令和いらねえ釣りはホットケーキ ver.2/2024年7月31日
2024年7月31日。飛行機が日付変更線をまたぐため、31日という日は短い。そして、8時間待ったうえでの深夜フライトのため、乗ってすぐ爆睡。途中で起きて、ボブ・マーリーの映画見ようとしたが睡魔に勝てず。映画は生涯を追う伝記物とは違う、ジャマイカの政情不安にマーリーが巻き込まれてゆくシリアスな実録物という導入。気になったので眠くないときにあらためます。
今年の買付は2度目。安上がりにする方法はあるのかと聞かれることあるけど、答えとしては、そんなうまい方法ない。できるのは航空券を安く買う工夫と、たくさん買って1枚あたりの経費(送料が主)を下げることくらい。空港で買うコーラのペットボトル、税込で700円。外食したら普通に5000円(税とチップで3割り増し)。スーパーでも安いのは水くらい。ガソリンはついに日本と同じくらいだわ。だけど、それはそれとして、もう割り切って、やるしかないんだよね。ところで最近気になるのはボビー・ジェントリーの値上がり。近年、彼女のラストアルバム「Patchwork」はもともとプレスが少ないこともあり人気になっていたけど、「Ode To Billie Joe」が入ってるファーストなど初期作も軒並み値上がり中。いわゆる南部コマーシャリズムのカントリーではなく、ルーラルでアーシーなカントリーが今聴くべき/やるべき音楽としてまた浮上しているアメリカで、長いことボビー・ジェントリーはヒット曲を持つスターとして知られてはいたけど、シンガー・ソングライターとしては評価されてこなかった。彼女の自立した音楽は、今は若いリスナーにとっては見過ごされてきたアイコンのように感じられるんだろう。あるいは、リオン・マイケルズがプロデュースしたノラ・ジョーンズやクライロにとって半世紀前のロールモデルとして、ボビーが見える。この再評価はいいことだと思う。今までが不当に安かったんだよ。