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FP3級 学科試験CBT 2024/02/20【受験備忘録】

ファイナンシャル・プランニング技能士3級、通称FP3級の学科試験をCBTで受験してきたのでメモ。


そもそもFPとは

ファイナンシャル・プランナー(Financial Planner)は、顧客である個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業・職種、およびその職に就く者。略してFP(エフピー)とも呼ばれる。

Wikipediaより

そのFPを認定する国家資格がFP技能士試験であり、1級・2級・3級が存在する。
有効期限は無いので生涯名乗れる。

FP試験は制度そのものがややこしい。まず実施団体が一般社団法人金融財政事情研究会(通称きんざい)および特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(通称日本FP協会)の2つ存在する。

ちなみにどちらで取っても資格としての効力は同一である。

この時点で天下りの香りが漂ってくる。補足:きんざい理事長は大蔵省出身。

とにかく、FP3級試験は学科試験実技試験があり、両方に合格することでFP3級に認定される。必ずしも同時に、そして同一の試験実施団体で合格する必要はない。

私は日本FP協会で実技試験に合格しているので、今回はきんざいで学科試験に合格して取得した。
ちなみに実技試験と言っても3級は筆記試験である。何がどう実技なんだ。

3級の受験料は8,000円。ちなみに簿記3級は2,850円である。高すぎ。やっぱり利権か。

勉強時間

全くやる気が出ず、3時間も勉強していない。不合格確定の特攻。
参考書はこれ。

https://amzn.to/3Iv8nzh

結果

合格点は36点。

60点中36点、つまり合格点丁度で合格。
株をちょっとだけやってたおかげで金融資産運用だけ満点。運だけで受かったような物だが合格は合格。

勉強方法?

FP3級は丸1日~2日頑張って勉強すれば合格のボーダーまではいける。
確実に合格するには一週間ぐらいは見た方が良い。

良くも悪くも地頭一切不要な試験。
数値(年金とか保険とかNISAやら)を丸暗記すれば誰でも合格できるし、そういう試験である。

ただ数値は毎年(法改正とかで)変わるので教科書は必ず新品を買うべき。
ケチるな。

問題集は不要。このサイトで対応可。紙ベースでやりたければ買ってください。

所感

FP3級といえば簿記3級と並べて評価されがちだが、正直かなり差がある。
FPはマークシートで6割で合格だが、簿記3級は非マークシートで7割必要。
どっちかしか取れないなら勉強時間が少ない分FPの方が得。

FP2級まで取っても良いかも。合格率は4割程度。ただ2級はそこそこ勉強時間が必要。ちなみに英検や簿記と違ってFPは3級を持っていないと2級を受験できない(実務経験がある場合は除く)。やはり利権か。

ちなみにFP1級はとんでもなくむずいので手を出さない方が良い。しかもFPには独占業務が存在しないので取得しても意味はあんまりない。すごいけど。

なのでコスパが最もいいのはFP2級。士業との相性はかなり良さそうなのでいずれ取得予定。

就活に役に立つかと言われれば3級ではそんなに立たない。系統としては保険・金融・銀行系の資格ではあるが。
ただ、生活していく上で知らなきゃまずい知識が盛り沢山なので就活関係なく知識としては持っておきたい。
英検3級と同じで資格として持っておく必要はないけど、知識としてはなきゃまずいよねって感じがする。


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