北欧ツアー2019 October (6)〜10月25日〜

LOTのWAW発は15時ということで,深夜に試しにチェックインを開いてみたらすでにチェックインが始まっていて,席は完全に埋まっていた。バルクヘッドでのんびり帰る作戦は失敗に終わった…残念。まぁ帰りは行きより1時間程度短いし,往路でそんな窮屈さは感じなかったから,これでいいかなと割り切る。

今日は朝から私のプレゼン,学生さんのプレゼン,終了後荷物をまとめて空港に移動してストックホルム,アーランダエクスプレスでストックホルム中央駅上のホテルに移動して,その後ノーベルミュージアム→市役所レストランでディナーを予約してある…という本海外渡航の一番の山場となっている。夕食のレストランはいわゆるノーベル賞の晩餐会のディナーが体験できること「だけ」で有名みたいなところなのだが,あまりにも高額なのでそのディナーは1人分だけとして,残りはアラカルトで逃げることにした。最初,先方から断りのメールが来たが「1人分で対応するよ」との回答を得て,その方向で。

科研費もほぼおわったので,少し残しておいたSpringerのジャーナルの訂正作業に着手しなければ。結構細かい訂正指示が入っているが,これをクリアすればAcceptになる由。あとは学会賞受賞記念?の解説記事だな。

科研費が一段落ついたので,日本にいる学生さんの進捗状況に対してコメント・サポートを開始。

いままで海外の常識?として飲料水は買っていたのだが,ここはフィンランドであることを忘れていた。フィンランドは(配管がしっかりしてたら)水道水が普通に飲める数少ない国なのだ。ということで,水道水で野菜を茹でたり,お湯を沸かしたりで,今回のゲストハウスで最後の朝食。

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 私が朝イチのプレゼンになるので遅刻はできない。ゲストハウスに荷物を預けることも考えたが,会場までゴロゴロと荷物を転がしていくことに。小雨降る中,学生さんには悪いことをしてしまったと反省。

 よくあることだが,来賓いっぱい来る1日目と比べて,2日目はギャラリーが6割程度になっていた。

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 まずは私の45分のプレゼン。材料としてはウケがよかったように思うが,「口腔環境は生体内より大変だよね」という質問・コメントで,あー口の中はカラダの外なんだよなぁ…と改めて実感(写真は学生さんが撮ってくれました)。

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 学生さんに英語の指導をしていただけたNativeの先生と後日振り返るために,iPadで学生さんの発表を録画することに。学習発表会の演技を取る親みたいだ(笑)(←子供たちの学習発表会撮ったことない人)。

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 プロフェッショナルのレクチャーがすべて終わり,3件の学生プレゼンの1番手としてウチの学生さんが登壇。

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 演台にしがみつくことなく,ステージ上でうまく説明していて,よくがんばっていたとおもう。質問は出なかったのだが,どうも学生さんのプレゼンは質問が出ない…ということに,残り2件のプレゼンで気づいた。

 学生プレゼンのトリは,TEDxやってるのか?というくらい,すごい面白いプレゼンをする学生さん。学会発表で賞を総ナメにしてるということだが,そりゃそうだろうと。

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で,謎のスポットライトを当てるデバイスに興味があり,ウチの学生さんに聞きに行ってもらった。LogicoolのSpotlight presentation remoteというデバイスらしい。1万しないし,レーザーポインターより見やすいので,こちらを帰国後早速発注することに。

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 会場の方に2時にタクシーを呼んでもらうことにして,会場よこのカフェテリアでランチ。これで10ユーロくらい。日本の企業の方や今回,よんでもらえた先生と,いろいろとお話ができて貴重な時間となった。

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 時間通りタクシーが迎えに来て,トゥルク空港へ。ATRのプロペラ機でフィンランドを後にして,経由地のストックホルムに。プロペラ機で揺れることも心配したが,まことに快適なフライトだった。

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 Arlanda Expressのホームに降りたら,まさに列車が発車しようという時だったので,飛び乗って中央駅まで18分の移動。駅の真上にあるComfort Expressにチェックイン。狭いしデスクもないけど,まぁこんなもんかなと。

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 少し荷物をほどいてから,ガムラスタン地区へ移動開始。いかにもなヨーロッパな風景。

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 丘の上にあるNobel Prize Museumに到着。お金を払おうとしたら,金曜日は無料なのだと。どうりでたくさんの人が来ている。いろいろ展示で勉強して,名物?のメダルチョコレートをみなさんにお配りする用として今回は50個(10個入り×5)購入。

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 外に出たら日も暮れて,ガムラスタン地区の雰囲気も落ち着いた感じに。

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雨が降り出してきたので,寄り道せずに次の目的地の市庁舎へ歩いて移動。まだ予約には早かったので,中庭から尖塔を見上げたり,バス停で雨風をしのいだりしながら,30分少し早めにレストランにチェックイン。席は最初から抑えられていたので,これなら早めに行っておけばよかった(苦笑)。

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 昨年のノーベル賞晩餐会で出されたメニューがそのままでてくる。メニューは日本語で書かれていた。ありがたい。これ高額なのと(ワイン込みで2000SEK程度する,約23,000円),同じメニューを二人で食べる必要もないと思ったので,少し無理を言って片方はアラカルトメニューでお手軽なスターターとメインディッシュ,グラスのワインをいただくことにした。

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 Nobel menuのテーブルセットが奥側の席に用意されていたので,学生さんが座ることに。お互いにシェアして食べる予定。

 奥にある通常のシャンパンと,ノーベルディナーのシャンパンの量が倍くらい違う。おかわりできる余裕のない晩餐会なので,ある程度の量を先に出してしまうのだろうか。

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 まずはスターター+シャンパンから。

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こちらはアラカルトメニューで頼んだオードブルのタルタルステーキ。これ,すごくシャンパンに合って美味しかった。このような盛り付けだったのであり,食べ残しではない。

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 メインコースはすごくインスタ映えしそうなメニュー。赤ワインがしばらくして空気と触れることですごくまろやかになり,さすがのワインなんだろうなと。

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こちらは,アラカルトメニューのメイン,マッシュルームの料理。こちらは深めの白ワインを合わせてもらったのだが,こちらも非常に美味しくいただいた。

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 最後はNobel Dessertを。以前デザートだけ食べたことがあるのだが,そのときと比べて見た感じは美しいのだが…以前の方がよかったかなと。

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 晩餐会用ワイングラス。シャンパングラスは通常の2.5倍量,他のワイン等も通常の2倍近くの量を入れるのは,晩餐会で「おかわり」ができない制約下だからだろうか。

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 ということで,10時前にストックホルム中央駅あたりを通ってホテルに到着。途中でこのゴミ箱を見つけた。昨年のPOLLUTECで見たヤツで,自動で残余容量を計測して,センターに報告できる機能が搭載されている。

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