いつでも僕は君を想う Muse杯vol.4
広沢タダシさんがリリースされたアルバム『NIGHT SONGS』に収められている曲、『彗星の尾っぽにつかまって』をテーマに創作を募るコンテストMuse杯!
8月31日をもって作品の応募を締め切りいたしました。
煌めくつぶの様に輝く作品の沢山のご応募ありがとうございました。
今回はアイシングクッキーや、切り絵、トートバッグまで、個性溢れた輝きを放つ作品揃いとなっております!
それでは、Muse杯vol.4 いきまーす!
きっと明日は by ハタモト
ハタモトさんの写真作品です。
夕空のやわらかい光と、淡い色味の空にひまわりの曲線が美しく、やさしい。玉ぼけと淡い空に包まれた植物のシルエットに、遠い記憶を見るようにうっとりと目を細めてしまう。
トップ画像のひまわりの姿が、おでこを合わせて囁いているようで、二人のストーリーを見ているようでした。
(*´-`*)ほっと深い呼吸に誘導される作品にうっとり。
【226】キミが生まれるその日のことを by 深沢佑介
深沢さんの小説作品です。
この広い宇宙で出会えたこと、私を選んで産まれてきてくれてありがとう。
この命、燃え尽きるまで愛していく。
出産日記を読んでいるような、わが子への手紙を読んでいるような、心の声をそのままに届けられました。父親が母親視点でわが子に向ける愛を綴られているのがとても新鮮で、初産の不安や、これから母になっていく様子が初々しく伝わってくる作品でした。
(*´-`*)視点を変えて書くと、創作も広がりますね。
奇跡の子「雅‐miyabi」by COCO_miyabi_new_era
COCO_miyabi_new_eraさんの詩のようなエッセイ作品です。
"ペルセウス座流星群の彗星たちと共に
「令和」の新たな時代に産まれてきた”
なんとも希望に満ち溢れたストーリーの始まり。
出産されて直ぐの応募。彗星つながりに胸がいっぱいです。
強い輝きを放つ言葉を選ばれるCOCOさんがお母さんならきっと、不安も溢れる愛と光で包み込んで笑顔にしてくれるのだろうと思いました。
(*´-`*)そう。私たちのこれからは愛で満ちている。
また 恋のつづきをしよう by ayamo
ayamoさんの羊毛フェルトのぬいぐるみと、詩作品です。
なんとも愛らしく、きゅんとする一枚。ぬいぐるみも写真も一瞬をかたどるものだと思うのですが、心をわしづかみされるキュートさを詰め込んだ作品に私の心が少女に。添えられた詩が、絵本の世界のようにやさしく、心の奥に浸透する深さを感じました。
子どもにはどこまでもやさしく夢のある世界、大人には現実の上にやさしさと夢を思い出させてくれる物語に感じました。
(*´-`*)ぬいぐるみの足のしぐさ首の角度、詩と合わせた世界観にキュンとジンと温かさが広がる。
いのちの星の旅・・☆by ゆきのすず(中島祐貴子)
ゆきのすずさんの詩作品です。
一人ひとり産まれる前に宿したストーリーを持っている。
産まれ落ちた時に与えられた星を、自分の色に輝かせる旅の始まり。
そんなことを感じさせられました。
生まれる前から続いているストーリーの中で、あなたと出会い結ばれる奇跡。すずさんの やさしい語りかけが心地いい作品です。
(*´-`*)私の星は何色なんだろう。めいいっぱい輝かせたい。
彗星が迎えに来る日まで by 生津直
生津直さんの詩作品です。
「彗星の尾っぽにつかまって」の3番、4番の歌詞のつもりで、ミューズの気配を感じながら書いてくださった作品です。
楽曲の世界がぐんぐんと広がっていく。
"ひしめいた星たちの 川をわたって 見つけ出すよ 必ず何度でも”
結ばれた二人のストーリーに終わりはなく、どこにいても互いのストーリーは必ず重なっていく。そんな永遠を感じました。
(*´-`*)フレーズの響きとニュアンスにうっとりしながら永遠に続くストーリーを想像しました。
『彗星の尾っぽにつかまって』by しろくまクッキー
しろくまクッキーさんのアイシングクッキーの写真作品です。
まるで絵本を開いているような作品が愛らしく、おしゃれに広がっていく世界観に引き込まれます。
光と影の中のドライフラワーとクッキーの最後の一枚に、大きく息を吸うようにときめきました。明暗も、色も、構図も、アイディアも最高で、しろくまクッキーさんの世界観が詰まった作品です。
(*´-`*)最後の一枚に、テンション上がりきって、少女の私がかえって来るぐらい心を掴まれました。
彗星の尾っぽにつかまって by さお
さおさんのトートバッグ作品です。
沢山の星の中から、天の川で出会った二人と、いろんな惑星を楽しく旅する二人をイメージして作られた作品です。
天の川や惑星がポケットになっていたり、内布の柄やアクセポイントが何とも遊び心があってワクワクが詰まったトートバッグ。
物作りをされる方は細部もこだわるのですよね。
あまり目につかない裏地にも細工をしたり、ワクワクを詰めていく。
(*´-`*)スキップしながらルンルンでお出かけする姿を想像しました。
君の瞳のその奥を by じーご(チームおいらzigo)
じーごさんの詩作品です。
いつも笑っていた彼女の瞳の奥。僕だけに見せてくれていた彼女の姿。僕だけが知っている彼女。僕だけの彼女を "彼女の瞳の奥“ という言葉で表す想いが綺麗で、真っすぐ、強く感じました。
(*´-`*)僕から離れた彼女へ嫉妬も憎しみも感じない、彼女の瞳の奥を信じる言葉がそっと胸に残る。
ひまわり by じーご(チームおいらzigo)
じーごさんの詩作品です。
蝉の声と夏の日差し、ひまわりの花に彼女を見る。
彼女の姿、思い出を花びら一枚いちまいに乗せ、青空にしゃんと佇むひまわりを形づくる表現が美しい。
(*´-`*)笑顔の眩しい彼女を思い浮かべました。
花火 by じーご(チームおいらzigo)
じーごさんのショートショート、小説作品です。
盛大に上がる花火の光。消えていく光は儚く、何かの終わりを感じさせる。
彼女の問いかけ「この光ってこのまま消えて行くのかな」へ返した僕の言葉で、永遠に続く光へ変わり、『彗星の尾っぽにつかまって』の世界が広がる作品です。
(*´-`*)ロマンティック
夜空の向こう側 by じーご(チームおいらzigo)
じーごさんのショートショート、小説作品です。
星空を見上げながら、あなたの存在を近くに感じる。
どこまでも続いている空を各々の想いを抱えながら見上げている人達がいる。
この想いが星空をつたい、あなたと繋がったらいいなと思いました。
(*´-`*)あなたもこの空を見上げていますか。想いよ届け。
想い by じーご(チームおいらzigo)
じーごさんの詩作品です。
人の気持ちを掴み縛りつけることはできない。
それでも誰かを想い続ける自由は誰にでもある。
あなたの幸せを、私はわたしの幸せを思い大事にしたいと思いました。
(*´-`*)あなたを想いながらも、私の幸せを生きたい。
星はシチューに恋の味 by じーご(チームおいらzigo)
じーごさんのショートショート、小説作品です。
"星はシチューに恋の味” シチューって幸せの味と匂いですよね。
あたたかさの空気が幸せとなって身体に染み込む。
手作りの出来立てのシチューは、視覚から嗅覚、五感で味わえる幸せな気がします。
(*´-`*)星型の人参にたくさんのハートが詰まっている。
愛は恋の蜃気楼 by じーご(チームおいらzigo)
じーごさんのショートショート、小説作品です。
あなたの事を思うと消えて無くなってしまいそうになるくらい、胸の高鳴りと熱に包まれる。
「愛」は「愛」のまま存在するもので、愛は恋の蜃気楼という表現が、愛に恋している状態で、愛に到達していない恋の状態を表しているように感じました。
(*´-`*)身を焦がす恋は情熱が必須。なんてことがぽつんと浮かびました。
星の欠片 by じーご(チームおいらzigo)
じーごさんの小説作品です。
自分の気持ちを客観的に見た表現と、ユーモアのある駅名に魅力を感じる作品です。
詩的な言葉でするすると楽しく読み進めました。
人生という長く続いていく道の途中で出会うあなたと、もう一度会う日を心待ちにして。
(*´-`*)想い人ともう出会っているのか。まだ出会っていない想い人との再会を願っているのか。読み終えてそんなことを思いました。
心から感じる詩 by じーご(チームおいらzigo)
じーごさんのポエム作品です。
想いが届いたとしてもそれは一瞬で、存在しているはずのあなたが幻のよう。まやかしだとしても、あなたと一つになりたい。
露出オーバーめな光の中に美しいあなたを見たような、光に包まれた淡い色の映像が流れるようでした。
(*´-`*)じーごさん、沢山のご応募ありがとうございました。
花の咲く庭で by 安野ニツカ
ニツカさんの小説作品です。
『広沢タダシさんの彗星の尾っぽにつかまって』とマリナ油森さんの『いつか朽ち果てる世界であなただけは』にインスパイアされて作られた小説。
まさに創作に創作が重なり広がっていく作品を、ドキドキしながら拝読させていただきました。
感情の起伏を感じさせない淡々とした語り口は、マリナさんの世界観を崩さず読み手の胸に深く入り込み、美しい響きを残すニツカさん自身の言葉が心地よくストーリーの世界観を広げる。何度も別れては出会う二人の心の豊かさ、繋がりを強く感じました。
(*´-`*)悲しくて暗い世界でも、あなたの存在が全てで、見るものに色を与える。
あなたをおも・う。by tomoko.s
tomoko.sさんと劉一丁さんの動画作品です。
太極拳中国チャンピョンの劉一丁さんのゆったりとした動きが、曲と空気と重なって景色を超えて、地球と一体化しているように見えました。
添えられたお母様へ向けて書かれた言葉と、映像の劉一丁さんの太極拳の芯のあるゆったりとした動きが、なんでも受け止め包み込む母の強い愛と、tomokoさん自身がお母様への想いを抱きしめ、生きていく意思を感じました。
(*´-`*)芯のある穏やかな太極拳と、広沢さんの歌声で、ぬぐい切れない悲しさを薄めて包み込んでもらえるようでした。
「彗星の尾っぽにつかまって」 by PAN
PANさんの切り絵作品です。
最近ハマっているという切り絵での参加がとても新鮮で斬新でした。
彗星の眩い輝きを表すような光と、燃える赤と、陰影に浮かぶ広沢さんが何とも味わい深く、歌声が聞こえてくるようで、作品から曲が広がっていく。
切り絵で何かを作ることだけでも驚きなのに、広沢さんと一目でわかる表現力と、深みを出す色と陰影に、見る人の心を鷲掴む作品に「すごーい」と、心からの驚きが湧きました。
(*´-`*)じっと近づいて見入ってしまいました。すんげー。
いつでも僕は君を想う。by 椎名トキ/都基トキヲ
トキさんの動画作品です。
Museの言葉から連想するもの。トキさんの作品に直接登場することがなくても、微笑みながら許容し、支えてくれる彼女の存在と共有するゲームの世界を作品にして下さいました。
いつも、どこへでも一緒にいる二人。なによりとても楽しそうで、愛らしい二人の世界が、曲にぴったりとマッチしている。
(*´-`*)微笑みながら見入ってしまいました。愛らしい二人と、時々星に囲まれる一人の空間の映像と、最後のゲームの中から出て、明かりが消える演出もとても好きです。
以上、21作品のご紹介でした。
急ピッチでまとめ上げていきますので、どうぞ最後までお付き合いいただけましたら嬉しく思います。
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