見出し画像

バッハ :イギリス組曲 第3番 ガヴォット I-II(ミュゼット) BWV 808Bach, Johann Sebastian:Englische Suiten Nr.3 Gavotte I-II(Musette)


バッハ :イギリス組曲 第3番 ガヴォット I-II(ミュゼット) 

BWV 808Bach, Johann Sebastian:Englische Suiten Nr.3 Gavotte I-II(Musette)

アルゲリッチの音源を聴いて思わず弾きたくなったのでメモをとっておくことにした。


イギリス組曲、第3番の中にある1曲
2分の2拍子 ト短調

バッハ自身が「前奏曲つき組曲」と呼んでおり《イギリス組曲》各曲には長大な前奏曲が作曲されている。第1番を除く5曲の前奏曲には、イタリア風の協奏曲、ダ・カーポ・アリアの形式原理が見だせ、同時にまた、2声の対位法的な書法による緻密な動機労作を内包している。

ミュゼットとは、フランス語でバグパイプを指す言葉の一つ。田園地帯の牧歌的な舞曲を指す言葉としても使われており、牧歌的要素を垣間見ることができる。ミュゼットは本来は小型のバッグパイプのこと。この楽器を用いる舞曲もこのように呼ばれていたそうだ。ドローン(保続低音)をもつ牧歌的な舞曲の性格をどのように表現するかを考えたい。

リード式の民族楽器であるバグパイプの持続低音を模したようなバスが曲全体を支配しており、その中で目の前に広がるのどかな田舎風景を感じさせる右手のメロディをどのように表現するかが演奏解釈の鍵を握っている。

演奏時間約3分50秒

今日はこの辺まで
また調べてメモ追加します

サポートありがとうございます。これからも温かい応援宜しくお願いします。