WHITE GRAVITYについて聖川担が想うこと

以下、WHITE GRAVITYの勝手な感想です。
※AWの展示に参加できず原作√を知らないプリンスが多くいる中で、聖川担として聖川真斗ベースで解釈した内容となります。


 まず白に選ばれた6人は、既にレールの敷かれた人生が用意されていて、それを蹴ってでもアイドルになることを選択したプリンスたちだと読んでいます。
AWで描かれているのは、既定の生き方を歩んでいる彼らです。
役割が生まれた時から決まっていた、または何かに秀でた才能があったとしても、それを選ぶかどうかは自分次第なのだとアイドルを志した彼らのいる世界線を、AWの対比として以降[現実世界]と表現することにします。


 Aメロで描かれているのは、AWで周りの求めるまま生きていく彼らの姿と、AWから見た現実世界の自分の生き方です。
「影」や「闇」と表現されているのは、アイドルの道を選ぶこと。自分が心のままに夢を選択することで、周囲に(悪)影響を与えてしまうことや、その心境がきっと理解されないであろうことを含んでの言葉選び。
 AWで夢を取らずに敷かれた道筋を歩むことこそが「美しい穢れぬ」「完全」「純白」「正しさ」「摂理」で表されていて、現実世界のアイドルを選ぶことは影で闇で摂理に抗うこと…白しんどい……


 Bメロが現実世界から見たAWの自分。
夢を選んでその道で仲間と出会えたから、アイドルを夢見続けられる今があると噛み締めてるのかな、、、
普通だったら[夢を叶える]ことが[奇蹟]と表現されると思うんだけど、この白6人は[奇蹟]が芽生えたからやっと[夢を見る]ことができるようになった。
 たぶん白メンバーにとっては、AWこそがありえたはずの世界で、現実世界はありえなかったはずの世界なので、夢を追い続けられている今日の自分の存在がもうすでに奇蹟であると歌っているのでは。

 サビで歌われているのが、AWでなく現実世界を選んだ6人の姿。
タイトルであるWHITE GRAVITYには歌詞から分かるように2つの側面が込められていると感じます。
1番では、白(AW)から抜け出す時に彼らの感じた反動や躊躇いとしてのGRAVITY、
2番とラスサビでは、仲間と歌の存在が彼らを現実世界(アイドルの道)へと引き込んでいくGRAVITY


以上、ざっくり私の感想でした。
白6人がアイドルを選んでくれたこの世界の奇蹟を噛み締めていきたいですね…。
内容が重すぎて受け止めるのに時間がかかりそうなので、黒はまた別の機会に考えてみたいです。

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