N4102

新薬の研究開発に関わる者として、患者様の利益の最大化のために今できることを考え続けてい…

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新薬の研究開発に関わる者として、患者様の利益の最大化のために今できることを考え続けています。患者様ご自身、ご家族、治療のために日々奮闘される医療従事者、製薬企業の研究開発者、医療事業への投資家に向け情報を発信していきます。製薬企業勤務, PhD, 臨床研究開発, データサイエンス

最近の記事

J-TEC、決算発表とともにCAR-T療法の治験開始を発表

ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)は2024年11月1日、2025年3月期第2四半期(2024年4~9月)の決算説明会を開いた。同社の2025年3月期第2四半期の売上高は11億6100万円(前年同期比6.8%減)で、営業損失2億700万円(前年同期は1000万円の営業損失)を計上した。  再生医療等製品事業の売り上げは7億4318万円(同12.4%増)だった。個別の製品では、「ジェイス」(ヒト〔自己〕表皮由来細胞シート)が4億7748万円(同19.9%増)と

    • 【正社員転職支援】バイオ・ヘルスケア業界特化のRD SUPPORT

      「RD SUPPORT 正社員転職」は、バイオ・ヘルスケア、食品、化粧品業界に特化した転職支援サービスです。業界に精通したコンサルタントが求職者のキャリアをサポートし、専門性の高い求人情報を提供します。 RD SUPPORTは、1998年の創業以来、これらの業界に特化した人材サービスを提供しており、求職者と企業の双方から高い信頼を得ています。 興味がある方は、RD SUPPORTの公式サイトで詳細を確認してみてください。 食品・化粧品・ヘルスケア業界専門の転職エージェント

      • 【ネクセラファーマ】2024年に不眠症治療薬を発売へ:統合症治療薬候補も順調に進展

        ネクセラファーマ、2024年12月期第3四半期決算を発表 不眠症治療薬「クービビック」販売へ パイプラインの進捗 その他の進展 ネクセラファーマは、今後も新薬開発と市場拡大に注力し、持続的な成長を目指しています。 以上です。何かのお役に立てれば光栄です。

        • 【乳がん周術期治療の新たな一歩】S-FACT試験

          日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)の乳がんグループは、2024年11月5日に記者会見を行い、乳がん周術期を対象としたプラットフォーム試験「S-FACT(JCOG2205)」を開始すると発表しました。この試験は、日本初の乳がん領域におけるプラットフォーム試験であり、医師主導の第2相試験です。 試験の目的と背景: 試験の特徴: 主要評価項目: 試験の意義: この試験は約15年間継続し、術後の予後を調査する観察研究も実施されます。試験結果は、転移・再発例を対象とした第3

        J-TEC、決算発表とともにCAR-T療法の治験開始を発表

        • 【正社員転職支援】バイオ・ヘルスケア業界特化のRD SUPPORT

        • 【ネクセラファーマ】2024年に不眠症治療薬を発売へ:統合症治療薬候補も順調に進展

        • 【乳がん周術期治療の新たな一歩】S-FACT試験

          【住友ファーマ決算説明会】

          住友ファーマの主要製品: オルゴビクス(レルゴリクス): 進行性前立腺がん治療薬。北米での売上が好調 マイフェンブリー: 子宮筋腫・子宮内膜症治療薬 ジェムテサ: 過活動膀胱治療薬 ラツーダ: 非定型抗精神病薬 アプティオム: てんかん治療薬 トルリシティ: 糖尿病治療薬 エクメット/エクア: 糖尿病治療薬 メロペン: カルバペネム系抗菌薬 アイミクス: 高血圧治療薬 住友ファーマの2025年3月期第2四半期の決算説明会について以下に、主なポイントをまとめ

          【住友ファーマ決算説明会】

          【三菱ケミカルG決算説明会】田辺三菱製薬売却の噂に対しコメント控える

          三菱ケミカルグループの2025年3月期第2四半期(2024年4~9月)の決算説明会について、以下に、主なポイントをまとめました: 売上収益: 2兆2420億6600万円(前年同期比4.3%増) コア営業利益: 1723億5600万円(同44.2%増) 営業利益: 1366億6000万円(同1.4%減) 親会社の所有者に帰属する中間利益: 409億2100万円(同39.1%減) コア営業利益と営業利益の違い コア営業利益: 企業の本業から得られる利益を示します。通常

          【三菱ケミカルG決算説明会】田辺三菱製薬売却の噂に対しコメント控える

          がん治療のための免疫療法

          免疫療法はがん治療に有効な結果を示しており、今後も研究が進められて、新たな治療法の開発が期待されています。がんの免疫療法とは、体の免疫システムを利用してがん細胞を攻撃し、制御する治療法のことです。免疫療法は、従来の化学療法や放射線療法とは異なり、免疫系の働きを強化したり、特定の免疫細胞を活性化したりすることで、がんと戦うことを目指します。以下に、がんの免疫療法の主な種類とメカニズムをいくつか紹介します。がんの免疫療法とは、体の免疫システムを利用してがん細胞を攻撃し、制御する治

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          【個人雑記】奥多摩湖

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          【技術情報】ゴーストサイトメトリー:AIが実現する次世代細胞分離技術

          細胞分離技術は医療の世界でさまざまな応用が行われています。私もちょうど今この技術にお世話になっている所です。先日、最新の技術を調べているところ、非常に革新的な技術を見つけたので共有します。個人的には、これから紹介する技術では、無傷で細胞を取り出せるので、それ以降の細胞を用いた解析や技術応用に有用だと感じています。一般的な既存の方法では、分離のために細胞に様々な処理を加えるため、取り出した細胞の利用範囲に制限がありました。 概要 細胞形態ソーターは、細胞の形態や特性に基づい

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          【情報共有】セミナー(AIを活用したナレッジマネジメントの効率化)

          製造業の研究開発や設計開発の現場では、膨大な情報を効率的に活用することが求められます。しかし、情報の検索や整理に多くの時間を費やしてしまうことが課題となっています。 セミナー概要 テーマ: AIを活用したナレッジマネジメントの効率化 セミナー案内リンク:AIで実現する、ものづくり現場の新しいナレッジマネジメント | ストックマーク株式会社 内容: ナレッジマネジメントがうまくいかない理由 AIを活用することでナレッジマネジメントが成功する理由 Anewsとの連携

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          【新薬開発】海外バイオテック企業が日本で新薬を開発するための戦略と課題

          以前読んだ記事に非常に共感しましたので、共有させていただきます。 リンク:https://answers.ten-navi.com/pharmanews/25126/ この記事では、アイコン・ジャパンの小川淳社長が、海外バイオテック企業が日本で新薬開発を行う際の課題と解決策について語っています。 主なポイントは以下の通りです: 高い治験コスト:日本の治験コストが非常に高く、手続きや品質担保に多くの手間がかかることが課題とされています。 日本市場の優先順位:日本の医薬品市

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          【再生医療技術開発企業】ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)

          会社概要株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)は、1999年に設立され、失われた組織や臓器の機能を回復する「再生医療」の産業化を目指しています。再生医療は、細胞培養技術を用いて患者自身の細胞をもとに人工的な組織や臓器を再生する医療で、従来の治療が難しかった疾患に新たな治療手段を提供するものです。 J-TECの主な製品には、日本初の再生医療製品である自家培養表皮「ジェイス」、および自家培養軟骨「ジャック」が含まれます。ジェイスは主に重症熱傷の治療に使用され

          【再生医療技術開発企業】ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)

          【情報共有】セミナー(クリニック経営塾)

          採用難、減収時代を乗り切るための"最高"のクリニック経営塾リンク:https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/med/241124/  (from 日経BP セミナーナビ)

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