小鹿の様に足が震えるまで踊りたい

先月(2021年8月)、いつもの様に毎月の現場数を集計すると意外な結果が見えた。

1番ライブを見たグループ「#ババババンビ」である。月に7回となると、なんならこの集計を毎月する様になって約2年の中でひと月に見たライブ回数としても相当上位である。1週間毎日リリイベとかしてるとたまにこのくらいになる(または超える)ことは有るが、今回はそういう訳ではなく色んな対バンライブで見てのこの数字である。だから今回は月間マルスランキング1位(なんの指標にもならない)記念で#ババババンビさん のことを少し語ってみようと思う。

#ババババンビ  さんはゼロイチファミリアというグラビアやってるお姉さん達が沢山在籍している事務所の所属であり、#ババババンビ のメンバーもグラビアやって雑誌に掲載されたりしている。2020年1月に結成されるのだがちょうどデビュー時期がコロナの流行り始めと重なったりして、夏頃から本格的にライブ活動はじめたらしい(その頃は知らない)。

そして、僕は夏から秋に変わる頃オタクのtweetから存在を知り、2021年の秋に新木場の対バンイベントのメインステージで初めて見た。

この頃は、#ババババンビ はグラビアやってるお姉さん達がアイドルやってるんでしょ?とかなりなめて見ていたのだが、実際にライブを見ると単に可愛い女の子が歌って踊ってるのではなくめちゃくちゃ「アイドル」だった。そこに感動した。

デビューから半年ちょっととはいえ、自粛期間などを抜くと活動期間実質3ヶ月くらいのグループなのにしっかり歌って踊っていたのだ。そんなの当たり前じゃない?と思う人も居るかもしれないが、ライブアイドル(いわゆる地下アイドル)なんてピンキリで、一年以上活動してもまともに歌えてなかったり踊れてないグループなんて沢山いる。ちゃんとライブしてるというのはまずそれだけで見てられるし、しっかり見ようと思えるからこの時点でなめててごめんなさいの気持ちだった。しかもちゃんと可愛いを魅せる動きや表情まで出来てるのだからめちゃ凄い。

本人達にもやる気は有るのだろうが、しっかり大人が金と時間かけて育てたのかな?という感じでそこはさすが大手のタレント事務所だなと思った。後に同じ事務所の#2i2 をはじめて見た時も同様のことを思ったので事務所も小遣い稼ぎくらいの気持ちでアイドルやらせてるのが伺える。

そこから定期的に対バンで見れるときは見るという感じなのだが、見てるうちに少しずつ振りを覚えてどんどん振りコピするのが楽しくなってきた。なんなら3月には僕の誕生日当日にもライブ見て踊ってた。そして、2021年8月は沢山の見る機会に恵まれて見たというところに至る(長くなるのでかなり端折った。)。

踊るのが楽しい#ババババンビ だが、振付を担当してる人は2人いる。振付師の1人は元GANG PARADE(元BiS) のカミヤサキさんで、もう1人はいどみん先生と呼ばれる振付師の人だ。

カミヤサキ振付と言えば、現役時代のGANGPARADEやBiSのときにも本人が振付していたので僕も現場で踊ってた。だから、なるほど馴染みがあるという感じで身体がなんとなく動くという感じである。

もう1人の振付師のいどみん先生、こちらは#ババババンビ 以外にも同じ事務所の#2i2 や、クマリデパート、クロスノエシス、サンダルテレフォン、ヌュアンスなどなど他にも沢山のグループの振付をやってらっしゃる。書ききれないので詳細は御本人のHPからご確認ください。

ここで、もう一度冒頭の2021年8月の僕の集計を思い出してもらいたい。
1位#ババババンビ(7回)
4位タイ クマリデパート(4回)
4位タイ サンダルテレフォン(4回)
8位タイ クロスノエシス(3回)
いずれもいどみん先生の振付してるグループだ。#ババババンビ の振りコピを真剣に覚える前に、同じようにクマリデパートデパートの振りコピを真剣に覚えようとしていた時期があり、その頃いどみん先生の存在を知った。twitterで新曲の振りの意味を解説してくれたりしていてなるほど!と振りに対する理解が深まったりもしてる。おかげで最近はいどみん先生振付グループと言われると、とりあえず見て踊ってみようと思うくらいに振付のファンである。

実際、いどみん先生の振り付けしているグループは一緒に踊りたくなるグループが多く他のオタクもよく踊っている。特にサンダルテレフォンのオタク(通称ダルファン)は相当振りコピレベルが高く、メンバーより踊りのキレがるあるオタクがいるという噂すら聞こえてくる。そんな噂に誘われて最近はサンダルテレフォンさんも踊りに行っているが、噂の振りコピガチ勢には遠く及ばないので精進したいところである。

そして、再び2021年8月の話に戻すと、#ババババンビ を見た会場は以下の通りだ。
KT ZEPP YOKOHAMA(1回)
新木場 USEN STUDIO COAST(4回)
横浜アリーナ(2回)
圧倒的に新木場である。STUDIO COASTのメインステージにおいて、推しを近くで見たい!と押し寄せるやや密な空間となる前方と比べるとパーソナルスペースが大きくとれる後方はツーステや振りコピに真剣オタクが集う戦場となっている。密な空間でも腕だけだったりで踊れたりするが、踊るなら全身で踊った方が楽しいしステップ踏んで移動できた方が楽しい。そんなわけで最近は新木場では後方振りコピオタクとして密な空間を避けて楽しんでる。特にばんびずむは横移動しないと楽しみが半減すると言っても過言ではない。新木場が無くなるまでは後方をキープしてライブを楽しみたい。

そんなわけで、可愛いがフックになり楽しいもわかってきた#ババババンビ さんをこれからも楽しみたいと思う。ちなみに#ババババンビ に真剣なオタクはライブを楽しむオタクというより、「推ししか勝たん!」みたいなオタクが多いイメージなのだが、曲も踊りも楽しいんだからグループ名のコンセプト(馬馬馬小鹿)に従い馬鹿騒ぎみたいにもっと楽しく踊ったりする楽しみ方する方がもっと楽しめるのになと思っているので、#ババババンビ で一緒に馬鹿になりましょう。


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