令和いらねえ吊り輪ホットケーキ/2020年3月25日

 3月の毎週水曜日、お昼のJFN系列「simple style -オヒルノオト-」の選曲を担当した。今日が最終日。

 テーマは「音楽のショートショート Again」。去年の5月に続いて、短い曲(イントロダクションやインタールードは対象外)をかけまくった約17分で14曲。リストはこちら。

 1 フレネシ / アセテート
 2 NRBQ / Electric Train
 3 Max Tundra / Lights
 4 Lou Reed / New York Telephone Conversation
 5 Carpenters / Saturday
 6 James Taylor / Isn't It Nice To Be Home Again
 7 Labi Siffre / You're Lovely
 8 マーライオン / ストーリー
 9 カネコアヤノ / カーステレオから
 10 遠藤賢司 / 今日はいい日みたい
 11 Milton Nascimento & Lo Borges / Estrelas
 12 Vampire Weekend / 2021
 13 Prefab Sprout / All Boys Believe Anything
 14 清水信之 / Cosmic Lullaby

 依頼がきて選曲を考えていたのは2月中のこと。中旬は買付でアメリカに行っていて、帰ってきてからデータで送った。

 選曲を最終的に決めた時点でも、すでになんとなく不穏な感じはあった。「いつものように」曲を選んで、じっさいの3月の気分にそぐうのかなとも思っていた。なるべくそんな影響は感じさせないようにしたかったし、正直、そこまでひどくはならないだろうとも思い込んでいた。

 だけど、さすがに最終週となる3月第4週の気分までは見通せない。前にやった短い曲だけの選曲をもう一度と決めて、たくさんピックアップしていたけど、途中で落とした曲もある。短い曲はどうしても勢い重視でドタタタタ、みたいなものも多いので、そういう曲は外した。

 結果的に、どうなんだろう。ぼくのなかでは、楽しいせっかち感に加え、お正月とかに神社にお参りしたときに数秒で願い事をしてる、みたいな気分も出ているような。まあ、ひとがどう受け取るかは自由でいいんだけど。

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