令和いらねえ釣りはホットケーキ ver.2/2024年3月28日



2024年3月28日。朝、目が覚めたら1通のメール。読んで一気に目が覚めた。光栄なご依頼でした。今日は行動量の多い1日になる。月曜日の「ビブリオ・ロジ」でもひとしきり話題になった映画「夜明けのすべて」。見に行くなら今日しかないと決めていた。時間帯が合うのは昼間上映の横浜のみ。横浜か〜、と思うけど、練馬から副都心線→東横線直通で行けるというプチ奇跡路線がある。結局、なんとか上映開始直前に滑り込み。しかし平日昼間なのに百席弱のスクリーン9がほぼ満席。なめてた! 前方の席しか空いてなくて、スクリーンを見上げることに。しかし、この「見上げスタイル」が、この映画を見るうえではよかったとあとで知る。とにかく知人友人からよい評価しか聞いてなかったのでハードル上がりまくっていたが、本当にすばらしかった。プラネタリウムの説明を聞いてるだけで泣けることってあるんだ。パンフは売り切れだった。いろいろ調べて、鳥取jig theaterで監督の三宅唱さん、編集の大川景子さんのトークが4月に行われると知った。マジか。行こうかしら……。jig theaterは去年イベントでお世話になったし……。そっとカレンダーに予定の候補として記入。

横浜から渋谷に移動。3時から櫻木さんとお茶。1時間ほどだが、必要な1時間だった。予報では夕方から雨風強まって傘もさせないかもとのことだったが、まだ曇りで持ち堪えている。どうぞこのままでお願いします。4時半から渋谷TOWER RECORDSで取材。新装されたTOWER VINYL、マジでお客さんの大半はインバウンド。価格設定も気になるが、それよりも、常にあったはずのレコードが売れていて無い!という発見が気になる。あれもあれもあれもない。目立つものだけでなく、無くなるものもどんどんアップデートされているのだ。取材はつつがなく終わった。次は恵比寿に移動して、LIQUIDROOMでKNOWERのライブを見る。開演まですこし時間あるけど、何かを食べるというほどでもないので、駅近くのサンマルクカフェでスマホの充電を兼ねて原稿を手直しする。今日は大雨の予報につきMacBookは家に置いてきたので、原稿はiPhoneで。カウントメモというアプリがお気に入り。これからはじまる連載の第1回、なんとなく書き上がっているんだけど、これを最初に出すのは違う気がしてきた。なので、円谷プロ方式にする。つまり、最初に第3話くらいを撮影して、俳優やスタッフを荒唐無稽な世界観に自然となじませてから第1話を撮る手法だ。「ウルトラセブン」は第3話「湖のひみつ」から撮られている。ちなみに、ぼくのラジオ番組「6時だョ!3345ー!」も第2回を最初に収録した。円谷リスペクトなのだった。というわけで、新連載も、ほぼ完成してた原稿とまったく違う話をあらたに書くことにした。結局、ただ思い直すためどけのサンマルクでの30分だった。

KNOWER。ルイス・コールの音楽はいつも聴き手を圧倒してしまうようでいて、ちゃめっ気というか思いつきのある場所が限りなく聴き手に近い。アーティストとオーディエンスという二項関係にほとんどならないなと思う。ここから先に思ったことはレポートに書きます。次の「ミュージック・マガジン」。リキッドを出てもありがたいことにまだ雨は小降り。風もそんなに吹いてない。ありがてえ! さすがにずぶ濡れは避けたくて、一目散に帰宅した。予定が多いと日記らしい日記になる。

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