リオと自担

嵐の二宮和也。彼が私の担当だった。たぶん、いまも。世界中で1番輝いて見えたアイドル。嵐5人の中でも、ほんのちょっと、他の4人よりも美しく見えた。そんな彼が本当にすきですきでたまらなかった。

2019年、彼のファンでいることが苦しかった一年だった。特に後半。彼が結婚したことで、とてつもなく辛い思いをした。タイミング、お相手、他のメンバーの想い、私のだいすきな二宮担のお友達の気持ち、おめでとうを素直に言えないこと、彼の誠意が伝わらないこと、他担からの何気ない一言。全部全部がキツくてたまらなかった。正直ね。

何より苦しかったのは、それでも降りれなかったこと。自担に愛されてる他担が羨ましかった。こう思うことも辛いんだけどね。誰もそんなつもりないのにね。1番にファンのことを思って行動してくれることが、こんなにも羨ましく感じるなんて。私だって、降りたい。別の人の担当になりたい。それを止められてるか?嫌がられてるか?そんなのわかんないけど、あと一歩が踏み出せない。

私だって、1番だいすきな自担に大事にされている自信はあったんだよ。あんな彼だけど、私にとっては1番だったんだよ。みんなが貶して、悪く言う彼でも。想い、言葉、行い、歌声、演技、彼自身そのものがだいすきだったんだよ。いまだって、そりゃ脳裏にいろいろちらつくけれど、それでもアイドル嵐の二宮和也を生きるにのみやくんがすきなんだよ…

にのみやくん。自分のファンにこんなこと思わせてるって知ってる?何にも思わないよね?ほんの少し冷めているように見えるにのみやくんがだいすきだったけど、今回に関しては分かって欲しかった節はあるよ。とてもとても上から目線の、たった1人のしがないファンの思いだけど。

幸せであって欲しいけれど、いまのこれが本当に幸せですか?どうか、これ以上波を立てずに、嵐が嵐でいられる期間を大切に過ごして欲しいです。そこから先は貴方の自由だから。嵐でいる間は他の4人にも少なからず影響があるから。お願いします。私も貴方が嵐でいる間はなんとか自担はにのみやくんです、って言い切るから。

すきな色に黄色をあげなくなった。貴方の曲を聴けなくなった。1番だいすきな映画プラチナデータを見れなくなった。歌番組に、バラエティに、執着しなくなった。文章を読んで泣けるのは貴方のではなく別の彼のになった。

ごめんね。でもだいすきだよ。

2020年、これ以上切ない思いにさせないで。辛い思いにさせないで。楽しく一年駆け抜けさせて。来年の今日、だいきらいになっていませんように。こんなことを自担に思いたくなかったよ。

2019年、ありがとう。

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