ささかわの読書感想文 2016年2月6日 10:34 吉田修一『パーク・ライフ』(文春文庫)日比谷公園を真上から見ると、人体解剖図のように見える。人間は汗のように公園の門から流れ出ていく…。営業マンの「ぼく」の視点から「流れ出る」人間の風景が切り取られる物語。「ぼく」の心象風景と実際の風景が融合する場面がすごく好き。芥川賞受賞作。 14 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート