曲を生で聴く機会はこのまま訪れることもないだろう、と思っていたのも本音です。

この機会があったこと、そしてコロナ禍で皆が大声を出したり騒いだりするライブの開催が限りなく難しい状況であったことから、例えば

「バラード限定ライブ」
「Love & B'z 全曲披露ライブ」
「FRIENDS限定ライブ」

などが開催される可能性がワンチャンあるんじゃないかなと、密かに思っていました。

しかしながら、先に「B'z UNITE#001」としてMr.ChildrenやGLAYとの対バンイベントの開催が決定、発表されたため、その線はなくなっちゃったかなぁ、と思っていたところに

「FRIENDSⅢ発売決定」
「B'z presents LIVE FRIENDS開催決定」

の発表は本当に驚き過ぎて武者震いしましたw そして、

・本公演は政府の「ワクチン・検査パッケージに関する技術実証」に選定され、会場規定キャパシティ100%での動員にて実施される。
・入場時には写真入り身分証明書、およびコロナワクチン接種証明書(もしくはPCR検査結果等証明書)の提示が全員必須となる。

というところに、松本さんと稲葉さんが本気で音楽・エンタメ業界の復興および今後の在り方に向けて、B'zとしてやれることやるべきことをやろうという決意を感じ、胸が熱くなりました!!


予めライブの日程がどちらになっても早退できるよう綿密に勤務計画を立て、調整した上で臨んだ「B'z Party抽選」でしたが、結果は両日共に落選。

ただ、予め12/24(金)クリスマスイブの配信が事前にアナウンスされてたので、まだショックは軽かったですね。当日は家族が寝静まってから、ワインにチーズでもちびちびやりながら落ち着いてアーカイブ配信を夜通し堪能しようと思ってました(今も思ってますw)。

ただ、ダメ元とはいえFCマッチングに応募しない手はない!と思い、当選確率を上げるためにせめて「SS席」ではなく「S席」を選択して申し込み、結果発表日時をスマホのスケジュールに入れ、発表のタイミングで速攻確認しました。

11/16(火)
申し込み状況
落選

そりゃそうだよね。。。じゃあ次はと。

11/17(水)
申し込み状況
当選(入金済み)

だよね・・・入金済、えええっ!?当選ーっ!!!!?

・・・そこから職場だったり家庭だったり関係各所との調整に追われましたw


ライブ当日に向け、Apple Musicで「FRIENDS」「FRIENDSⅡ」を統一した楽曲リストを作り、連日聴いていました。さすがに「FRIENDS」の曲は全曲歌詞も含めて覚えていましたが、「FRIENDSⅡ」の曲は「SNOW」「傷心」以外の記憶が怪しく、やはり当時明らかに「LOOSE」の方が聴く機会が多く、聴き込みが不足していた影響が出てるなぁと思いました。

ただ、同時に「FRIENDSⅡ」の曲がリリースされた1996年当時よりも、自分にとって遥かに素敵な楽曲に聴こえたのは一つの発見でした。そして今回の「LIVE FRIENDS」において「FRIENDSⅡ」の楽曲たちが、ライブ全体の演奏や音楽性の幅を広げ、ある意味「中核」といっても過言ではない程重要な役割を担うことになったと、少なくとも僕はライブを観た側として強く感じたのです。

ライブ当日。正直前日の夜はあまり眠れず、次の日に楽しいことが控えている子供のような気分でしたw ちと眠かったけど朝からテンションは上がってました♫

在宅勤務だったものの飛び込みの仕事に追われて30分遅れで15時過ぎに自宅を出て会場に向かうも、まさかの安全確認でりんかい線が遅延。最終的には20分近く乗り換えの大井町駅で待たされることとなり、ホームの空気はかなり淀んでおり、中には感情的になりイライラを噴出させている方もチラホラ。。。

正直、自分も早く行って余裕をもってグッズを見たりしたいとは思ってましたが、せっかく楽しみにしていたライブを観る前に自分の中をマイナスの感情で満たしてしまっても何も良いことないしもったいないので、最悪ライブの開演前までに現地に着ければそれで十分だ!くらいの気持ちに切り替えて、ホームで電車を待ちながらTwitterでB'zとはま~ったく関係のない話題を見たりツイートしたりして遊んでましたw

ただ、16時頃にようやく来た電車がその後遅れることはなく、駅を出てからも多くの誘導員の方々のおかげでスムーズに移動でき、16時半頃には無事会場付近に到着。たまたま一般マッチングで同じ日に当選してた学生時代の旧友と再会し、会場限定ステッカーシートの受け取りとグッズ購入をササっと済ませて、会場である東京ガーデンシアターに入場しました!

あとで知ったのですが、東京ガーデンシアターはもともと舞台やミュージカルなどに多く使われてる会場のようでして、2階に位置するアリーナから5階バルコニーまで非常に縦に長く、実際僕もステージに向かって松本さん側のほぼアリーナ最後部でしたが、肉眼で普通に見られるくらいで非常に近い距離感でした。例えていうなら「小振りな日本武道館」というイメージでしょうか。

ただ初めての会場ということもあり、時間の余裕もなくフロア間の移動に戸惑い少々焦りも感じ始める中、頭の中に流れてきたのはなぜか

「扉」。

アルバム「ELEVEN」に収録の確かライブで未演奏の曲。

「FRIENDS」がテーマの日に絶対演奏される訳ないじゃんよ!?

って自分に突っ込みを入れつつ、頭の中では松本さんのギターリフと稲葉さんのシャウトするようなボーカルが爆音で延々ループしてましたw

席について落ち着きを取り戻した頃、開園予定の17:30をちょっと過ぎたくらいに「開演に先立ち~」のアナウンスが流れ、アナウンス後に弦楽器隊のサウンドチェックの音が鳴り響いた後、会場は暗転しました。


最初に聴こえてきたのは

「01. いつかのメリークリスマス(Reprise)」

の頭のピアノ三音。続いてピアノ四音目と同時に弦楽器隊の音が重なる。大会場でのライブならではの強烈な音圧-この2年間なかなか経験したくてもできなかった-を全身で感じ、鳥肌が立ち背筋がゾクッとし、そして思わず涙腺が開放されました。

ようやくここに、ここに帰ってくることができた

その安堵感、これから始まるライブで得られるであろう多幸感、そして僕ですらこの2年間、コロナ禍の影響により以前より頂いていた様々な音楽の仕事の話がなくなったり、MSGEXとしても感染リスクを考慮して参加ミュージシャンの方々とのレコーディングの延期、キャンセルが多々相次ぐ状況だったのに、B’zのお二人、松本さんと稲葉さん、サポートメンバー、さらにはコンサート制作に携わる各種スタッフの方々がこの2年間どのような思いで過ごし、そして今日どのような思い出この場を迎えているのだろうかと考えて、感情がぐっちゃぐちゃになって泣けて泣けて仕方なかったです。この時ばかりはステージタオルを買っておかなかったことを後悔しましたw

でもなんとかステージと演奏に集中して気持ちを落ち着けました。

メンバーがステージに揃い、演奏されたのはー。


というところで、今日はここまでとさせて頂きます!
(現在2時半頃で、そろそろ寝ないと明日の仕事もヤバいので💦)

全何篇になるか現状予定してはいませんが、週末中には書き上げたいと思ってますので、お時間のある方、よかったらお付き合いくださいませ♫


最後に、ステージの印象について触れておきます。

ステージは非常に縦長の印象で、真っ赤な緞帳が左右に開いた状態で上部に大きなシャンデリアが煌めく中、ステージにはフロントに松本さん、稲葉さんおよびサポートのバンドメンバーとコーラスの坪倉唯子さん(今回のキーパーソン)。

その後ろに一段高くなってステージ左側から中央にかけてバイオリン、ビオラ、チェロなどの弦楽器隊の方々、ステージ右側にパーカッションおよびサックス、トランペット、トロンボーン、フルートなどの管楽器隊の方々など、総勢20人近くのメンバーが演奏する姿はB'zでは珍しく壮観でした!

管楽器隊を見てちょっと「LIVE-GYM’93 "JAP THE RIPPER"」を思い出すなど、ライブのスペシャル感がより高まる感じがありました!!

なお、以下の写真ではステージ上部にシャンデリアが映っておらず、ステージ中央に巨大なスクリーンが表示されていますが、こちらのスクリーンは「FRIENDSⅢ」の楽曲が演奏されるまでは登場していませんでした。ここについても少々思うところがあるのですが、それはまた続きに書かせて頂きます!


ということで、MSGEXのGAKUでしたー!

#Bz
#LIVEFRIENDS







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