大きめの不安要素を抱えたまま過ごした今回の年末年始の話

大晦日に実家に帰省していて、甥っ子姪っ子へのお年玉を準備しようとしたら、財布がなかった。
「財布がないなァ…」と言ったら母が「忘れたの?」と、言う。「忘れたのか、来る途中で落としたのか…」「忘れたの?落としたの?」「忘れたのかなァ…お年玉、貸して…」「返すの?返さないの?」「返すよ…今度…(忘れたのかなァ…落としたのかなァ…)」

妹と買い物に行く
「財布ないんだよね」「えっ!?」
「無くしたの?忘れたの?」「わからない…でもSuicaと、カード一枚はアイフォンのケースに入れてるから、いちお大丈夫」
「財布って、何が入ってるの?」「他のカードとか、保険証も、全部」
「えっ 無くしたの?忘れたの?」
「忘れたのかなァ…」

地元の友達と飲む
「財布ないから、私カードで払っていい?」
「えっ、無くしたの?忘れたの?」
「忘れたのかなァ…」
「えっ、大丈夫なの?」
「うんたぶん」

甥っ子と本屋に行く
「私がカードで買うから」
「カード?」「財布ないんだよね、ずっと」
「僕にくれたお年玉は?」「ん?ばあちゃんに借りた」
「お年玉を、借りた?」
「そう」
「お年玉を借りた?」
「そうだよ、なにか問題が?」
「……」

財布を無くしたのか忘れたのかわからないまま年は開け数日が過ぎ、東京の自分の部屋に帰ってきたら、財布はあった。

(おお…あった…)

私はどうやら、なんとなく大きめの不安要素を抱えたまま、それはそれとして、日々を普通に過ごすことができるようだ。

そんなだから、マイナンバーカードの受け取りが、まだ出来ていないわけだが。

もう本当にマイナンバーカードを受け取りに行かないと、破棄されてしまうらしい。
(破棄、ですか…)
と、思っている。

(破棄、ね…)

(破棄、ね…)じゃねえんだよ

今年の目標:

①財布を忘れない
②区役所に電話をしてマイナンバーカードを必ず取りに行くので破棄しないでください。と、言う

頑張るぞ〜〜


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