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S24 はじめてのラグドラパザシアン (最終 672位)

はじめまして、Takumiと申します。
この度初めて最終三桁をとれたので報告申し上げます。
今回は,同じようなパーティにあたると同じ3体しか出されないことが多かったので自分の反省も兼ねて紹介したいと思います.

トレーナーカードジェネレーターから.ありがとうございます.

戦績

672位 82勝57敗

構築経緯

全シーズンの構築記事を読んでいて,珠ドラパルトがザシアンやカイオーガの軸に対して有効であることを学んだ.

ドラパルトと相性の良いラグラージとザシアン
+ザシアン(メタモン)にある程度後出しできるサンダー
+バドレックス軸に出せるポリゴン2
+ヌオーなどの受けを止めるゴチルゼル

この順に構成が決まっていった.

コンセプト

(1) 有名パーティならば選出を固定して通す(後術)
(2) 変わった構築なら通りの良さそうな3体を通す
(3) 隠しダイソウゲンがありそうならラグラージは出さない 
(4) 明らかに不利な構築(後術)であれば吊り交換で有利対面を作る

個体紹介(画像は後載せ)

(1) ラグラージ@お盆

 特性:しめりけ 性格:のんき
努力値配分:207(252)-130-152(228↑)-×-114(28)-72(↓)
クイックターン じしん(ミラーコート) あくび ステルスロック

調整
・HD:珠DMサンダーの暴風確定耐え
余りB

カバルドン信者だったがクイックターンがあまりにも強すぎて採用してみた.草技を除けばある程度の仕事はできるので偉い.
構築単位で珠サンダーが重いので,ザシアン+サンダーの並びをみたらだいたい選出していた.最初はミラーコートを採用していたが以下の理由でじしんに変更した.

・珠サンダーを返り討ちにするより裏の起点を作ったほうが強い
・サンダーが非珠or耐久振りの場合ミラーコートを耐えてしまう
・相手のザシアンにみがわりがあると崩壊する

マッチングするザシアンはAを削っているケースがあるのでこのような配分でもじゃれつくを2回耐えてくれるので安心して投げれる.A特化の場合はこちらのザシアンの方が早いため問題ない.(けっこうきつい)
初手に対面した場合はだいたいじゃれつくを打ってくるので,ステルスロックよりはじしん→あくびの方が引かれた後の処理がしやすい.
コンセプトの通り,サプライズダイソウゲンの危険性を感じた場合は控えorみ選出が無難だった.
特性は自爆退場するランドロスを意識して採用してみたがどう考えても激流の方が強そう.厳選中に通常特性の色違いが出たので次はそっちにしてみようと思う.

(2) ドラパルト@命の珠

特性:クリアボディ 性格:いじっぱり
努力値配分: 179(124)-178(172↑)-95-×-95-189(212)
げきりん ゴーストダイブ りゅうのまい バトンタッチ

調整
・H:10n-1,無補正カイオーガの冷凍ビーム確定耐え
・S: 最速エースバーン抜き
余りA

今回の主役ポケモン.カイオーガ軸に選出する.珠サンダー同様に,本構築はカイオーガに弱いので(構築としてどうなんだ)初手に強制されてしまう.
A+1でH振りザシアンがダイホロウで落ちる(ステロだと確定)
珠DMげきりんで無振りカイオーガが高乱数で飛ぶので採用している.相手としても威力130なら高乱数で耐えてくれる(+氷ワンチャン)から突っ張った方がいいと考えたのか,うまく刺さったと思う.最終日近辺はバドレックス+バシャーモが多かったので活躍してくれた.バトンタッチだが相手の見えない一手として役に立ったが勝ちを拾えることは少なかった.というのも竜舞+バトンができるチャンスがなかった.あくびを抜け出せる一手として使えるが,後出しからノコノコ出てくるラグラージやヌオーを葬るためにソーラービームの方が強かったように思える.ふいうちは火力不足なのであまり刺さらなかった.(ふいうちは覚えるという事実が強い)
エースバーンに対面では勝てないのでSが役に立つケースは少なかったし,Aがもっと欲しいと思う場面が多かった.

(3) ザシアン@剣

特性:ふとうのけん 性格:ようき
努力値配分: 191(188)-202(92)-147(92)-×-137(12)-202(124)
きょじゅうざん じゃれつく つるぎのまい でんこうせっか

調整
調整に困ってたので,ポケモン徹底攻略に掲載されていた育成論を採用しました.
とてもパーティに合っていました👏
(問題があれば削除いたします)

出しておけばとりあえず仕事してくれる子.いじっぱりザシアンには対面で勝てるのが強い.ASには勝てないので,残りのポケモンできょじゅうざん圏内に入れる動きが大事なので,振り方が断定できない段階ではそうしていた.
ラムランドロスが初手に良くくるので,ラグラージのクイックターン+きょじゅうざんで倒していた.(ヤンキー珠ダイジェットの場合は結構まずい)
メタモンにコピーされてても一発は耐えてくれるのでHB振りは偉い.スカーフカイオーガに勝てるようにHD振りも検討していたが,最速ムゲンダイナが重くなってしまうので諦めた.遭遇頻度を考えたらカイオーガ意識の方が勝ちは拾えそう.

(4) サンダー@ゴツゴツメット

特性: 静電気 性格: 図太い
努力値配分: 197(252)-×-143(196↑)-145-110-128(60)
ボルトチェンジ ぼうふう はねやすめ かいでんぱ

調整
HB: 自分のザシアンA+2の巨獣斬確定耐え
S: S+1で最速エースバーン抜き

嫌いすぎて採用してみた最強ポケモン.ザシアンがメタモンにコピーされたときにきょじゅうざんを2耐えできるのは偉いが,メタモンが非スカーフだったり,じゃれつくを打ってきたりする場合は静電気を祈るしかないのが難点.
怪電波を採用することで数的有利を取った後にTODを狙えるのが強かった.ゴチルゼルを採用する以上,ボルトチェンジより蜻蛉返りの方が良かったような気もする.放電蜻蛉返りも検討してみようと思う.

(5) ポリゴン2@しんかのきせき

特性: アナライズ 性格:生意気
努力値配分: 192(252)-×-111(4)-125-161(252↑)-58(↓)
※S0個体

調整
黒バドレックスやサンダー意識のHD

黒バドを倒してきた英雄.旧作でめざパの厳選はしていたのに今回はS0を粘る力がなかったので友人に譲ってもらった.黒バドの他にはエースバーンがいる時はダイマックスして切り返すために積極的に出していった.ダイマックスを切るとウーラオスも倒せるのが偉かった.ラグラージでステルスロックを打てる余裕がないことが多く,終盤の襷黒バドの対応が難しかったので,ダイアイスを打って退場することでザシアンでも対応できたのが偉かった.総じて偉い.ポリゴン2を出してトライアタックを連打してイカサマがないと思わせてからバドレックス交代読みでイカサマを当てたこともあったがあれは良いプレイングではなかった.トライアタックは連打すると状態異常を引けるし,ダイアタックでS操作もできるのできれない技だった.でも電気技が欲しい場面は多々あった.ダイアークのダメージを上げるためにAはVが望ましいですね.

(6) ゴチルゼル@カゴのみ

選出しなくても受けポケに仕事してくれるTOD製造機.ヌオーが本当にどうしようもなかったので急遽育成して採用.この子がいることでザシアンの受けとしてヌオーがやってきても相手は自己再生を容易に打てない点が強い.少なくとも熱湯は選択されないので,こちらはヤンキーに突っ張ってeasy winを拾えた.今シーズン流行った残飯白バド+ヌオーは交代を積極的に読んでいった.Twitterを見るとゴチルゼルを嫌ってるユーザーが多いと見受けられたし,何かしらの対策を用意してるので何でもかんでもゴチルゼルを出さないようにしていた.立ち回りを間違えなければグロパンヌオーは1-1交換を取れるくらいには互角にやれるみたいです.

選出


・黒バド軸
→ザシアン+ポリゴン2+@1 
有利
バシャーモならドラパルト.
個体紹介でも書いたように動けば負けることはあまりなかった.黒バドは鬼火持ちが多かったので様子見でポリゴン2に引くと良い.しかし,それを読まれて悪巧みを積まれるとポリゴン2はダイサイコは受けれないのできつい.しかし,今期は壁+鬼火が多かったり,素で巨獣斬を耐える調整もいるので確率的にはザシアンが居座るのは良くなかった.

・ラグゼルネアス
→ ザシアン+ラグラージ+@1
微有利
ジオコンを積まれるとザシアンがゴツメ圏内に入るのでザシアンとゼルネアスの対面を保ちたい.ザシアンとゼルネアス対面だけは無駄な読みはしない方が良い.

・カバ(ラグ)ザシアンサンダー
→ラグラージ+ザシアン+サンダーorポリゴン2orドラパルト
微不利
メタモンがいればサンダー.
これにヌオーがいるとラグラージ→ゴチルゼルにするか悩む.その際は珠サンダーを切らないといけないのが辛い.ポリゴン2がいる場合は,ステロを入れれてもザシアンとの並びはドラパルトでは崩せない(崩せないことはないが,ポリゴン2にダイホロウ,ザシアンにダイドラグーンと言った無謀なことをしないといけない)

・イベルタル
→ザシアン+ポリゴン2orサンダー+@1
微不利
なんかきつい.(語彙力)
珠イベルタルにダイジェットを積まれると3タテされるのできつい.受け出しが効かないのでサンダーorポリゴン2でダイマックスを枯らす動きが必要.珠熱風はザシアンが耐えてくれるのでダイジェットとダイバーンのどちらもを打たれないようにすると切り返せる.
イベルタル+ヌケニン+ラッキーはほぼ無理なので強引な吊り交換を繰り返していた.何度ザシアンに噛み砕くがあればと思ったことか、、、
メタモンがいても,サンダーで切り替えせるくらいザシアンには火力を降っていないので安心してザシアンを選出できたのは偉かった.

・壁展開(ラプラス,クレフ,オーロンゲ)
→ ザシアン+サンダー+@1
微不利
結果として勝率は高かったが,壁展開に対して有効な対策はしていなかったのでサンダー+ザシアンで壁ターンを稼ぐことを意識して突破するようにした.クレフやオーロンゲの電磁波が怖かったので技構成が割れてからザシアンで殴るようにしていた.

・カイオーガ
→ ドラパ+ザシアン+@1
不利
ドラパルトで初手ダイマしてカイオーガを一撃で倒す.落とせれば他で詰めれるのでだいたい勝てる.序盤は相手にとっては有利対面だと思われていることが多かったので上手く刺さった.徐々に読まれて引かれるのがキツかった.
カイオーガと一緒にポリゴン2がいると安定行動ではほぼ無理.カイオーガの全抜きを狙うため電磁波を採用していることが多かったり,HBベースなら受けられてしまうので良くない. これに関しては終盤で安定行動で勝てないことを確信した.対応策としては相手のポリゴン2引きに対してザシアンやゴチルゼルを合わせることだが,失敗すると試合が終わる.
選出を間違えて初手にサンダーを出して詰みかけたがダイジェットを切ることで相手にSが逆転されたと勘違いさせることで勝ちを収めたことがあるがあれはダメだと思う.

・日食ネクロ
→ ドラパ+ラグラージ+@1 or ザシアン+ポリゴン2+@1
不利
最終らへんはほぼ勝てなかった.ドラパルトで舞えるタイミングがあればチャンスはあったがそうさせてもらえない時が多かった.

振り返り

結果論として選出読みが冴えていたこともあり,上記に書いたある程度戦える構築にはほとんど勝利を収めたと思う.サンダーとポリゴン2はザシアンや黒バドレックスに強く出れるので人気な構築への対策が練れていたと思う.しかしながら,日食ネクロズマにはほとんど勝てないことがこの構築の大きな欠陥であり技構成や調整でどうにかなる問題ではなかった.ゴチルゼル->鉢巻悪ウーラオスにすれば,受けのヌオーや日食ネクロズマの行動を制限することが可能そうなので試してみたい.

最後に

久しぶりに真剣にラングバトルに臨めて楽しかったです.拙い文章と雑な考察になってしまいましたが,執筆を重ねて上手くなりたいと思います.需要ないと思いますが,気が向いたらQRレンタルパーティも貼っておきます.









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