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点検ステップ3 センサー点検

【センサー点検での項目一覧】
◉指紋認証
 ・指紋でロック解除ができるか
◉FACE ID
 ・顔認証でロック解除ができるか
◉環境光センサー
 ・周囲の明るさを検知し、自動的に明るさ調整できるか
◉近接センサー
 ・通話の際、耳や顔などタッチパネルに触れても誤作動防止できるか
◉True Tone
 ・周囲の光に合わせて色合いを調整してくれる機能。カメラ、フラッシュ関連

通信電波が悪いわけでもないのに勝手に電話が切れた理、
突然スピーカーモードになってしまうことありませんか?

近接センサーのトラブルかもしれません。

iPhoneの近接センサーとは

iPhoneに物が近づいたことを感知して
自動的に画面を暗くしてくれる機能です。

iPhoneで通話するときに
多くの人がiPhoneを直接耳につけて会話をすると思います。

この時に画面をOFFにしてくれるのが
近接センサーです。

この機能があるから、
会話中に画面が耳や頬に触れても
間違ってタップする操作が発生しません。

ちなみに、近接センサーの近くには、
環境光センサーもあるのですが、
これは画面の明るさそのものを自動調節してくるもので
機能が異なります。

近接センサーの故障原因

故障原因のほとんどが「落下」か「水没」

近接センサーは、非常に繊細なパーツなので
軽い衝撃でも壊れてしまうことがあります。

・衝撃でフレームが曲がった
・近接センサー周りの画面が壊れた
・iPhone内部の水没マークの色が変わってる

このような場合は、物理的な衝撃が原因と考えられます。

近接センサーが故障すると困ること

通話中に誤作動が発生する

通話中に画面がついたままになってしまうため、
誤作動を引き起こすことがあります。

・会話中に通話が急に切れた
・アプリを起動してしまった
・スピーカーモードになってしまった

いきなりスピーカーモードになると
重要な会話が周囲に漏れ聞こえてしまう可能性もあります。

通話中に相手の声が聞こえない

近接センサーの付近には
イヤースピーカーなどもあります。

近接センサーが故障した時に
一緒に壊れている可能性があり、
そのため相手の声を聞き取ることができません。

近接センサーの周辺パーツが故障している場合、
パーツを丸ごと交換しなければなりません。

通話中の操作ができなくなり通話の終了ができない

通話中の操作ができなくなる場合があります。

耳からiPhoneを離しても、
画面がつかないような状態にするためです。

画面がつかないと操作ができないため、
通話を終了することができません。

また、音声案内の番号を押す操作も
難しくなります。

インカメやSiriが使えない

近接センサーは、インカメやSiriにも繋がっています。

なので、近接センサーが故障した時に
インカメやSiriが使えなくなることもあります。

近接センサーは周りの部品を丸ごと交換すれば
復旧することが多いです。

ですので、基本的に修理を行う時は
部品交換が必要になります。

近接センサーの調子が悪い時の対処法

汚れや傷がないかを確認

汚れが付いていることで
近接センサーが覆われている状態になると
正常に機能しなくなってしまいます。

落とした時に画面ガラスが割れてしまっている場合も
近接センサーが反応しない原因になるので注意です。

画面保護フィルムやケースで覆っていないかを確認

はめ込むタイプのケースや、
全面を覆うフィルムの場合、
少しずれるだけで近接センサーを覆ってしまいます。

通話中に手をかざして反応するかを確認

通話中の状態にして耳に近づけるのではなく
手をかざして近接センサーを塞いで暗い状況を認識させます

iPhoneの画面が暗くなれば、
近接センサーが正常に機能している状態です

画面が暗くならず、そのままの状態なら
近接センサーになにかしらの異常がある可能性があります。

iPhoneを再起動してみる

iPhoneに不調が見られた時は、
一度iPhone本体を再起動させましょう。

一時的な不調で反応が悪い場合は、
再起動で症状が改善することがあります。

ただし、

・画面ガラスやフレームに傷がある
・水没をさせてしまった経験がある

これらは近接センサーそのものが
故障している可能性が高いです。

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