メルカリで終わる1日の感想

今日近所の友達から「メルカリで売って欲しいものがあるから持ってくね」と言われてたんだけど全然連絡がないから「家にいる?」と連絡してみたら「いるいる!持ってくから!」と返事が来たものの全然持ってこないので彼女の家にいきピンポンを押したらすごい寝癖で完全にノーブラで歯ブラシを口に突っ込んだまま(コンタクトをしてないから)すごい目つきで「は?だれ……」と言いながら出てきた。私じゃなかったらどうするんだ。別にいいのか。
「あっ!取りに来てくれたの!?やったー!」と言われダンボール4箱を指さされる。なんでだよ。2人で引っ越し業者のように運ぶ。なんで今日がこうなったんだ。うちであけてみたら新品タグ付きの服がたくさん出てきた。なんでだよ。買い物依存か?チマチマと出品しながら思う。(メルカリって、労力に対して、さほど儲からないんだよな…)と。じゃあなぜやるのか。先日別の友達は「梱包や発送を丁寧に行うことで自己肯定感を高めるのだ」と言っていた。かなり一理ある。私もそれかもしれない。

それはそれとして2億円は欲しいが、私は金持ちには全く憧れないので貧乏でも楽しく生きられるメンタリティだけが欲しい。

父の幼少時は絵に描いたような貧乏だったらしい。8人兄弟で、家にあるパンツの数が兄弟の数より少なかったからその日のパンツを履くために誰よりも早く起きていたそうだ。

私が子供の頃、父の兄弟が全員うちに来ていて、「貧乏だったけどそれをバネに頑張りましたよね我々」みたいな話をしていた。実際父も「貧乏は嫌だ」という気持ちがわりと強めだったと思うしうちは貧乏ではなかった。

その中で私が一番好きだったおじさんに「貧乏嫌だったの?」と聞いたら「いや別に…なんか冬のすきま風が凄すぎて家の意味ねーなとか、いやほんと、ぴゅーぴゅーやべえの。ほぼ外。ほぼ外じゃねえか!笑 とは思ったけどそういうのけっこう楽しかったかな…」と言われ、幼心に(これだ。)と思った。

(これだ。)がどれなのかよくわからないけど、これだ。と思った。

貧乏になりたいわけでない。ただ、そういうメンタリティは2億円より強いと思う。という話。

あと2箱でーす…

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