伊藤たかみ『誰かと暮らすということ』(角川文庫)
下井草周辺に暮らす人々の「不満」「孤独」に焦点を当てた作品。会社に馴染めない「セージ」と「虫」の二人の距離が縮まっていく、微妙な空気感が好き。読了後にものすごく人恋しくなった。温もりある作品。

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