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器用貧乏になるな!!

 何事も上手く解決して、頭脳の回転も良い。嫌われる事もないし、むしろ、周囲の人から、慕われる方である。こう言う殿方や姫は、世の中には、度々、観られる。その人達を、失礼の無いように、気づかれないように、ゆっくり期間をかけて、観察をして観ると良い。その人達の中では、2,3のタイプに分かれているはずだ。かなり努力をして居て、かなり気苦労もしているだろうと言うタイプ。いや自然体で、頭の回転も早く、何事もそつなくやってしまうタイプ。前者を努力型として、後者を天才型としておこう。後、秀才型タイプも居るのだが、どう表現して良いか解らないので、訪問者のほうで、想像して欲しい。私は、努力型だったと思うので、残り2者のことは、天才型及び秀才型の書籍に、おまかせしなければならない。

 努力型にも、またタイプがあって、結果的で申し訳ないが、潰れる或いは壊れる人、これは何としても、避けて頂きたいのであるが、あまりにも、悲劇的、或いは許すべきもない復習的は、TVニュースで見かける。これらの結果いたるのは、2度言うことになるが、あくまでも避けて頂きたい。
 秀才型まで至らなくても、かなり頭の回転が良く、何事もそつなく出来てしまうタイプ、これを器用型とすると、このタイプも注意をして欲しい。古い言い伝えに「器用貧乏」と言う言葉がある。器用な人に貧乏な人が多いということであるが、これはかなりの確率で見受けられる様に思う。
 それなりに自分はできると言う自信も有って、それなりに自尊心もある。
それでも行き詰まってくるのが、世の中の常であって、こうなると、器用で有るため、上手くリセットしてするのである。

 最初は、小さなリセットを、気付くこともなく、リセットしてしまったのだろうが、それが案外上手くリセットできたので、痛みも伴わず、損失も最小限に抑えられたのである。それが器用だと言える所以なのだろう。
 このリセットは、デメリットの方が多い様に思う。例えるなら、大麻のような物と言えるのではと思う。最初は罪悪感も薄い、常習性を持ち合わせている。上手く行かないストレスを、一期に解決できるのだから、これほど気持ちの良いことは、止められなくなっても仕方が無いといえる。最初は小さな、痛みも、損失も伴わないもので有ったが、繰り返す内に、損失が無視できないものになってしまった。これを戒める為に昔の人は「器用貧乏」と言って、戒めたのではと思われる。残念なことに、PCの好きな人、仕事上PCを使わざるをえないと言う人も当てはまるのだが、リセットを厭わない、ヤッてしまうという人が多いと言われる。

 天才秀才の人は別として、それなりに成功している人は、どのような気質、能力の持ち主なのだろう。考えられないが、私の想像で推測するが、「自分は優秀では無い」という自覚があるのではと思う。これは社会人になってから経験的に悟ったのか、学生時代に悟ったのか、いずれにせよ、そのように素直に思っている節がある。そして、信用を何よりも大切にしているような節がある。
 自分は優秀ではないと思う人に、ストレスはほとんど生じないのではないだろうか。これは生きて行く条件として、かなりのアドバンテージになるのではと思う。だからこそ信用の、大切さに気付くのではと思うのである。私も、この歳になって、やっと信用は大事だと思うようになった。リセットとは、信用軽視の証明みたいなものだと思う。もう少し早く気づけばと言われそうだ。まあこの歳になっても、そのことに気がつけば良しとしなければと思う。信用もお金に替える人。プライドを保つために信用も捨ててしまう人よりは救われるのではと、自分を慰めている。

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