『愛と青』
こんばんは。みらい@『 』です。
ご覧いただきありがとうございます。
2024/04/12
大好きな絵本作家 たなかしん さんとシンガーソングライター 竹澤汀 さんのイベントへ行って来ました。
イベントの感想と、色々思いが溢れて書きたくなったので
久しぶりのnoteです。
良かったら最後までお付き合い下さい。
しんさんの絵本は個展で直接しか買わないと決めているのだけど
今回は直接受け取れるだけではなく
しんさんの読み聞かせやみぎちゃんの歌に
2人のお話まで聞ける
幸せ過ぎるイベントだった
読み聞かせはしんさんの声優しい声とみぎちゃんの紡ぐ音がとても心地良い
しんさんは作者だからと言っていたけど、お父さんでもあるから
作者として読み手への「あなた」
父親として子どもへの「あなた」
色んな「あなた」への気持ちが伝わってきてウルッとしてしまった。
PGフェス以来になってしまったみぎちゃんの生歌
柔らかくて繊細で、でも存在感のある
みぎちゃんにしか紡げない音楽
いつ聴いても引き込まれて聴き惚れてしまう
みぎちゃんの音楽を聴くと何故か
今の私じゃない違う私に出会いたくなる
本当の私を知りたい。そんな気持ちになる
だから新しいことを始める時に良く聴いている
社会人2年目が始まった今聴けたのも嬉しい
トークタイムでは「だいじなあなた」についての話やこだわり、「うたえなくなったとりとうたをたべたねこ」の話など色んな話を聞くことが出来た
今日の話を聞いた上でもう1回読むのが楽しみ
みぎちゃんの音楽についてのトーク中に話題に上がったのは「青」
ある事をきっかけに私が聴けなくなってしまった曲だ
思わず心がキュッとなる
昨年、20年の付き合いになる友人を亡くした。
幼稚園から中学までどの思い出を切り取ってもあの子がいる
誰も真似できない特別な雰囲気や感性を持つ
私の人生には欠かせない子だった
届かないとわかってるのに1つ前のnoteに書いた長文の手紙にもあるように
本当に大切で特別で大きな存在だった
あの日枯れるほど涙を流したのに
半年以上が過ぎてもふと思い出しては涙を流す日々を過ごす中で聴けばどうなるかはわかりきったことだ
それに
あの子の名前には「青」が入っていた
だから聴けなかった
言い方は悪いが聴かざるを得ない状況だ
覚悟を決めるようにマスクを外してハンカチを手に取って聴いていた
歌い出しから泣いてしまった
泣かないなんて無理だった
太陽に照らされて燦々と咲く向日葵のようだったあの子も
遺された片割れの頬に触れる雨になっているのかな
寂しがり屋な片割れだから迷惑な程触れてあげててほしいな
最期に目を覚ますことができなかったから
歌詞のようにありがとうを言えなくてごめんねって思ってるのかな
言葉と音のひとつひとつを受け取る度に思い出しては涙が溢れて止まらなかった
でも今日青を聴けて良かった
触れ合うことは出来なくなってしまったけど
2人は今でもきっと一緒にいるんだろうなって
そう自分の中で納得させることが出来た
みぎちゃんの声と紡ぐ言葉や音が私の心をそっと撫でてくれた
これでまた青を聴ける気がする
夏になったらあの子達に会いに行こう。
片割れの名前を書いた「だいじなあなた」を持って。
みんな誰かに大切にされている
生きていることを喜んでくれている
思い続けてくれる人がいる
色んな愛を感じた日になりました。
その愛とあの子の青で今日の『 』を埋めます。
みぎちゃんとお話して、泣きそうになって話しても優しく聞いてくれて嬉しかったです。
次会えるまで元気でいますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた、いつか…
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