『主観(松木美定)』 コード進行の好きなところ

松木美定さんの良すぎソング「主観」のリードシートが公開されていたので好きなポイントをアナライズ(笑)しつつまとめてみました。

楽曲はこちらからダウンロードできます↓
https://local-visions.bandcamp.com/album/--8

ちなみにワンコーラスで力尽きてます。

※コードはBメジャーキー上で度数表記しています。

◼︎Aメロ好きポイント

他人の価値で 自分の価値がすり減るのなら
Ⅱm7 Ⅴ7 Ⅱm7 Ⅴ7

それよりはやく進めば良い 誰も気にしない
ⅠM7 ⅣM7 ⅠM7 Ⅲm7 Ⅵ7

展開すると見せかけてしない、グズグズ感(焦らし感?)にくすぐられるAメロ。

と思ったら最後のDm7 G7(次のコードがEdim7なので、セカンダリードミナントと見せかけて終始しないタイプのツーファイブ?)でしっかり展開するの良い。

メロもCm7に対してD, Fのテンションを当ててきていてクールな感じがする。

自分で曲作るときはコードに鼻歌で適当に当てていて、だいたいコードトーン + 経過音みたいになっていて田舎坊主感否めないのでテンション当てるのいいな、と思いました。早く大人になりたい。

◼︎Bメロ好きポイント

ほら見てみなよ 視界の角度
Ⅴ♭m7(-5) Ⅳ7

この曲のリードシートを読んでいるとき、初めてdim7とm7(-5)の違いを知りました笑(笑えん)

このⅤ♭m7(-5)はパッシングディミニッシュ的な使い方だと思うんですけど、「Dm7 G7 Em7(-5)」のつながりで見ると、一応Cメジャースケール上のツーファイブからEに偽終止しているんだろうか、とも思った…分かりません。

完全プライベートな世界
Ⅱ7 Ⅶ♭7 Ⅵm7 Ⅵ7

Ⅶ♭7君!!??なんでここに!!??...ああ...好き...しかしお前は何者...

あと、頻繁に出てくるⅥm7 Ⅵ7のモーダルぽい変化も大好きなのですがなぜこれをその場面で (繰り出している/繰り出せる) のか僕には分からないので頭抱えてます...。

追記:
なんと松木美定さんからリプをいただきました...(恐縮)
それをもとに改めて考え直した結果

・Ⅶ♭7はⅥm7へのセカンダリードミナントの裏コード
・Ⅵm7ではなくてⅥ7を使うのはⅡm7へのセカンダリードミナントが元となっている
・サビ前のⅥ7もコード構成音にBが含まれている方がサビ頭のⅣM7への解決感が強いから使用している

と理解しました。僕の残念な頭で捻り出した解釈なのでめちゃくちゃ言ってたらごめんなさい...

◼︎サビ好きポイント

きっと消化できるから
ⅣM7 Ⅲ7♭9

「るから〜」の半音下がっていくメロが良すぎてピアノで弾きながら「良いなこれww気持ちい〜ww」ってやつを繰り返してました。音楽的猿というやつ。気持ち悪い。

ここで力尽きました...。音楽理論よわよわなので強い人に教えて欲しいです...。特にGm7 G7とA♭7の使い方がめちゃくちゃ好きなのに自力で理解できなくてもがき苦しんでいるので、分かる人いたらお願いします...。

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