生い立ち。
はじめまして。
頭の中でどんな構想があっても、いざ文字を打ち始めると、なかなか出てこないものですね。
まずは自己紹介から。
私は、兵庫県生まれ、京都府在住の20歳、大学生です。
何の生産性もない、むしろ消費しかしてないダメ人間なので、不特定多数の人に自分のダメな部分を知ってもらいたく筆を執りました。
自己満足100%で書かせていただきます。
私は、兵庫県の岡山寄りの小さな田舎の寺に長男として産まれました。幼少期からたくさんの人に可愛がられていたそうで、人懐っこい性格だった為か、いろんなおっちゃんに好きだと言い回り、もれなくメロメロにしていたそうです。(全部、人から聞いたかのように書いてますが、うっすら記憶は残ってます。エエ格好してすみません。)
小学校にあがると、勉強では困ったことはありませんでした。もともと家で母親が塾をやっていたこともあり、漢検も寺の本堂で10級から全部受け、6級では満点も取りました。
しかし、2年生からずっと肥満体型で、運動は苦手。休み時間には教室で女の子と遊んだり、本を読んでいるような少年でした。
3年生の休み時間に、初めて外でサッカーをしたのが凄く楽しくて、隣町のサッカースクールに通いはじめました。同じ小学校の同級生に一人いたのですんなりと馴染みました。(同級生は自分含め16人。そのうち男子が9人でした。)
すると、その年に同じクラスから、さらに4人チームに入団し、みんな運動神経が良かったので一気に抜いていきました。
うちのチームでは、リフティングが100回出来ないとスパイクが履けないというルールで、他の子は数カ月でこなすところを私は2年かけ、やっとこさ履けたと思ったら数カ月後に抜き打ちテストで達成できず、またトレーニングシューズに逆戻り。そんなレベルでした。
4年生ぐらいまではそこそこの調子だったものの、5年6年になると、試合にもあんまり出れず、後輩にはなめられ、先輩には特に興味を持たれない、もっと言えば軽く嫌われている状態だったと思います。
実力主義の残酷さはここで学んだかもしれません。
そんなパッとしてない少年ですから、いじめにも遭いました。いじめというかどうかもわからない程度です。田舎の小学生なので。
例えば、廊下の端に詰め寄られたりとか、一時的に無視されたりとか、教室の後ろでクラスの大将的なやつにプロレスごっこを持ちかけられ、寝技に持ち込まれたときに、周りを囲んでたクラスメイトが私にむかって色々言ってきたりとか、図工の時間に手の甲に輪ゴムをパチンパチンされたりとか。
書いてて気づいた。まぁまぁなことされてるな。いや、そうでもないか。
私は小心者だったので、初めは母に告げ口していましたが、母は根っからの根性論。何せ、元体育教師でしたから。「いじめられる側にも問題がある」のスタンスでした。きちんと取り合ってくれてたかどうかはもう記憶にないです。
気付けば、鬱憤をためる癖がついていました。
その時々で小さく発散出来ず、なんてことないタイミングで爆発してしまっていました。
あるときはゴミ箱を蹴り飛ばして破壊し、またあるときは、絵の具セットを振り回して、先生を困らせました。(振り回した絵の具セットのうちの黄緑の絵の具が、図工室の大きな机の下に潜り込み、それを拾いに行くのはなんとも切なかったなぁ)
そして問題なのが、私がキレるとみんなが笑うという状態でした。まったくもって響かない、刺さらない、恐れない。私はおもちゃにされてたんでしょうね。
このときから周りからの見られ方は、そう大して変わっていません。残念ですね。各段階でデビューというものは果たせなかったみたいです。
この頃の自分よ。期待はするな。
そんなような少年時代でした。