世界全てが恐怖に感じた日々(慟哭

昼に起床→ぼーっとしたままソファに横たわる→気がついたら夕方→食欲もなくテレビを流す→夜になりベッドへ→眠れずに朝を迎える→気がついたら寝ている。以下ループ。

基本的な僕の生活パターン。

運良く会社を休職することは出来たものの、落ちぶれ・ポンコツの烙印を押されたショックも大きく、自己嫌悪が24時間途切れることなく頭や心を支配し、暇さえあれば「死にたい死にたい死にたい死にたい」「無能無能無能無能」という声がそこら中から聞こえてくる。

なんの価値も無い。なんの意味も無い。

外界と関わることが罪であり、迷惑であり、余計であり、余分であり、無駄である。

それは、相手にとって。僕はなにも感じない。ただ、息を潜めて肉体が生きているだけ。

真夏なのに、急に訪れる全身の痙攣。寒さで凍える室温30度。寒すぎて、風呂場の床に座りながら45度のシャワーを4時間浴びる。疲れて気がついたらその場で寝ている。

友人からメールが来ても、電話が来ても、着信音やバイブがなるだけでビクビクし、恐怖におののき、電源を切る。

郵便ポストも溢れ、水道・ガス・電気も止まる。

部屋から一歩も出ていない。

これで漸く静かに死ねるのだ。人知れず、ひっそりと。その為に、食事は取らない。これが最善だ、最良だ、唯一自分に残された積極的な感情だ。

その感情だけは絶やさぬよう、しっかり死のう。それだけは誰にも譲ってはダメだ。これは希望だから。最後の希望。

将来、未来、夢は全て消えた。だからこそしがみつこう。

綺麗な空も、鳥の鳴き声も、大好きな人達ともお別れ。出来る限り記憶に留めて逝くのだ。少しばかりのわがままを聞いて欲しい。

神も仏も信じていないけれど、どうして空に向けて言葉を投げかけたくなるのだろう。何もない、誰も応えてくれないのに。

もしかしたら違っていた、もう一人の僕へ、小さな頃に夢を沢山持っていた小さな自分へ投げかけているのかもしれない。

自然と流れる涙と、どんどん薄れていく現実と、遅くなる生命のリズム。

もう後悔は無い、僕の人生 the end


こんな事を何ヶ月考えながら生きていたんだろう。そんな過去にそろそろサヨウナラを。新たな人生を、求める未来を、叶えたい夢を1つ心に携えながら、一歩踏み出す5秒前。

本日は以上。

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