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2022年ブドウ根域制御栽培の催芽と発芽が始まった!

桜開花後、4月にもかかわらず連日最高気温が25℃以上になったため、ブドウの根域制御栽培によるシャインマスカット、ナガノパープル、クインニーナの3種の催芽と発芽が見られるようになりました(2022年4月12日9:00時現在)。

昨日の岐阜県東濃地方の最低気温16℃、最高気温25℃です。

潅水量は、1日1樹当たり7リットルを20回に分け、早朝5時から夕方6時までで散水しています。

ちなみに、催芽とはブドウの芽から茶色のアミアミが露出する状態をいい、発芽は茶色のアミアミの隙間から芽の緑色が見える状態をいいます。

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上記写真は、クインニーナの催芽。

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上記写真は、シャインマスカットの催芽。

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上記写真は、ナガノパープルの催芽。

これらは一文字剪定し、主枝が二股に分かれたところから真ん中までの芽の状況です。これが主枝の先端になると樹勢が強いのか、少し状況が違います。

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上記写真は、樹勢が強いためかクインニーナの先端で発芽を過ぎ展葉し始めています。

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上記写真は、ナガノパープルの先端近くで発芽した状態です。ピンク色の縁取りの葉が大きくなりました。とてもきれいです。

今私が一番心配していることは、遅霜が発生しないことです。昨年も3月に急に気温が上がり発芽し始めたころ、気温が下がり霜が降りて農作物に被害が出ました。今年はそれが起きないことを願うばかりです。

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