指圧師の人生〜私を成長させてくれた仲間〜

こんにちは☻ 板橋区の訪問マッサージ会社エムズクルーです！

指圧師の人生シリーズ。

今回はスタッフ森田の指圧師人生を
変えてくれた仲間との出会いを
お話していこうと思います。

12年もこの業界で働いていますと、
本当にいろいろな出会いがあります。
一緒に働くスタッフ、上司、お客さん…

特に店舗勤務は一緒にいる時間が長いので、
スタッフや上司と過ごす時間も長い。

ほんとに、一日の大半は一緒に
いるわけですから、受ける影響は絶大。

そんな側面を考えても、
店舗勤務は共に働くスタッフとの関係性はしっかりと築いていかねばなりません。

今回はそんな数ある出会いの中でも、
わたしの人生そのものに多大な影響を
与えてくれた仲間がいます。

それは、最初に勤務した
店舗で共に働いた後輩。

2つ年下の女性で、
わたしが働き出して2年目くらいのときに
できた後輩。
はじめての後輩でした。

時は、東日本大震災直後の
東京都内。
震災の影響により、スタッフが半減。
それまで一番下っ端だったわたしは
なんと突然、お店の二番手に。

これまで手が届かなかった
先輩や上司のお客さんを
引き継ぐことになり、
初めての後輩指導も全面的に
任されました。

もう、何がなんだかわからなかった。
突然降りかかってきたプレッシャー。
ほんとに不安で仕方なく、
でもやるしかないと気を張る毎日。

そんな中に入ってきてくれた彼女は
とにかく明るくて、
一生懸命で、何よりも私のいいところを
すぐに見つけてくれる人でした。

頼りにしてくれて、
なんでも質問してくれた。

そんなオープンマインドに、
ガチガチに気を張っていたわたしも
いつの間にか肩の力が抜けていました。

自分でも信じられないくらいに
早く打ち解けることができました。

指導というのは、片方だけの
熱意ではどうにもならぬもの。
受け取り方でどうにでも変わってしまう。

初めての指導に、手探り状態で
どう伝えたらいいのかと
悩んだりもしていましたが、
彼女の受け取り方は、いつでもとても
プラスで、わたしは初めての指導で
自信をつけるという、素晴らしいギフトをもらったのです。

ここで指導がうまくいかなかったという
体験をしていたら、
わたしは今、同業者へ向けての発信も
していなかったと思いますし、
学生さんの力になりたいという発想すら浮かばなかったと思います。

わたしは、彼女の指導に当たったことで
学んだことが本当にたくさんありました。
そして成長させてもらえたと感謝しています。
指導というのは、自分が持っている
技術や知識、経験などを
どれだけわかりやすく伝えられるかが
鍵となってきます。
難しい言い回しや、自己中心的な
指導では、全く伝わらない。
シンプルにわかりやすく伝えることは、全てをしっかり理解していないとできないことであると、何かで読んだことを思い出します。
本当にその通りで、これは
指導だけに限らず、サービスに従事する全ての人に当てはまるともいえます。

そんな風に思えたのは、
素直に受け取り、吸収し、
驚くほどのスピードで結果を出していく
後輩の指導に当たらせてもらえたことが
大きいです。
彼女はいつも、
先輩の指導あっての結果ですと
伝えてくれていました。
それは今でもわたしを支える自信となってくれています。

そんな初めての指導エピソードですが、
先輩後輩という関係を越えて、
今でも彼女とは心の通じ合う
唯一無二の友人として関係が続いています。

同業者であるからこそわかる悩み、
少し青臭い、これからの夢だとか
こんなことやってみたいよねと
ウキウキ話す時間はかけがえのないもの。
勉強熱心な彼女から教わることも多数。
まだまだ成長できるな！と
いつでもわたしにパワーをくれます。

仕事で出会った人は、仕事だけの関係。
そんな考え方を持つことは、今の時代
珍しくありません。
距離感を持って明確に境界線を作ることは
フラットな目線を作れる。余計なストレスも溜めなくてすむ。

いい仕事をするためには、　　　　　　　　　　大切なことだと思います。
人間関係に悩んで、仕事に集中できないことほどもったいないことはないですからね。

そんな仕事上の人間関係の作り方が
スタンダードとなりつつありますが、
多くの時間を費やす仕事上での
出会いというのは、距離感を意識しすぎたら、もったいない！そんな出会いも転がっていますよ。

出会う人、一人一人がどんな人物で
あるのか、心をオープンにしてみてみるのも大切。
その人は、今後の人生にかけがえのない人となるのかもしれません。
大きく自分を成長させてくれるかもしれません。
自分では気づかない魅力を引き出してくれるかもしれません。

人との出会い。それもこの仕事の醍醐味だなと思います。

上司、先輩、後輩、同僚、そしてお客さん。
　
いろんな出会いがあります。
ぜひとも、素敵な出会いを育てていく心を大切にしてもらいたいです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました！