3_4.赤ちゃん寝かしつけの新常識

睡眠科学者からの提案

まだ産まれてないから実証できないけど、想像していた・友達の経験談として聞いていた寝かしつけや考え方と結構違って『目からウロコ』状態だった。アメリカ人女性で睡眠学の分野でノーベル賞をとった学者さんの著者らしく、きっと自分が産院や実母から聞かされる方法とは違うんだろうなあと思う部分も多い。ぜひ試してみたいことがたくさんあった。図書館で借りてきたけど、困ったら買おうと思える説得力。

ハッとしたこと

赤ちゃんが泣いたら、おっぱいあげて抱っこしてゆらゆら動いて寝かしつける..これの繰り返し(がずっと続く)と思ってたけど、赤ちゃんのタイムスケジュールを作ってあげる、朝と昼と夜があることをわからせる、胎児と違っていつでも栄養(おっぱい)が得られるわけではない、つまり胎児のときと違う環境に来たよ、てことをわからせてあげることが必要、てことなんだと。

赤ちゃん本人は環境が変わって戸惑ってる時期なのと、どちらにせよ成長して自立していくのがゴールたからこっち(我々が生きていける世界)の時間軸をわかってもらって、いっしょに生きていく練習をする、的なスタンス。

赤ちゃんが泣いても90秒そっとしておいて、そのあと心当たりを潰してゆく。すぐ抱っこしない(抱っこは最終手段!)し、興奮させる原因になるから寝てほしいタイミングでは目を合わせない、おっぱいもスケジュールに沿って与える、赤ちゃん側の都合を優先しすぎないことで、ひとりで眠れるようにトレーニングしていく。

毎日同じ時間に寝かしつけ、朝カーテンをあけ、おっぱいの時間もこちらで設定したものを守る。寝なくてぐずってるとき、おっぱいを差し出してしまうのをグッとこらえてベビーカーでお出かけするなど、決まったタイミング以外ではおっぱいを与えないことでスケジュールができてゆく。

しかしこれ、周りからいろいろ言われそうだし、実践できるかちょっと不安になる。

あと親と添い寝どころか同じ部屋で寝るのも、睡眠のことを優先するなら良くないらしい。ベビーモニターか、泣き声が聞こえるような工夫をしておくそう。

いっしょに寝るもんだと思ってたけど、いつもは別々に寝るからこそ体調悪い時とか怖い夢見たときに親といっしょに寝ることがスペシャルになり、思い出深いものになる。

確かに大人になったら別々に寝るんだしねえ、でも心配になっちゃうしなあ、これはあとから考えよ。

夜モードと昼モード

明るい光(蛍光灯、スマホの明かり)は就寝時間までを徹底し、就寝時間以降は60wほどの赤い光(夕焼けのような)だけでお世話をする。

また、昼寝の時間と夜の就寝の環境を分ける必要があり、昼寝の場合ベットに寝かせず、掛け布団もしないし明るいままを保つ。生活音も普通に出す。起こしていい。

夜の就寝ではホワイトノイズをかけて、(寝返りするようになるまでは)おくるみで包み、絶対に明るい光を持ち込まない。電源のミドリの光とか、LANの青い光とか小さいやつもNG。

遮光カーテン必須ね!

おっぱいをあげるとき

アメリカでは2時間おき、という指導が一般的らしい。

飲んでる途中で寝ちゃう、ていうかわいい現象のときに、ほっぺに冷たいもの当てたりして起こしてでも、お腹いっぱいまで飲ませることで、細切れに起きてしまうことを防ぐらしい。

新生児のとき(体重を増やす必要がある時期)は例外でいいらしいけど、夜お互いぐっすり眠って規則正しい生活をしていくほうが、お互い気分いいよね。

具体的な睡眠スケジュール

何ヶ月のときに何時間、夜の睡眠と昼の睡眠が必要とか、何時に起きてほしいなら何時に昼寝して、おっぱいをあげて、何時に就寝して、みたいな細かい指導も載っててすごいわかりやすかった。

泣いてる赤ちゃんをすぐ抱っこしない、とかおっぱいのスケジュール、とか周りにいろいろ言われそうなタスクも多いけど最新の科学のほうが説得力あるし、やってみたいなあ、と思ってる。どうなることやら。

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