【オクトラ大陸の覇者】「他人の背中」・11【トラベラー別簡易解説・踊子編】

気づけば一周年間近ですね。
今回はリクエストを賜った踊子編です。

★3トラベラー
○マヌエル 属性:風 バフ型 影響力:名声
・物理防御バフを複数所持
・開幕相互雷耐性バフ&開幕物理防御バフ所持
・単独で物理防御25%バフが付与可能
例の村出身にして熱心な研究心を持つ踊り子の男性。肝心のダンスはプレイ中には見せてもらえない。
バフをメインとする踊り子としての基本形で、彼は物理防御を担当。
効果の低めな前衛全体付与と、効果を高めた単体付与が可能である。
一応本人のサポートアビリティと相まって瞬間的にではあるが、物理防御バフの上限値まで引き上げる芸当が可能でもある。
全体10%の単体15%の上昇率なので、取りあえずの強化には十分な数値である。上級討伐で後少し、という具合の時には開幕で全体バフを振りまいて短期決戦を挑むと良いだろう。
もっとも、上位の踊り子がくれば自然と役割が奪われてしまうが、今後の塔イベントにおける総力戦では出番がくる可能性もあるので、先ずは物理防御バフ担当と覚えて欲しい。

○イヴリン 属性:闇 バフ型 影響力:権力
・闇全体、物理攻撃前衛全体バフ所持
・開幕光耐性相互バフ、物理攻撃バフのサポートアビリティ所持
・単独で物理攻撃25%までバフ可能
惚れた男にダンスを見せつけるって冷静に考えて凄い度胸だと思う、その情熱さが攻撃バフに表れた踊り子の女性。
前述のマヌエルの物理攻撃版というのが相応しく、殆どそれで完結する。
違いがあるのは多少のパラメーターと属性全体が使用可能か否か。
彼女は闇全体が使用可能で、物理攻撃バフも相まって速攻戦に適している。
マヌエルと同様に上位面子加入で立場は押されるが、開幕バフのサポートアビリティと前衛に物理攻撃バフを撒くことによる雑魚散らしの効率を上げるという役割は十分にこなせるだろう。

○ハリー 属性:火 バフ型 影響力:富
・前衛全体対象の会心バフアビリティ所持
・開幕相互会心バフのサポートアビリティ所持
・獲得リーフ上昇のサポートアビリティ所持
稼ぐために格好いいより、自分を活かせる可愛い踊りを選んだ自覚ある八つ子の下から二番目。
同じ★3トラベラーと同じ要領で彼が担当するのは会心。
実感しにくく、直接的な効果が得にくいパラメーターであったり、会心が強い面子は大半が複合バフで高い数値で強化が可能な点、また他者への付与に関しては★4狩人にアシランという攻撃しながら強力な数値でバフしつつその威力を上げる専門家が居ることもあって、前者二名以上に影が薄い。
全く使い道がないわけではないが、現状では八つ子特有の獲得リーフ強化くらいしか見所がない。
可愛いマスコット枠として余った枠に入れておこう。

★4トラベラー
○ファビオ 属性:風 属攻型 影響力:富
・全体及び多段風属性アビリティ所持
・開幕属攻バフ及び全快時風属性ダメージバフnサポートアビリティ所持(共に20%)
・個人が有するトップクラスの属攻自己バフアビリティ所持

全てのキャラクターのトラベラーストーリーの基礎として作られた、程良い長さと簡潔な幕間感のある内容で愛嬌ある性格を端的に表現されていた自分とファンを大事にするダンサー。他を差し置いて追加の幕間としてプリムロゼとの幕間が用意された。贔屓か。
その贔屓も納得?の明快かつ便利な性能をしているのが彼。
バフパラメーターは属攻を担当しており、前衛全体に振りまけるが、その性能は10%と低め。
その代わりに自己バフには学者や神官を含めても三人しか現状修得できない20%アップの「無念無想」を修得する。
更にサポートアビリティには開幕の属性攻撃バフと耐久全快時の得意の風攻撃バフを兼ね備えており、その本質は学者に近い。しかも速度は当然踊り子基準なので当然速め。ただし扇攻撃は2連のみに留まる。
上位の風攻撃面子は確かに強力だが、比較的加入が容易で、ブレイク性能と攻撃性脳も十分な数値であるため、導けたのなら取りあえずの風アタッカーとして採用は間違いなく可能である。
相性が良いのはカルツ、ノエル、メノら風のバフとデバフを兼ねられる面子。
属性職業ともに同じであるハーレーとは属攻と防御に分かれてバフしあいながら属性耐性も下げ、互いの強力な風をぶちかませる高シナジーダンサーグループである。二人で笑いながらぶっ飛ばそう。

○イリス 属性:氷 物攻型 影響力:名声
・氷全体、扇全体、扇ランダム3連、前衛全体物攻バフアビリティを所持
・開幕物理攻撃バフのサポートアビリティ所持(15%)
・全快時扇ダメージアップのサポートアビリティ所持(20%)

染料由来の青い髪の話と全盛期を越えたベテラン選手の哀愁を感じるトラストが特徴の踊り子、もとい舞闘家の女性。
前述の通り扇攻撃全振りの設定が非常に男らしく、2021年10月現在、踊子で彼女を越える攻撃力強化構成のサポートアビリティ持ちが表れていないと言えば、どれほど極まっているかが分かるはず。
本当に舞闘家のグロッサムだってここまでここまでではない。
サービス開始時から超弓の狩人の要として活躍していたくらいには貴重なポジションである。
とはいえ、強力な専用アクセサリーと4連持ちのグロッサムや、3連のみならず、属性攻撃もこなすリネットやプリムロゼに比べると流石に汎用性に差が出る。しかしながら扇火力は引けを取らない、どころか瞬間的に勝る場面すらある。
歴戦攻略やメインストーリーで扇弱点がいる、となった場合は取りあえずで採用していいポジションなので、上位面子が揃うまでは、物理パーティーの攻撃力強化目的で置くのも良いだろう。
取り立てて相性のいい面子は挙げられないが、同じ踊り子のミーナとは前述の超弓の狩人戦において攻防強化と回復、そしてシールド削りと、相互にバフしあいながら闘うことでレアリティに頼らない攻略のキーマンとして活躍できるだろう。

○ミーナ 属性:光 アシスト型 影響力:名声
・全体光、前衛全体回復、前衛全体物理防御バフアビリティ所持
・全快時光属性強化のサポートアビリティ所持所持
・HP回復技相互強化のサポートアビリティ所持

モグラの力こぶぅー!やDLsiteで売ってそう(偏見)なトラストが特徴の出稼ぎ系踊り子の少女。
全体回復のみならず、前衛全体防御バフもこなしてくれるため、対物理系エネミーの要として機能しつつも枠を圧迫しない配慮付き。
ラモーナと並んで入手しやすさと使いやすさで採用率が高い印象がある。
また、自身の全快時光強化と踊子である分の速度及び属攻の高さや光全体アビリティによって雑魚散らしの適性もなくはない。
そして何より優秀なのが相互常時発動型の回復アビリティ強化。
10%だが当然他のトラベラーの同一サポートアビリティとの重複が可能。
ブリジットやハスミと組み合わせれば常時ブースト1状態と同等の回復をBP消費無しで行えるようになるだけでなく、フルブースト時の効果も神官顔負けの量になる。
とにかく扱いやすいポジションなので、回復役が欲しい場合はチームに組み込んではいかがだろうか?
相性が良いのはSPの消費をフォローしてくれる同じ踊子のポーラ、前述のサポート重複が可能なブリジットやハスミが挙げられる。
また、全体回復持ちなら誰でも効果の発揮が可能なので活躍の場は広く、彼女の願いに添える形での運用になるのは間違いない。

○メイベル 属性:雷 バフ型 影響力:権力
・前衛全体属攻(+属防)バフ、雷デバフ、雷全体アビリティ所持
・現状唯一のサポートアビリティによる弱体短縮効果持ち
・バフ強化延長のサポートアビリティ所持
妖艶な雰囲気の加入時台詞に反してひたすらドジっこ可愛いしか感想が出てこない自称密偵の踊子お姉さん。
属性含めてファビオとは好対照にあり、あちらが自ら仕掛けるならこちらは味方にしかけてもらうスタイル。
属性攻撃と属性防御のバフを担当し、前衛全体にそれを振りまく、だけでなく、実は複合でそれらを、しかも10ではなく15%強化でばらまくという同レアリティ組としては一つ頭の飛び抜けたバフ能力を有している。
また、同一アビリティの括りではないので、2ターンあれば彼女一人で属攻に限り強化最大値の30%を前衛全体に振りまくことも可能。実は出来る女アピールか。
それだけに留まらず、デバフも多少扱えることもあって応用が利く。
それと引き替えに耐久・攻撃性能及びパラメーターが最低限に収まっているのでよほどのことがない限りは攻撃参加させずにバフデバフに専念した方が吉である。
相性が良いのは属性アタッカー全般、開幕バフ組が切れた後も彼女ならそれをカバーできる。
当然一番相性が良いのは雷組で、前述の属攻バフが切れたテレーズらの破壊力を復元する事が可能。
サイラスらアタッカーが自己バフにターンを割く必要がなくなるという運用も可能だが、その脆さ故に装備やアクセサリーのケアは必須。
バフの為に前に出してやられた、なんてトラストみたいなドジを踏まないように心がけたい。

○ポーラ 属性:闇 アシスト型 影響力:富
・全体闇、全体闇耐性デバフ、前衛全体会心バフのアビリティ所持
・交代時前衛全体に持続回復を付与するサポートアビリティ所持
・後衛時に前衛SP自動回復付与のサポートアビリティ所持
やや甘酸っぱいトラストと働かずに機能する異例の構成である利発な出戻り踊子トラベラー。
ハリーの項でも述べた、実質のはずれ枠である会心バフ担当だが、正直それ以外で仕事が出来る、というかサポートアビリティの組み合わせがとにかく便利で、アビリティ云々よりこっちが本体まである。
その構成は「後衛にいれば前衛の相方のSPを回復し、前衛に出さえすれば全体に持続回復を2ターン付与する」というもの。
SPもBPも一切消費せずにこれらの効果を振りまき、そのついでに扇でシールド削ったり、闇アタッカーの補助を行う事が出来る。
本来の意図しない影響を与えるのは、彼女の魅力のなせる技なのかもしれない。
ともあれ全体回復及び持続回復を付与するトラベラーと前後で組めば枯渇を防ぎつつ、持続回復のターンを伸ばしたり効果を向上させたりが容易に、それこそSPが無くても出来るというのが唯一の運用を可能にしている。
相性が良い、という括りで言えば闇アタッカー面子ではあるが、前後で組ませるのならやはり持続回復付与持ちだろう。
そういう観点では両方で合致するステッドが挙げられる。
性能面では文句なし、互いの性格も含めていいコンビになりそうな二人なので、グロッサム戦などでの活用を試していただきたい。

★5トラベラー

○リネット 属性:火 バランス型 影響力:権力
・扇3連+属防デバフ、ランダム火3連、全体火2連+火耐性デバフ、前衛全体物攻属攻バフ(共に20%)アビリティ所持
・交代時前衛全体に物攻属攻10%バフ(1ターン)のサポートアビリティ所持
・常時発動型火属性相互強化(10%)のサポートアビリティ所持

無意識に人を引きつける天性の魅力と、踊りに掛ける努力を怠らない作品が作品なら正真正銘の主役キャラだろうという、バッファーとデバッファー、そしてアタッカーを全てこなす超優等生踊り子。
先ず恐ろしいのが屈指の速度で後衛から躍り出ながら複合バフアビリティを振りまくだけで、物理・属性の両方の最大効果分の攻撃バフが完了する点。
次に攻撃アビリティにデバフが付属されており、シールドを削りながら確実に自分と味方の火力を引き出すことが出来る点。
そして得意とする火属性に関して10%ながら常時発動かつ相互効果のバフが存在することで高火力のアタッカーを更に強化できる点(ムーニィを除く)。
この三点の説明で分かる通り、笑顔溢れる振る舞いでありながら殺意マックスの超攻撃的構成で味方と共に肩を組んで死の舞踏を踊る強烈なキャラである。ちょうこわい。
踊子共通の脆さや防御周りのバフが使えない点、高火力のアビリティが無い点くらいしか欠点がないので運用はとても簡単。被弾を減らす為に前に出し過ぎない。これだけである。
例え得意属性じゃなくても、属性面子であれば確実に仕事が出来るため、相方を選ばないのは優秀な踊り子の証だといえるだろう。
なお、現状サイラス先生の火属性最大火力を弾き出せるのは彼女とのタッグであり、互いのサポートアビリティを解放後、サイラスが後衛から飛び出しながら自己バフを放った次のターンの単発火アビリティが理論値となる。両名が揃った場合、ガートルードをはじめとした火弱点の相手の際には是非試して欲しい爽快なコンビネーションである。
逆に同列配置してはいけないのが前述のムーニィ。
ザンターとカミラのように、火属性バフ効果に関して上限に達したサポートアビリティに無意味な相互発動という形になってしまうので決して組まないように。

○ハーレー 属性:風 アシスト型 影響力:名声
・全体風耐性デバフ、ランダム風3連、全体風2連+物攻ダウン、前衛全体物防属防バフアビリティ所持
・ダメージの3%をSP還元するサポートアビリティ所持
・単独で実質ダメージ軽減45%を実現可能

仮面の下は…臆病者、ではなく歴戦の猛者の証で見せられないよ!な踊り子枠にして、鉄壁の大道芸人トラベラー。
実装当時こそリネットと比較され、攻撃性能を基点に批評されたものだが、高難易度が増えるにつれその地位を盤石とした希有な存在。
扇攻撃は最小限ながら、序盤から複合防御バフを前衛全体に振りまいたり、風属性アタッカーの補助を行い、成長すると更に強固なバフと、強烈な物理攻撃デバフ付きの風全体2連攻撃をマスターするという出来ることが増えるのではなく、手段の強度が増す、見た目に反して頑固一徹なスタイルである。
バフデバフをばらまく関係で前衛に出っぱなしになるが、同踊り子カテゴリーでは堅い方であると同時に、ミロード等と同じダメージをSPに還元するサポートアビリティを持っており、基礎燃費の良さもあってそう簡単にはSPを切らすことがない長期戦視野も万全なバッファー。
属攻が高いものの、サポートには攻撃関連が全くないので、メインアタッカーにはなれないものの、メインはダメージを与えることより物攻を下げること、味方に二種のバフを掛けて自身で作用する最大値、相手へのデバフと味方へのバフを併せた45%という破格の数値をキープすることにある。
一応風デバフも可能だが、それより防御を固めることが最優先なので、アビリティをばらけさせず、役割に専念することをおすすめする。
リネット同様相手を選ばない起用が可能だが、フルに活かすなら風面子がおすすめ。
ちなみにリネットと組めば二人で物理と属性に関する四種のステータスを最大バフ状態にすることが可能。逆に防御バフ系踊子とは効果(演目)に被りが出るので、組むなら攻撃バフ担当と組み、バラエティーに富んだショーを繰り広げていこう。

○グロッサム 属性:雷 物攻型 影響力:権力
・全体雷、ランダム扇3連、ランダム雷3連、ランダム扇4連+物防ダウン(個別判定付き)、前衛全体物攻物防バフアビリティ所持
・常時発動型HP持続回復、瀕死時速度バフのサポートアビリティ所持
・超強力な専用アクセサリーあり。

第二回闘技大会覇者にしてイリスとはまた別方面で物理特化した舞闘家トラベラー。
本戦では取り巻きの存在もあって属性攻撃が入り交じる印象であったが、その構成は物理特化である(攻撃回数を確保した雷攻撃はあるが、属攻は明確に低い)。
ティキレンに同じく、自己バフもない踊り子が物理を?という無理を、やはり専用アクセサリーでぶち抜いている。
「物理攻撃+150、さらに会心+50」という性能はキャラクター評価を一変させる代物であり、これによって他の踊り子とは一線を画すどころか、扇弱点持ちなら確実にダメージを弾き出す存在へと進化する。
元より物理に関する攻防バフは本人のみで最大強化可能であり、後半修得のランダム扇4連には小確率ながら物防デバフ判定が毎回発生するというアシスト性能も抜かりはないため、周回によってその能力が攻撃性が加わるという構図になる。
ただし修得までは正直火力が半端なので、物理バッファー扱いを抜けることが出来ない。
それでも常時発動の回復と踊子トップのタフさでしぶとく立ち回れるという個性はあるのだが。
またそのスキルとパラメーターの構成上、他の★5踊子と比較して明確に相手を物理面子に絞る必要があるなど、シチュエーションを選ぶ節がある。トラスト通りと言えばそうかもしれない。
ともあれティキレン以上に周回完了が肝になるキャラクターなので、うまく勝利する事が出来、安定的なパターンをあみ出せたのなら、アクセサリーによる能力覚醒を狙ってみるといいだろう。

○プリムロゼ 属性:闇 属攻型 影響力:権力
・全体扇、ランダム扇4連、属性デバフ付ランダム闇3連、全体闇2連+物防属防デバフの攻撃アビリティ所持
・バフ持続延長、HP75%以上時SP回復効果付与のサポートアビリティ所持
・前衛全体物攻物防バフ(共に20%)、前衛全体物攻属攻速度バフ(全て20%)アビリティ所持

無印2周年記念で実装された無印主人公の一人であり、覇者のメインライターが担当したキャラクターでもある、シナリオとメインテーマ双方で高い人気と不幸度を誇る復讐者にして踊子トラベラー。
主人公組の特権ともいえる高いパラメーターは勿論、踊子の特徴特性をフルに活かしたアビリティを多数に所持し、主に攻撃面でのサポートが現状トップクラスであり、攻撃のみならず速度にまで影響するため、その汎用性は極めて高い。
他の★5トラベラーの例に漏れず、攻撃にデバフを付随しており、その効果も個別判定か複合型であり、高水準である。
攻撃に関しては物属双方、防御は物理と他の踊子を組み合わせたような運用が可能であり、バフオンリーでの起用も視野に入る痒いところに手が届く具合である。
弱点としては踊子共通の脆さと、高性能の犠牲として他のトラベラーより重たいアビリティ消費SPという欠点が存在するが、後者に関してはHP75%以上時の自動SP回復である程度カバーは可能。
しかしながら難易度が上がるにつれて、その維持が難しくなるため、HP回復アクセサリー等でサポートの発動率を高めていく必要があるところを意識しなくてはならない。
他の★5踊子トラベラーの例に漏れず、踊る相手を選ばない器用さを有しているが、バフの多方面さによって他の踊り子との噛み合わせは基本的にあまりよろしくない。性格が反映された巧い案配だと感心した点でもある。
当然ながら闇面子との噛み合いが良く、バフしながら自身もシールドを削りつつ攻撃参加をするという器用な立ち回りが可能。
また、例外的な起用として、唯一踊り子のポーラとは相性が凄まじく良く、交代によるHP持続回復、後列でのSP回復による燃費補助、極めつけは闇耐性デバフを二人で力を合わせれば最大まで引き下げることが出来るという仕上がりっぷりである。
故郷を後にしたもの同士、思うところがあるのかもしれない。

○ハスミ 属性:光 アシスト型 影響力:権力
・ランダム扇3連、全体光、光3連、基礎回復地の高い前衛全体回復、前衛全体物属防御バフアビリティ所持
・常時発動型回復効果バフ、被ダメージ時BP+の効果付与サポートアビリティ所持
・現状唯一の前衛全体SP持続回復アビリティ(最大値の5%)を所持。
実装に先んじて登場し、コウレンに続く形で実装された東方トラベラーにして固有のモーションとアビリティを所有する踊子枠。
ハーレーに所々似通っており、防御バフは殆ど共通であり、物攻デバフを属攻デバフに切り替え、属性攻撃性能を落として扇でのシールド削り能力を増した形。
防御バフの数値性能に劣る分、こちらは回復アビリティを所持し、リカバリーも行える一人で二役行う利便性が存在する。
更に2021年10月現在、唯一の前衛全体SP持続回復という特殊なアビリティを有する。
固定量ではなく、最大値基準のため効果量は大きく、後列待機と組み合わされば1ターンに15%の回復が可能。
長期戦になる、連戦になるようなイベントやメインシナリオでは大いに活躍する、と見込まれているが、現状50ターンを越える死闘の闘技大会においても、そのアビリティ抜きに前後の入れ替えで立ち回ることが十分に可能であり、必要性が今のところ薄いというのが本音である。
筆者は所持していないので分からないのだが、これブースト時に持続が延びるのか効果が延びるのかが不明なので、はっきりした評価を下せないというのも本音である。
ともあれ折角の独自性能が十全に発揮できない現状では正しい評価を下せないので、明言は避けさせていただく。
しかしながら平均以上のシールド削り性能、高性能な回復アビリティと防御バフが腐るわけではないので、その点での運用ならしっかり機能するだろう。

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