2週間たって見えてきたものはあるか

こんにちはもよです.
あっという間に2週間たってしまい,授業は1回通り終わりました.
今日,月曜日はイード・アル=アドハーと呼ばれる犠牲祭の日で祭日です.
特に大学内は授業ないので静かで,変わり映えがないです.

授業について

せっかく大学にいるのに研究だけで授業をみないのは勿体無いと思い,土壌肥沃学を聴講しています.作物に土壌が十分な栄養を供給できるか,土壌を肥沃にするためにはどのような営農管理や,肥料を投入する必要があるのかなどを学びます.日本にいるとわからないですが,フィリピン大学の授業は非常に専門的です.レジュメは100ページ超えますし,土壌の肥沃度についてのみの授業ですから,細かいことまで学びます.下は友達にコピーさせてもらった去年の授業のレジュメ.


去年の授業と今年の授業で先生が変わっているので,土壌肥沃学のレジュメもコピーさせてもらいました.

授業はまだ2回しかないですが,受けてみて感じるのは,その専門性の深さと情報のアップデート率の高さ,そして生徒と先生あるいは生徒同士のインタラクティブな意見交換です.最後のはよく言われることなので詳しくは書きませんが,授業のクオリティはかなりいいと思います.先生が変わると授業の内容も変わり,レジュメもかなり一新されます.また授業の導入は世界の動きや,基本的な枠組みから始まり,引用元がはっきりしているし,情報も2015年以降の物がほとんど.情報をタイムリーにキャッチしているのがはっきりとわかります.一つの授業を履修するのに必要な費用は2000円程度.留学生は各セメスター毎に5万円ぐらいのお金を支払う必要があるのですが,日本に比べれば安いです.さて,私って日本の大学で今まで何を学んできたんだろう.

学び方の違い

日本の大学のやり方が完璧に間違っているとは思いません.しかし,大学で何を学んできたものは何か考えた時に思い浮かぶものは,ほとんどが研究に必要な知識であり,独学といってもいいものでした.そして一番ここで重要なのは,独学なのはいいんですが私たちはその勉強の仕方を大学で学んでこなかったということです.自分で必要な知識を探し身につける姿勢は望ましいものですが,ではどうやって何が必要かを見抜くのか?ロジックを組み立てる方法は?この情報が欲しい!と思った時にまず何をすればいいのか?…私は幾度となくこのような問題に悩まされてきました.

今はとりあえず

話が最初の議題と逸れてきました笑
結局何が言いたいかというと,日本とフィリピンでは授業のやり方が違いますが,日本にいると思っている以上に専門知識が不足しており,また,非効率的な勉強をしている可能性があります.そして,これは言語の問題かもしれないけど内容を章立てにしたり,知識を体系的に捉えるのが苦手になっている可能性があります.それを意識して日本では研究しなきゃですね.今受けているフィリピンの授業では,先生がまさに勉強の仕方を教えてくれていると感じています.授業の資料作りや授業展開を通して示していただいているように思います.

1セメスターですけどフィリピンのスタイルに少しでも馴染んで,切磋琢磨したいですね!こっちの人はみんなタフです.

適当になってしまいましたが,今回はこんなもので.トビタテの仲間も徐々にトビタッているので,話聞きたいな!と思う今日この頃です.それでは.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?