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6月25日 宝塚記念


宝塚記念 考察表


過去レース分析

まずは、天気。宝塚記念は6月末開催ということで梅雨時期にあたる。

という前振りしようとしたが、それは思い込みなのかもしれない。
過去5年稍重開催は2020年の一回のみ。10年で見てもいっても稍重まで。6回は良馬場で開催されている。現状曇り予報。天気も注意しつつ頭に入れておきたい。

良馬場開催と決め込み予想する。

2019年 2.10.8
12.6-11.4-11.5-12.4-12.1-11.9-12.0-11.6-11.5-11.4-12.4

2021年 2.10.9
12.3-11.2-11.6-12.4-12.5-12.4-12.3-11.5-11.5-11.5-11.7

2022年 2.09.7R
12.5-10.4-11.0-12.1-11.6-12.1-11.9-11.8-11.9-12.0-12.4

太字が11秒台以下のラップ。共通している点は2.3F目が速くなっていること。ここは上り坂に当たる。しかも19.21年に関しては12.13頭立てとフルゲート揃わない頭数。フルゲートになりそうな今回速くなるのは間違い無いだろう。22年のパンサラッサほどではないだろうが。

もう一点、2021年は12.5区間がある。その結果11.5-11.5-11.5-11.7を刻むことになる。他の2年は12.5以上かかるラップがない。その結果ラスト12.4というラップが入ってくる。ペース的には2019年に似た感じになると見ている。

2019年のレースを見ると、1着から5着までの馬が4コーナー5番手以内で回ってきた馬。
まあそりゃそうだよな大して緩む区間ないのにコーナーから突き放されたら後ろはさらにいい脚なんか使えない。
2021年も一緒。1着から5着までが4コーナー5番手以内。
2022年。2.5.8.3.5。これは5着以内の4コーナー順番。パンサラッサがいるレースだよ?10.4-11.0が刻まれたラップですらデアリングタクト8番手のみ。
かなりこの傾向が強い。基本的にこういう展開ってインが有利になるケースで差しも入るんだけど開幕4週目だもんな当然内の利が1番ない頃。外でも前にいれば有利になるんだ。時計的には去年くらいでてもおかしくない馬場で、内はまだ死んでいない感じ。傾向は続くと見ている。
基本的には先行馬、差し馬でもコーナー上がっていく加速力、4コーナー5番手以内にはいたいところ。

予想

逃げたことある馬がイクイノックス、ドゥラエレーデ、ユニコーンライオン。
まあ普通に考えたらイクイノックスはないよね。
逃げても勝っちゃう気はしなくもないが、、。
ドゥラエレーデかユニコーンライオン。ドゥラエレーデは東スポでは終始逃げ馬に並ぶ2番手、ホープフルでは逃げ馬マークの外2番手。逃げなくてもいいがプレッシャーはかけていくスタイル。ダービーではスタート後落馬してしまった。外枠からどういう競馬するか注目していただけに痛かったね。ただ、一つ言えるのは出していこうとしただろうな。構えるなら前がかりになりづらいはずであの落馬の仕方は回避できたはず。この馬面白いのが全レース乗り替わり。今回も幸。なのに関わらずあの形が崩れないんだよな。陣営の指示なんだろう。今回もその形は崩れないとみてる。
ただ、ユニコーンライオンはなんとしても逃げたいだろうね流石に。5戦連続で逃げている。しかもこの馬戦ってきた相手の中にキングオブドラゴン、アフリカンゴールド、ディアスティマ、ベレヌス、シャムロックヒル、ロザムールなど同型相手に逃げを打ってきた馬。それだけにテンが速い。
京都大賞典 12.1-11.2-12.5 35.8
福島記念  12.1-10.9-11.2 34.2
ジャパンC    12.8-11.2-12.3 36.3
京都記念  12.5-10.9-11.2 34.6
2000.2200のレースでは34秒台、2400のレースでは35.36秒台。
今回は2200。34秒台は出そう。

福島記念
12.1-10.9-11.2-12.6-12.6-12.4-12.2-12.0-11.9-12.3
京都記念
12.5-10.9-11.2-12.3-12.6-12.4-12.3-12.2-11.6-11.3-11.6

どちらも12.6が刻まれる。同条件の京都記念だが11.3-11.6はドウデュースが刻んだラップで後ろはもっとかかっている。たぶん11.6-12.0くらい。後ろが来ないならスパートはかけないってことなんだよな。ただ今回G1のペースで12.6が刻まれるかというと微妙。前半34秒台。12秒台のラップを刻むことが確定。
あとは後半。番手以下の動きが重要となる。

番手候補ドゥラエレーデ、アスクビクターモア。ドゥラエレーデが外2番手だと動きがないと思う。アスクビクターモアが外2番手だと早めにスパートがかかると思う。これらが動かない場合後ろが動かなければいけないわけだが、11.5以下くらいの継続で上がっていけないとただ外回るだけになってしまう。ましてや12秒前半で流れている中での話。そんな馬いるのか?いる。イクイノックス。
そうなると大半の確率で外前有利になると見てる。アスクの動きで行った場合外前、後ろが動いた場合外差しって感じか。内枠は結構厳しい競馬になると思う。
って書いていたが、当の本人イクイノックスが内枠に入ってしまった。さあどうする。

この枠は結構悩まされるところ。確定要素、不確定要素がそれぞれある感じ。
まず、ユニコーンライオンが外枠に入った。これで前半のテンの速さはほぼ確定だろう。またその外にドゥラエレーデ。間のモズベッロは遅いから楽についていける。そうなると割り込む隙もなく外2番手、1番欲しいところが手に入る。陣営のコメントにもある通りだ。すると苦しいのがアスクビクターモア。外から被せたかっただろうね。2頭をいかせてポジションを選べるわけだがかなり難しい。
①ラチ沿いに寄せてインでロスなく②1頭分開けて選択肢をもつ③ドゥラエレーデの外につける
①を選んだ場合、その外につけるのはディープボンドだろう。ディープはズブいでお馴染みガシガシ追ってくる。コーナーで上がっていく力もある。おそらく後手になる。先に動かれて外展開になって内にいるアスクはしにポジションになる。
③を選んだ場合、客観的にドゥラエレーデ、ユニコーンが強いかと言われるとこの中だとそうは思わない。それは全員が思ってることで展開にも左右される。最後に止まると思うなら内で詰まるリスクを背負う必要がない。アスクのペースで上がっていける外3番手はなくはないと思う。ある程度ロスがあっても菊花賞馬だ。スタミナはある。ただこの場合後ろの差し馬からしたら楽な展開。いい目標となって使われる可能性が高い。
②を選んだ場合、そのあとディープボンドが迷う展開になる。動いた場合外3から上がることになりロスが発生する、この場合張ればアスクのもの。ディープが下がれば後ろは外4回さなければいけない。
正解は②だと思う。そして、同時にディープの正解も②である。ただこの馬直線で前にいる馬を差すことができない。コーナーで上がっていき先頭に立ったうえで粘りこむ形。特に最近のレースではそれが顕著。だから上がっていくだろう。外3でも。
恵まれるポジションがアスクの後ろになるわけだが、そこのポジション結構取り合いだね。2走連続前目で競馬している②カラテ、ゲート出れば前目につける③ダノンザキット、脚質未定の⑤イクイノックス、好位宣言⑦プラダリア。ダノンザキットのゲート次第だがラチ沿いダノンザキットディープの真後ろイクイノックス、外3プラダリアという隊列が出来上がると思う。ダノンが出遅れたらそこにカラテって感じかな。ディープが外3から上がっていくと必然的にアスクの後ろにはイクイノックス。アスクが外を封じてくれて勝手に道が開く。盤石だよな。
そうなると次は「強い馬の後ろ」はベストポジション。イクイノックスの後ろが争われる。そこはジャスティンパレスがいるはず。こちらも盤石。

外を張る展開になると後ろは厳しい。アスク、イクイノックス、ジャスティンパレスでほぼ決定ではないか。後ろの隊列が確定ではない分、◎アスクビクターモアがいいのかもしれない。

抑えで加速でき前に行けるディープボンド、イン溜めでわんちゃんダノンザキット、前走加速を見せたボッケリーニ、条件はいいジェラルディーナ、ライラックをあげたい。

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