令和いらねえ釣りはホットケーキ ver.2/2024年4月20日



2024年4月20日。高円寺UPTOWN RECORDSへ。去年の夏にみのにゃん、本さんとやった「m&m&m」以来のイベント。今回はマイケルjフォクスくんと組んで、ゲストにKEN KENを迎えてのパーティー「ゆるディスコ」。もともと、去年GRASSROOTSでぼくがDJしたときの選曲をマイケルくんが面白がってくれて、「今、ゆるいディスコに興味ある」と話しかけられたのがきっかけだったか。そのときは「おれもそう!」くらいの返事で終わってた。それが、去年の暮れ、サイト「eyeshadow」での、2023年に出会ったベストカヴァーソングで、寺内タケシ「レ・マリ・デママ」を彼が選んでいて、それを知ったのがあのGRASSROOTSの夜のぼくの選曲だったと書いてくれていて、「ゆるディスコ」への言及もあった。だったらこれはもうふたりでイベントにしたほうがいいんじゃない? そう持ちかけて、はじめてみることにしたのです。このテーマならぜったいに信頼のおけるKEN KENにゲストをお願いしたらご快諾。みんなのスケジュールが合うポイントを探し、ようやくこの日になった。

もちろん選曲のフィーリングは最高なんだけど、意外とマイケルくんもKEN KENも「ゆるディスコとは?」をまじめに考えていたこと。3人とも「それってRisco Connectionみたいな音のことだよな」と思ったけど、それを持ってくるのは違うなというのも共通していた。彼らがカヴァーした「It’s My House」より、ダイアナ・ロスの原曲のほうが、より“ゆるディスコ“ではないか?とかね。たとえば、バレアリックとゆるディスコの違いは? バレアリックだとサウンドそのものが前景化して、誰がDJしているのかなんて消えてしまうように思うけど、ゆるディスコでは選曲者の存在が体温のように感じられると思った(3人で選曲したミックスを編集していて思った実感)。それを聞いてマイケルくんは「鶏ガラ、豚ガラ、人柄ですね」と言った。東池袋大勝軒のご主人、山岸一雄さんの名言のパクリだが、笑った。自分なりの「ゆるディスコ」。また季節が変わったくらいのころに、試してみたい。ミックスCDRはまるで売れなかったけど! 終わってから、DJ3人とみのにゃんで、高円寺北口の福龍門で軽く打ち上げ。ぼくは途中で寝落ち。ふらふらとタクシーまでたどり着いたが、降りるとき「ごちそうさま」と言ってしまうほど朦朧だった。あるいは、「「鶏ガラ、豚ガラ、人柄」が、頭に残ってたか。

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