令和いらねえ釣りはホットケーキ ver.2／2024年7月2日

2024年7月2日。朝、京都から戻り。車中で7月の予定をたしかめる。ついでに原稿を……と思ったが、名古屋過ぎたあたりで寝てしまった。ときどき原稿を書いている夢を見ることがあり、目が覚めてなにも進んでないことに愕然とするが、なにより悔しいのは、夢のなかで思いついていたらしい冴えたアイデアを完全に忘れていること。まあ、それも「冴えている」という外側のイメージに過ぎないのだろうけど。品川駅に到着。エスカレーターの右側が自然と立ち止まり列になっているときは、その新幹線が新大阪発だった場合(東日本は左側がデフォルト)。そんなことは本当にどうでもいいが、人間の生活が無意識にどうしようもなく染み出しているよなと思うと、すこしは愛おしくもなる。

旅先にいるとき、渡辺勝さんの訃報を知った。おまつとまさるを初めて見たのは、片想いのイベントで12年くらい前だった。ラポン・シュポンというバンド名義になってから、アルバムリリースのときに一度だけ取材した。耳は結構遠くなっていたようだったが、質問をキャッチさえすれば答えは明晰。名前の由来を問う質問に対して、勝さんの口から出た「ラポン、シュボオオオン」という発音が深く印象に残っている。何年か前、KBSホールで見たはちみつぱいの勝さんのギターもすごかった。あそこに行くまではどれくらいかかるだろうと思った。

プリトミで買ったTINY STEP “SOUTHSIDE” TRIOのCDを聴いていたら、次にまたラジオ番組を新しくやるとしたらテーマ曲はこれにしたいと思えるのがあった。