私に刺さった座右の銘
これまでの人生で私の心に刺さった
座右の銘のような言葉を集めてみる。
褒めてやらねば、人は動かじ
大学教授だった母が、このタイトルで昔ブログをやっていた。よっぽど気に入っていたのだろう。
教師・親・上司という立場から、生徒・子供・部下を操るには、まず相手を褒めることが重要と説いている。
Love and peace
父から伝わり、ともに生まれ育った家訓。
私自身の家庭にも勿論伝え繋ぐつもり。
和して同せず
母の恩師の古希祝いに
粗品を準備していた母が刻印した一言。
Peaceを重んじながらも、他人と同化しない、と解釈。
恐らく自らの道を突き進めと言うことだろう。
他はいくら手を抜いても良いが、人との繋がりだけは手を抜くな
アメリカ留学時代に出会った社会人から教えられた言葉。
2年間の留学で出会った人々との繋がりは、帰国と同時にプツリと切ることも可能だが、私は可能な限りメンテナンスに努めている。
人とのつながりを断ち切るのは楽だが、
メンテナンスは大変だ。だからこそ手を抜かない。
いくら勉強ができようとも、おごり高ぶったり、他人を見下すような人間には絶対なるな
母とよく一緒に夜の銭湯に出かけた時、
いつも外の露天風呂で今後の人生のあり方みたいなものを語ってくれた。裸の付き合いってやつ。
そこで、この言葉を事あるごとに私に口うるさく言っていたのを覚えている。
その母の母である祖母も同じことを言う。
勉強ができたのは機会に恵まれただけ。
相手には必ず見習うべきところがある。
誰にも平等に接する大切さを教えてくれた。
ブランド物を身につけるならば、その値段に見合う努力をしてからにしろ
母が当時お年頃だった私に突きつけてきた言葉。
実際、母自身若かりしころに稼いではブランド物を買うという悪循環に落ち入っていたようだが、ある日人間の中身が伴わない場合、それがむしろ恥ずかしいことだと気づいたらしい。
実際、私もブランドものは基本自分で買ったことがない。まだまだ、努力道半ば。
あなたが今目の前に立ちはだかるその大きな壁を超えた時、今度はその大きな壁があなたを守ってくれるでしょう
母の旧友が、母に葬儀が終わったのちにかけてくれた言葉。
数百人規模の葬儀を終え、息を吐く間も無く相続の手続きが始まろうとしていた。
22歳でなんでこんな目に遭っているんだ?と若干自暴自棄気味だった私を救ってくれた一言。
実際4年経った今、その通りになっている。
人生あれ以上に辛い時期はもうないので、
全ての苦労が自分の血となり肉となったのだと感じるひと時。
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