思い出した

去年の秋、Base Ball Bear3度目の武道館の少し前に小出祐介が解散や活休を危惧する人々に対して
「我々は解散や活休する予定もないしちゃんとロードマップには武道館後もハイエースが走り続けてるでしょ」と大変有り難く嬉しい宣言をした。


かなり優しいファンへのメッセージだと思う。
本当に野暮なことさせて申し訳ない、でも助かった。

私はその宣言ツイート前日に武道館発表時のトラウマレベルのフラッシュバックやそれよりも前から感じていた最終回のようなライブの完成度などから
あまりの楽しそうな雰囲気にやり切ってしまったのでは、、と感じていたところに毎年出ていたCDJへの出演なし(結局代打で出たが…)の情報。
武道館が本当の集大成かもしれない。
嫌な予感が的中しそうで怖かったのでベボベの名前は出していなかったが不安を吐露するツイートをしていた。

そしてその宣言ツイートはまさしく嫌な想像が膨らみに膨らんで泣いていた時にあった。嬉しくて小躍りしたし「良かった〜!!!!」と叫んでいた。

宣言に対するファンの反応を見ていると「そんな噂あったのか」「全く解散なんか考えてもなかった」的なツイートを結構多く見かけた。

その頃毎日「ベボベ」「Base Ball Bear」でパブサしていた私からすると解散するらしいよ!と噂が流れていた訳ではないと断言できる。
ただ、ネガティブ思考な人間が毎日1つの事を考え過ぎてしまうと悪い方向へ想像が膨らんでしまうのはよくあること。それがベボベに重なってそう言う類のツイートを吐き出すようにしていたら、それぞれが同じ時期に散見されてしまった。これは武道館ライブへの期待の裏返しでもあったと思う。

そしてその他にも「最近の活動ちゃんと見て追ってたらわかるでしょ、解散や活休なんかする訳ないじゃん笑」というツイートもそこそこ見かけた。

勝手にパブサしてる分際なのでいちいち突っかかって「いやちゃうねん!最近の活動めちゃくちゃに追ってるどころか考え過ぎた結果こういう不安が出てきてしまってこっそり吐露しただけで!同時多発的な!それぞれのネガティブな思考のせいやねん!噂流した訳じゃないねん!」とリプライを送れるはずもなく心にしまっていた。
不安に思ってただけなのにちゃんとしたファンじゃないと言われたようで少し悲しかった。(ダジャレじゃないよ)
13年ほど変わらぬ熱量でベボベの(厄介)オタクとして生きてきたので端的にそう受け止められてしまった事が悔しかったのかもしれない。
誰のせいでもないんだけど。
そんな気持ちを思い出した夜。

それにしても昨日のギギドドべべツアー@Zepp東京ダイバーシティ、かなり良かった。
横浜公演でも感じていたけど武道館の時よりかなりパワーアップしてて、アラフォーにしてまだこんなに伸びるんだ!?と驚いた。Zeppならではのライティングもかなり良かった。

関係ない話だけどファン層がこの2、3年でそこそこ変化したような気もする。
大多数は学生の頃から追い続けて一緒に大人になった人々なんだろうが この2年くらいで私が学生の頃よく見かけたような大きめの会場のライブの度にオフ会!集合写真!的なファンをまた見かけるようになった。一時期全然いなかった気がするんだけど気のせい?
自分も学生の頃そんなライブの楽しみ方をしていたなと思い出しややくすぐったいような気恥ずかしい気持ちになる。
自分が変わったのか周りが変わったのか。
上手く色んなものと付き合っていきたいと思う今日この頃。

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