投資競馬2020

こんにちは。
投資競馬について私が集計してみた結果をここに残そうと思い書きました。


まずはじめに、

各レースの勝ち馬って凄いと思いませんか?

新馬戦なら勝てば次のクラスに上がることができるし、各条件戦も勝てば次のクラスに上がることができる。
重賞なら○○年の勝ち馬と歴史に名を残すことができる。
しかしそれは各レース基本的には1頭しかいない。
フロックや展開のアヤで勝つこともあるかも知れないが、ほんの数%。
もっといえば怪我、病気なく出走できること自体が素晴らしい。
なので勝ち馬というのは特別な存在であると私は思います。


さて、本題に入ります。

私が集計した2020年重賞の結果まとめです。

2020年9月13日までの集計
重賞
全95レース
勝ち馬
単勝5人気以内
71頭
単勝6人気以下
24頭

と7割方5人気以内で勝利してます。

ここである考えを思いつきました。

何も考えず、単勝均等買いでプラス回収率にできるのでは?と。

中には何故この馬が5人気以内?など危険な人気馬が潜んでいます。

そこで集計を始めてみようと思い集計しました。


前提条件
重賞2020年9月13日までの集計
1レース1万で払い戻しは均等になるように購入

重賞
全95レース

勝ち馬
単勝5人気以内
71頭

単勝6人気以下
24頭

1レース1頭危険な人気馬がいると仮定し、単勝4頭賭け。
4頭賭けでも最低でも+約5000円になります。(オッズによるが、平均を算出)
それを平均として計算。
配分は合成オッズ1.5倍以上と低水準ですが、2020年9月13日までの重賞で的中率74.7%で高的中率。
また2頭以上削れる場合はさらに合成オッズは上がります。


仮運用

95レースを1万円投資し、計算すると、
95レース×10000円=950000円
的中した71レース
※払い戻しを15000円と仮定
71レース×15000円=1065000円
1065000-950000=115000円の利益となります。

回収率で出すと117%です。
危険な人気馬を把握することでさらに回収率は上がります。

Twitterで配信した危険な人気馬シリーズ

7月度危険な人気馬成績
0.1.0.6
8月度危険な人気馬成績
0.1.1.7
9月度危険な人気馬成績
1.1.1.3

7月、8月こそ勝ち馬は出ませんでしたが、9月は勝ち馬が出てしまい、不甲斐ない結果となっています。
それでも勝率は4%なのでこれからの結果次第では左右されるレベルでは無いと考えてます。

この結果を見て分かる通り、ローリスクローリターンですが、逆に言えば浮き沈みが激しくなく、馬券購入者の精神的にも優しいと思います。
人気薄で当たったらデカいが、いつ当たるか分からないものであったりすると資金力がないと購入し続けてる事が出来ません。
また、精神的にも不安が募ります。
的中率をある程度高める事で心にもゆとりを持てるとそう思います。


とここで合成オッズを上げるため、無条件で1番人気を消すというアレンジで計算しました。
重賞95レース中2〜4番人気が好走したのは全46レース
好走率は48%と約半分。

8月
クイーンS勝ち馬11人気 外れ
-10000
エルムS 勝ち馬1人気 外れ
-10000
レパードS 勝ち馬7人気 外れ
-10000
小倉記念 勝ち馬10人気 外れ
-10000
関谷記念 勝ち馬4人気 当たり
危険な人気馬なし+1人気
単勝4点 10000→16500
札幌記念 勝ち馬2人気 当たり
危険な人気馬1頭+1人気
単勝3点 10000→24790
北九州記念 勝ち馬8人気 外れ
危険な人気馬 2頭+1人気
単勝2点 -10000
キーンランドC 勝ち馬5人気 当たり
危険な人気馬 2頭+1人気
単勝2点 10000→31000
新潟2歳S 勝ち馬2人気 当たり
危険な人気馬 2頭+1人気
単勝2点 10000→21500

好走率44.4%
合成オッズ1.87倍
期待値は0.83とこれでは買えません。

9月はどうでしょうか。

札幌2歳S 勝ち馬2人気 当たり
危険な人気馬なし+1人気
単勝4点 10000→17390
新潟記念 勝ち馬2人気 当たり
危険な人気馬1頭(6人気だったので除外)+1人気
単勝4点 10000→17500
小倉2歳S 勝ち馬2人気 外れ
危険な人気馬が勝利
-10000
紫苑S 勝ち馬5人気 当たり
危険な人気馬1頭+1人気
単勝3点 10000→22080
京成杯AH 勝ち馬4人気 当たり
危険な人気馬1頭+1人気
単勝3点 10000→22320
セントウルS 勝ち馬1人気 外れ
-10000

好走率66.6%
合成オッズ1.98
期待値1.30

8月荒れやすい夏競馬だったからこそ人気馬の好走率が下がり、期待値が下がったのかもしれません。

合成オッズは上がりましたが期待値は微妙なところですね。
ただ、1人気を消す事で合成オッズは1.92付近になる事が分かりました。
ただそれで期待値計算しても0.92となかなか1は越えることが出来ません。


しかし上記の通り1点でも削れることができれば合成オッズ1.5以上は確定。
あとは好走率をあげるしかない。
となると1人気は買わざるを得ないか。
ちなみに5頭全頭買いで合成オッズはおよそ1.1〜1.2程度。
昨年実績で1〜5人気の好走率は81.4%なので期待値は0.89と買えない。最低1頭は削らないといけない。
1頭でも削られれば期待値は1.22。



2019年重賞実績
全140レース
1〜5人気勝利 114レース 好走率81.4%
1人気勝利 47レース 好走率33%
2〜5人気 67レース 好走率47.8%

2018年重賞実績
全141レース
1〜5人気勝利 112レース 好走率79.4%
1人気勝利 50レース 好走率35%
2〜5人気 62レース 好走率43.9%

2017年重賞実績
全138レース
1〜5人気勝利 113レース 好走率81.8%
1人気勝利 48レース 好走率34.7%
2〜5人気 65レース 好走率47.1%

面白いことに好走率があまり変わらない。
1〜5人気の勝率は見事に80%付近。
これは実に興味深いデータ。
不確定要素の塊でもある競馬で人気は当然購入者側のベット額で選ばれるのに、こうも好走率が収束するとは。



結論で言えば1〜5人気馬の中で危険な人気馬を1頭以上見つける。そして購入点数を減らす。
最低でも4点。
4点であれば、期待値は1を越えるので無条件で買い。
大切なのは危険な人気馬を見つける目を養うということ。

Twitterでは今後も危険な人気馬を配信していく予定です。


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@mozukeibaman


キング馬ちゃん




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