マッチングアプリで同性の友達を探そうとした話
最近のマッチングアプリでは異性ではなく同性の友達も探せるらしい。
とか、前に誰かが言ってたな。
探してみるか…
メジャーなアプリは使い方がよくわからなかった。
マッチングというかコミュニティ作りのようなサイトに登録して同世代の女性限定で募集してみた。平日の仕事終わりにご飯などいきませんか?みたいな
すぐに一人からメッセージが来た。
「親友になりたいのです」
親友に?
いや、親友はさすがにアプリで探すものではないでしょ。
近所に住んでいる友達に会った時この話をしてみた。
「いいんじゃない?」と言う。
「ある程度条件揃ったら、じゃあ私たち今日から親友ね!って、それのなにが悪いの。」
まあ、たしかに…
「だいたい、友達はつくるものじゃなくてなるものだ、みたいなの嫌い。つくるんだよ。実際そうじゃん。ただ日々家と会社の往復してて新しい友達ができますか?」
まあ、一理あるが一理しかない
「その人に返信してみなよ」
うーん
「変な人そうだったらやめればいいんだし」
うーん
「ていうかあんたなんでそんなことしてんの?」
なんでだっけ
よかったら、飲みにとか行きませんか?私お酒は飲めないんですけど飲みに行くのは大好きです!
と、送った。
送信ボタンを押すときに友達が
「GO…」
と呟いたのを聞いた。
親友か…
歓迎…
数秒で返事が来た。
「お酒、飲めないんですね…」
えっ
だめなの!?!?
「だめっぽいね。しつこくしないほうがいいよ」
そうだよね…
終わった。
同性の友達程度でこのダメージだ、マッチングアプリで異性の恋人を探してる人のメンタリティは一体どうなってるんだろう
毎日死んで毎日新しく生まれ変わってんのかな
それもいいね。
さようなら、
親友になれたかもしれなかった人よ。
もう他の人をみつけたかい?
私は、夕方の少しだけ涼しい風を受けながら、駅のホームでこのnoteを書いています。
しばらく、新しい出会いはいらないかな。
なんて、
でもさ、わたしたち
フフ、やっぱいいや、
もし来世で会えたら言うね。
その時は私のこと、ちゃんと気付いてね
じゃあ
さよなら
またね
おわり
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