ベースクリニック感想

【感想】

前は楽器その物が持つ音をどう届けるか(原音)を大切にしているように感じたけど、楽曲提供が増えてきて自分の音をどう届けるか、アーティストさんに自分の音をどう溶け込ませるかというのは意外な一面にも感じた。

昔からとても音に対してはいい意味で細かい。私たちが絶対に気付かないような音も聴いてくれる私達のためにとても考えて研究している。だから私は明希さんに惹かれるのかもしれない。
one wayの開放弦Aはライブになったら絶対気付かない。ギターの音ドラムの音、全部の音が鳴ってると全然その音の気持ちよさを感じることがなかなか無いのでこんかいこうやって聴けたのはなかなか貴重だった。
きっとこんな細かいこだわりが他の曲にも沢山あるんだろうな…奥が深い。
今回のベースクリニックではないけど、会場の音のニュアンスでいつも弾く音を変えると言ってた。こっちの方がいいなと思ったら同じ音でもポジション変えて弾いてどっちがいいかを試すとも言ってたので1音にこだわる…拘りすぎ(笑)ってのが明希さんなんだろうな。

大きな声で言えないけど、ダークグラス主催の時はエフェクターの紹介がメインで明希というベーシストのフォーカスが弱かった。こういう普段から使ってる機材で音作りやベーシストとして、ボーカリストとしてコンポーザーとして的な話はとても面白い!

のに時間が短い!!!(しかも今回さらに時間短くしてるし)
めっちゃ音にこだわってる人がそんな簡潔に話せるわけ無いでしょ!!
もっと時間を気にせず話させて上げて!金は払う!!
と思った明希ギャは多いはず。。。

あともうちょい明希さんの手元が見れる感じにしてくれると有難かった…
逆アングルとかピッキングが見えたらそれはまた面白くなる気もしてる。
でもそういうのは配信がいいのかな?
と聞けば聞くほど「もっと見たい」「もっと聴きたい」が強くなってくるんだよね。

シドのライブが毎回楽しめてるその裏ではこんなに大変な苦労もしてるし研究して努力しているおかげであって、だからこそ私達が耳で身体で音を体感した時に「楽しい」と感じることが出来ているんだなと思った。

来年のシドの20周年も楽しみ。
きっとまた私達のために、私達に届く音楽が最高であるようにいっぱい頑張るんだろうな…好きが止まらない!

なベーシスト明希をより好きになったベースクリニックでした!

さて、次のベースクリニックであの曲はやってくれるのか?
次回のベースクリニックに向けて前向きに考えてくれてるようなので期待して待ってよう。