令和いらねえ釣りはホットケーキ ver.2/2024年10月3日


2024年10月3日。アーバンママからお誘いいただいてた「ニューアーバン」での「出張1003」。神戸の書店「1003」のポップアップストア、つまりブック飲み。水木昼間の開催とのことで両日ともに渋谷から出られず諦めて、一度は辞退のメールを出した。が、幸運にも今日の昼間、1時間だけ空きができた! なので銀座線から丸の内線を乗り換えて四谷三丁目へ。滞在できるのは10分弱、アルコールも飲めないが、チャージ代わりに配布されるzine「ねぇちよっと、奥村さん」が欲しかった。「1003」と縁のある4名の作家さんの文章に、奥村さんが感想を書き入れている。公開書簡とLINEやりとりの中間にあるまごころとポエジー。最高や……と言いつつ、この文章は時系列がおかしい。ぼくがzineをひらいたのはお店を出て帰りの丸の内線に乗ってからなので。お店のなかで起きたことは、奥村さんに声をかけてもらい、すこし話しただけ。「1003」は何度かおじゃましたり、通販を利用したりしていたけど、面と向かって奥村さんと話す時間はなかったように思う。「ねぇちょっと、奥村さん」とこちらご言わなければならないのに、逆に「松永さん」されてしまった。しかし、それは気まずいというより心地よい時間で、奥村さんの口調はそのあと読んだzineの書き文字の温度や態度と寸分の違いも感じないものだった。

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