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包茎 vs ズルムケ どっちの方がいいの?

男性のちんちんの皮を切る割礼は実は何千年もの間、行われていて、
国の文化や宗教に深く関係しているって知ってましたか?

でも実際のところちんちんって「仮性包茎」か「ズルムケ」か
どっちの方が良いんでしょう?


身体への影響、感じ方、そしてセックスの面から解説していきます。

まず割礼っというのはちんちんの頭にかぶってる皮膚、それを取り除いて亀頭を出す医療処置のことです。この皮膚のことを包皮とも呼びます。

この割礼はどこでどのように始まったかって言うのは実ははっきりとはわかっていなくてまだ議論されている最中です。

1800年代に英語圏の国で割礼が一般的になった時は性的快感を減らすために行われていました。

何で快感を減らすかって?

それはオナニーの回数を減らすためです。

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当時はオナニーをすると体や心の病気の原因になると信じられていたため、性的快感を減らして、オナニーをあまりさせないようにすれば病気にならないと思っていたんです。

でも、そう言った割礼の効果は、1960年代後半に疑問を持たれ初めて
研究団体やコミュニティからはっきりとした医学的利点はないと反対意見が出てきました。
 
さらに当時の医療技術では出血が酷かったり、他の病気に感染したり、死亡するリスクの方が高かったそうです。

この影響もあって割礼を受ける男性の数は減っていきました。

アメリカでの割礼率は1979年には64.5%でしたが、2010年には58.3%まで下がりました。

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全世界でズルムケちんちんの男性はおよそ33%ほどです。ちなみに日本の男性の約70%が仮性包茎です。

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最近の研究では、割礼は陰茎がんや梅毒、淋病、ヘルペスなどの性感染症のリスクを減らすことがわかってきました。

そしてHIVの感染リスクを最大60%減らす効果もあることがわかりました。

ウガンダで行われた、パートナーがHIV陽性であるストレートのカップルに30ヶ月間行った研究では割礼を受けた男性はHIVに感染しなかったけど、割礼を受けてない男性の137人中40人はHIVに感染したとのことです。

この結果はアフリカ大陸の南側の国には当てはまりますが、日本のような先進国や、同性愛者同士ではそれほど当てはまりません。なのでさらなる研究が必要とのことです。

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ズルムケちんちんの男性とのセックスはHPVと呼ばれるウイルスへの感染リスクが減るので、このウイルスが原因で起こると言われてる子宮頸がん、肛門がん、膣がん、咽頭がんなどのがんや尖形(せんけい)コンジローマなど性感染症へのリスクも減ると言われています。

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では、ズルムケちんちんはどのようにして性感染症を防ぐんでしょうか?

ノーザンアリゾナ大学のプライス博士のチームが行った研究によると
成人の男性が割礼手術をしてから1年後、男性のちんちんとその周りの細菌は81%少なくなったそうです
プライス博士は、ちんちんの皮が亀頭にかぶっている方が細菌が繁殖しやすい可能性があると説明しました。

ただし、ちんちんを洗って清潔にしてれば、これらのリスクを最小限に抑えることができます。

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性的快感についての研究によると、ズルムケちんちんの方が快感を感じにくいとの結果が出ました

それは皮を取り除くとちんちんの感度が下がるからです。

 ちんちんの皮には指先や唇にあるような敏感なタッチもわかるような特殊な神経があって、より多くの感覚を感じることができます。

しかし、割礼で感度が下がったことにより、男性はセックスの時に長持ちすることがあるんだとか!

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とある研究は、早漏の47人の男性の割礼前と割礼後を調べたところ、射精までの時間がほぼ10倍になってパートナーの満足度も上がったそうです。気持ち良さを取るか、時間を取るか難しいところです。

仮性包茎とズルムケちんちんの見た目の好みに関しては人それぞれ。どちらが良いとか悪いとかと言うのはありません。

カナダ小児学会は、北米では感染のリスクが低いため強制的な割礼は認められていません。
ただし、性感染症が広がっている一部の国では、割礼した方が感染のリスクは減るとの意見です。

結局のところ、日本のような先進国に住んでいて衛生的であれば仮性包茎でもズルムケちんちんでも大きな違いはありません。どちらのちんちんでもセックスの時にコンドームなどを予防策を取っていないと性感染症になる可能性はあります。大切なのはどっちのちんちんでも清潔にしておくことです。

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現役高校教師・性教育アドバイザーのしょご先生です。 YouTubeで男の性の悩みや学校が絶対教えてくれない性のトピックを発信してます。 オーストラリアに16年滞在し現地の公立高校で8年間教えていた後、日本の学校に転勤、その後、再びオーストラリアに戻ってきました。