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初めて買ったフルーツブランデー

こんにちは。フルーツブランデーの人です。
『フルーツブランデーの人です』なんて言いながら、この記事を書いたことで、初めてフルーツブランデーを購入してからまだ3年くらいなのがわかりました。

というわけで、一つ目の紹介は初めて買ったフルーツブランデーについて書こうと思います。
「経緯なんざいらんねん!どんな酒や!?」という方は目次の2からご覧ください。

1.購入までの経緯

たぶんClear Creek蒸留所(以下、クリアクリーク)のチェリーブランデーが初めて買ったフルーツブランデーな気がします。
それまではあくまでフルーツブランデーはバーで飲むものでした。家で飲むのはウイスキーやラムをストレートで。もしくはカクテル(ジントニックや、ウォッカで作るレモンサワー、モヒートなど)を素人ながらに作って飲んでました。

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写真は当時のお酒たち。まだフルーツブランデーはいない


フルーツブランデーを飲むきっかけは西新宿にあるBar B&Fでした。

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Bar B&F(2018年4月撮影)

当時、そのフルーツブランデーを飲むきっかけであったBar B&Fで、マスターに今度アメリカ行くんだよねって話をしていました。(Bar B&Fについてはまたいずれ)
行く場所の近くにフルーツブランデーを作っているところ(蒸留所だったかは思い出せない)があるのがわかり、見つけたらお土産で買って帰ろうか?と話をして渡米しました。

アメリカに着いて日中時間帯に動ける時間があるのは到着した日曜だけ。意気込んでホテルに行く前に行ってみたもののそれらしき店を見つけられず、おずおずと引き返しました。
ホテルにチェックインした後、
私『この辺に酒屋ある?』
フロント『あんで。Bevmo!が2ブロック先や。』
私『(聞き取れず)べ、、、なんやって?!』
フロント『B・E・V・M・O!Bevmo!や』
私『ベヴモ?』
フロント『そう』
私『おおきに。行ってくるわ』
と言うわけで、Bevmo!というアメリカではチェーン店らしき酒屋に行く事にしました。が、そちらにも目当てのフルーツブランデーはありませんでした。一応店員に尋ねてみる事にしました。
私『(あらかじめ下調べした)フルーツブランデー知らん?』
店員『知らないねー』
私『(スマホのGoogleMapを見せながら)ここにあるらしいんやけど』
店員『あー確かにこの近くだね。行ってみれば?』
私『いや、行ってん。行ったんやけどわからんかってん』
店員『ちょい待ち。(スマホをぽちぽち)あー、今日休みみたい。土曜しかやってないよ』
私『ホンマかー?!ショックやわ〜。おおきに』
というわけで、お店は休みで土曜には日本に帰っているので購入することは出来ませんでした。

お目当てのフルーツブランデーに出会えないまま2日間の用事を済ませて、翌日帰るので最後にホテルのバーでゆっくり仲間たちと飲んでいました。部屋に水もないので「水でも買いに行くか」となり、10時過ぎに近くにある24時間営業のスーパーに歩いて行きました。お酒のコーナーが目に付いたのですが、深夜だったこともありお酒のコーナーには天井にも届くフェンスにカギがかかっていて入れませんでした。なんとかならないかなと思っていたら、近くに店員がいたので
私『(お酒のコーナーを指差し)あそこの酒って見れんの?』と聞くと
店員『おう。全然かめへんよ』
とすんなり開けてくれました。

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ちなみにこんな駐車場の門扉みたいなフェンスのでっかい版です
                    ※画像はAmazon.co.jpより引用

フェンスを開けると中にもレジがあり、そこで会計もできるので店員はフェンス内のレジで待っていました。そのあと閉めないといけないこともあり、ずっと待っているので、ゆっくり選ぶ気持ちにはなれず居心地はよくなかったです。

さてさて、居心地は悪いもののせっかくアメリカに来ているし、フェンスも開けてもらったしとフルーツブランデーがないか探していると、こいつがいました。

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当時まだクリアクリークは飲んだことなく、存在も知らず
「欲しかったら買っていくよ?!」とB&Fのマスターとのやり取り

まだ日本でもフルーツブランデーは買ったことはなかったのですが、結果、このクリアクリークのチェリーブランデーが初めて買ったフルーツブランデーでした。
※14時は日本時間でアメリカの西海岸はは22時

スーパーにはアップルとチェリーのみ置いてあり、ハーフボトルで30ドルほど(税抜き)とそんなに安いものではありませんでしたが、日本で手に入るものではないので即決で購入しました。フルーツブランデーの存在を知って1年くらいが経過したころでまだまだ当時は(も)よくわかってませんでしたし、家用に買ったこともなかったですが、きっと異国の地であることが強く背中を押したんですね。
(2本は購入して1本はB&Fに。1本は自分用。)

この時は知らなかったのですが、クリアクリークのフラッグシップは洋ナシのフルーツブランデーでした。(当時、まだ全然知らなかったので知らないのも当然。)このチェリーブランデー以外にもミラベル(西洋黄色すもも)やプラムなんかもあります。いずれ洋ナシについても書こうと思います。

ちなみに買うときはパスポートを見せて年齢確認しました。

さてさてこれが私の初フルーツブランデー購入になるのですが、実はこれがきっかけとなりこの後たくさんクリアクリークを買うことになりますwww
それはまた今後機会があれば。

2.クリアクリーク蒸留所のチェリーブランデー

味や香りの前に少しだけ。

クリアクリークはアメリカの西海岸側、オレゴン州にある蒸留所です。

設立は1985年とアメリカでは比較的古いフルーツブランデーの蒸留所でクラフト蒸留所の先駆け的存在です。ヨーロッパのフルーツブランデーに負けないフルーツブランデーを作りたい!といったビジョンでスタートしており、フランスのアルザスやスイスでフルーツブランデーの製法を学に、伝統的な銅製のポットスチルを使用して伝統的な製法でゆっくりと蒸留をしています。


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クリアクリークのチェリーブランデー(トニック割り)

さて本題です。

美味しいです!
これをきっかけにフルーツブランデーを購入して、家で飲むようになりました

ここのチェリーブランデーは繊細さというよりはパワフルな感じで、チェリーだけでなく少しバニラやアーモンドのニュアンスもあります。(あると言われています。私にはバニラはあまり感じ取れない。。。)
チェリーはオレゴンとワシントンのダークチェリーを使っています。パワフルなので、個人的にはカクテルの香りづけに使うのにいいと思っています。
アルコール度数は40度と平均的な度数です。アルコール感はまあまあ感じるかもしれません。
ストレートで飲んでももちろん美味しいです。余韻が口のなかに結構残ります。
トニック割は飲んだ後の余韻は長くないですが、炭酸でしっかり香りが広がり、甘みもあって飲みやすいですね。
※今後の紹介もそうですが、基本的に自宅ではトニック割で飲むことが多いです。というよりトニック割が好きですw

飲んでみたい方は緊急事態宣言明けにB&Fに行くと飲めるかもしれません。
(私も残りわずかしか手元にないです。)
下はB&FのFBとTwitterのリンクです。

※2021.07現在ノンアルコールのみ提供

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最後までお付き合い下さりありがとうございました

今回は初めて買ったフルーツブランデーの紹介でした。
これを機に自分でも買って飲むようになり、遂には自ら『フルーツブランデーの人』を名乗るようになりましたw

クリアクリークは日本で手に入れるのは難しいので、次回は日本で手に入るフルーツブランデーを紹介しましょうかね。
それともまずはフルーツブランデーの私なりの理解か。。。

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ではまた次のnoteで!


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