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Baldur's Gate 3 ホームランダープレイ #13

今回のホームランダーは・・・
<最後の光亭>の悲劇

これまで


<最後の光亭>

影に呪われた地を進むと、白い障壁に囲われた集落があった。
中にはハーパーが居り、ホームランダー達は敵意が無いことを示すも、彼らのリーダーであるジャヘイラに拘束されてしまう。

「これは・・・、影を防ぐ結界のようなものか?」
「待ちたまえ!我々は正義の味方だ。」

寄生生物を宿しているため、カルト教団の一味として排除されそうになる一行。
その時、エメラルドの森で助けた避難民のモルが現れ、信頼できる相手だと説明してくれた。
どうやら避難民達もこの地で襲われてバラバラになり、一部がこの<最後の光亭>に集まっていたようだ。
懐かしい面々に出会うことができ、ホッと一息をつく。

「お前にかけられた迷惑分はこれでチャラだな。」
「何!?リーダーだったゼブローが捕まった!?助けてやるぞ。」
「おぉ、詩人じゃないか!また歌を聞かせてくれ。」
「相変わらず生意気な奴だが、兄妹が攫われたのは不幸だな。」
「デヴィルめ!また会いに来たのか!」

影の呪いからの守護を求める

ここのハーパー達のリーダーにして、ドルイドの英雄ジャヘイラに話を聞く。
かつてグリムフォージを支配していたケセリック・ソームが復活し、アブソリュート教団の幹部としてムーンライズ・タワーを占拠しているらしい。
そして、影に覆われたムーンライズ・タワーへ行くために、セルーネイの神官の力を借りるよう助言してくれた。
また、ハーパー達もタワーで一緒に戦ってくれるようで、ホームランダー達は大きな戦力を味方につけることができたのだった。

「100年前?その頃のことは分からんのだ。」
「不死になっているだと?その秘密を見つけ出す必要があるな。」
「分かった。2階にいるんだな。」

セルーネイの神官イソベルは<最後の光亭>全体を影から守る結界を維持していた。
彼女はホームランダー達にも弱い影を無効化する祝福を与えてくれた。

「これほどの光の力を使えるとは驚きだな。」
「ふぅ~、いいじゃないか。」
「シャドハとしてはセルーネイの力は借りたくないよな。」

誘拐を解決する

その時だった。羽の生えた男が空から降りてきたのは。
マーカスと呼ばれた男はフレイミングフィストの一員だったが、アブソリュート側に寝返り、力を得たようだ。
ケセリック・ソームの命令でイソベラを連れ去ろうとしたため、戦闘になる。
マーカスは部下のグールを召喚したが、それでも戦闘はヒーロー達に優位に進んだ。

「ヒーローのような着地をしやがって。それは私の物だ。」
「ふん。くだらん羽を生やすつもりはない。」
「次の一撃で終わりだな、マーカスとやら。」

決着が付くと思われた矢先、敵の集中攻撃でイソベラが気絶、隙をつかれて彼女は攫われてしまう。
イソベラがいなければ<最後の光亭>を守護する結界も維持できない。
影の侵食を受け、その場にいた人々はジャヘイラを除いて影人間になり、地面から生えた巨大な植物と共に襲いかかってきた。
迎え撃つしかないのだろうか?

「逃げるとは卑怯者め!結界が・・・。」
「私がわざわざ助けた民だぞ!それを今度は殺すだと?」
「クソっ!なぜこうなった!私の英雄伝説に傷を付けやがって。」

悲劇的な戦いの中で、先程再会したアルフィラもローランも死んだ。
伝説的英雄ジャヘイラも死んでしまった。
得たと思った仲間は皆、皆死んでしまった。

「虚しい・・・。あまりにも。」

ホームランダーは悲しみなのか悔しさなのか自分にも分からない感情を抱えつつ、それでもムーンライズ・タワーに向かって重い足取りを進めるのであった。

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