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D.U.N.K.3日目 BE:FIRST感想レポ+SKY-HIもすごかった件 〜DUNKという新カルチャー〜

2023.3.12.  D.U.N.K.Showcase DAY3、参戦してきました。今年初の現場!
最っっっ高でした………!!すごいものを見た、浴びた、くらった………!!!の一言に尽きる。ねえこれ本当に歴史が動いちゃうんじゃない!??(大声)
そしてもうひとつが声出しOKの解禁。音楽を浴びて好きに踊って奇声を発する自由を全身で享受して、心地よい疲労感に酔いしれた。

DUNKはそもそも普通の音楽ライブとはちょっと違う。ダンスバトルのようなイベントとも違う。
ざっくりいうと「ダンス&ボーカルのフェス」。今までなかったこういうジャンルをシームレスに今後打ち立てていこうね。見えない壁を取り払って、日本のダンス&ボーカルシーンのバトンを繋いでこの先大きく発展させていくために──と、主催SKY-HIのメッセージの意味を私は個人的にそう解釈している。
ゆえに記念すべき第1回目、このShowcaseにはどうしても現地で立ち会いたかった。
だって、どんなものでもはじめの1歩には夢があるよね!(3/5,11は不参加)

プレミアム全滅の中友達が指定席を当ててくれた

↑って、幕張メッセ9〜11、第1回目からこんなド広い規模なんですけど! 会場が細長い長方形のため、体感としては「(長辺が)たまアリや横アリより遠い😂」でした。
でも同時に「これだけの人間が一同に踊ったら楽しさがすごくない?」とも。
そんな思いで、このDUNKには特別な期待をこめて「SKY-HIが何を仕掛けていきたいのか」を見極めるべく挑みました。←あ、なんか偉そうな口調かもですがそうじゃない、これから日本の音楽業界と時代がどう変わるのかを私は見たいのだ。楽しそう!

以下、出演アーティスト順にかいつまんで感想を。
会場での見え方や全体の風景、あと演出や照明のことも少し記したい。
メインは一応BE:FIRSTが最推しでお目当てではありますが、ほか豪華ゲスト様も見逃せない!そもそもこんな機会が貴重すぎるので。
(ネタバレ全開のため、配信組の方はご注意ください。)

OPアクト〜OP

そいや前日11日はあのXYだったんよね。羨ましすぎる見たかったーーと思っていたらBMSGのレイコくんが!バックダンサー4人を従えて! 3月5日のDAY1で披露したらしい自作の新曲を歌ってくれた!No More , わーーーい聴きたかったからめっちゃ嬉しい!!!すでに感無量。
もうザストやMx2での”トレーニーのレイちゃん”ではなかった。会場全体に響く強力な美声と美しいメロディーとグルーヴでゆるく踊るかっこいいダンス。ファンクやソウル寄りの楽曲で、ああこれがレイちゃんのやりたい音楽かとしみじみ聴き入った。かっこいい!もうデビューの準備が整ってる!(これいつかランレイでもやってくれたらなーとか)

OPの直前のBGMのラストを飾ったのがw-inds.の「Paradox」!これレポで見てたんだけど、明らかに音量が大きくなっていく現地で聴くと、なんかぶわっとこみあげるものがあってちょっと涙ぐんだ。※まだ開演前。
過去、私は特にw-inds.の熱烈ファンというわけではなかった、でも彼らが世に出た時の新鮮さは今でも覚えている。すごく上手いのに、事務所の力関係等で苦労してそうなのも横目で見てきた。(ゆえにSKY-HIの長年の鬱屈に強いシンパシーを感じてるし、時代を動かせそうなこのDUNKにめちゃくちゃ期待してる理由はこれ)
だから、約20年を経て今SKY-HIが彼らとこの曲にリスペクトをもってDUNKテーマ曲のサンプリングに採用した、という事実がエモいしこみあげる。いわば遺伝子の継承だし。(なので今日もしかして最後サブライズゲストで慶太さんが来るんじゃないかなーとかも予想してた。結局違ったけど!w🤣)
そしてOP、SKY-HIがTikTokみたいに楽屋から自由にD.U.N.K.を歌いながら登場!あのアレかー!ともう最近TikTokに全ての伏線があるとしか思えないw  SKY-HIがあまりにも楽しそうに歌うから会場も一気にキラキラに包まれた。そしてOPの挨拶、トップバッターはダンス&ボーカルの10年選手であのすげえ奴らだぜ(※よく覚えてない意訳だけど大体そんな感じ)みたいな前振りで、最初のアーティストが紹介された。

GENERATIONS from EXILE TRIBE

貫禄のLDH、貫禄の先輩。私はかつてハイローも好きだったので、正直LDHさんを役名で覚えているフシがありますすみません。中務さん小森さん佐野さんメンディー!片寄さんと亜嵐さんは王子が大渋滞してるドラマで見てました。久しぶりに再会した気分だけど全員素敵な大人になられてた。数原さんは歌う人。
とりあえず最新アルバムを予習して聴いていたけど、思ってたほどのLDHゴリゴリ感はなくポップで多彩な曲調で明るいんだなーという印象。とにかく盛り上げ上手で、会場はのっけから火がついた。自然にノってるだけで楽しかった!大人のかっこよさと貫禄!
で、途中でJP THE WAVY さんがフラッと参加してめっちゃびっくりした!ラッキー!サングラス外すと正直お顔よく知らないんだけど、声とラップのフローだけで誰だかわかるのってシンプルにすごいしかっこいい!サクッと1曲やってサクッと帰っていった。めっちゃクールでかっこいい。
あと、ジェネさんはなんか脱ぐ文化があるんですかね? 後半に7人中4人が上半身お脱ぎになって、鍛え上げられたパフォーマーの分厚い筋肉の美しさまで披露してくれた。なんかあの、ありがとうございます……!思わず無言で手を合わせた。
そういえば終了後のTLで知ったけど、関口メンディーさんがDUNKの感想をボイスで語ってくれていて、それがめっちゃあたたかくてよかったので置いときます。↓

最後にLove You More でビーファのマナトくんとのコラボ、ホワホワしたあったかい空気感でめっちゃよかった!先輩GENERATIONSさんに囲まれて歌う後輩マナトという構図がもうすごい。いつもはビーファの中心で歌をひっぱるマナトがかわいらしく見えた。でもマナトのR&B調の歌い方はやはり唯一無二のかっこよさ、あのジェネの兄さん達中で完全にビーファの色が混ざりあったのを感じた。
かつて目標にしてた人達と肩を並べるって、誰にでもできることじゃあない。ビーファが今それぞれの場所でそれぞれ夢の人とのコラボを実現している強さに、しみじみよかったねと思う。

(映像)

今回、私の席のすぐ目の前にでかいスクリーンがあり、メインステは遠くても画面はとても見やすかった。しかも画質が高輝度でめっちゃ美しい!カメラワークも躍動感があってとても良くて、どう撮ってるんだ? ついハンディカムのカメラマンの動きも見てしまう。K-POP番組のカメラさんみたいにめっちゃ寄ってくださる。
あと時にジェネさんをぐるりと360°映す画の臨場感とワクワク感がすごい。目をこらしてよく見ると、なんか言い方は悪いけど黒いセミとかカブト虫がぶーーんと飛んでるみたいな動きを……そうかドローンか!個人的に小型カメラのドローンが飛んでるのを初めて見た。ドローンとハンディカムの映像の相互スイッチングが細かくて、これどうやってるんだろう? 以降、映し方にやたらこだわりを感じたので、ライブ終わるまでステージもスクリーンの映像も交互に見るのが大変で、でもめっちゃ楽しませてもらいました。映像良かった、、、!

Show Minor Savage

マナトの元へふらっと集まるように、SUPER  ICYな3人がゆるっと歌いはじめた!てかこれも3月5日に見れなかったから来てくれてありがとうアイルザショウタ!もうチルい。初めて生で聴くこの新曲は、大音響になっても浮遊感と心地よさがハンパない。途中、センステへの花道をゆるゆる歩く3人、カメラがずっと捉えてて自由でかわいかった。こんなダンスもありだよねって体現してくれる彼らは、DUNKだからこそ必要な1曲なのかもしれない。

東京ゲゲゲイ× RYUHEI

前日から超話題になってた「リュウちゃんハイヒール」??なんて???という衝撃と疑問が一気に解消された。8cmヒールのニーハイで髪のキラキラ含めてもうスタイリング大優勝だった!足の長さが2次元!!
マイキーさんとの世界観がぴったりでめっちゃスタイリッシュで妖艶なダンス。お2人とも表現力が鬼。芸術を見ているようだった。これは昔のご縁からリュウちゃん自ら「やってみたかった」と発案したと知ってさらに驚いた。
そのマイキーさん、「最初は断るつもりだった」とインスタ(↓貼っとく)にことの経緯を書いてらして、それでもやってくださるまでに至らしめたリュウちゃんの熱量がやばい。BMSGファンはホームもアウェイも理解した上であらゆる音楽をリスペクトするよう社長から調教(※語弊)されてる人が多いから大丈夫ですよ…というまでもなく現場の熱量できっとマイキーさんにもあの熱狂する会場のいいバイブスが届いたのでは、と思いたい。インスタの別の写真ではクスッと笑える可愛いものもあって、ああDUNKを楽しんでくださったのだなと思えた。よかった。

ていうかリュウヘイくんよ!改めて才能を見つけてしまった。ビーファにいてくれてありがとう。他の6人にはない、リュウちゃんだけのアーティスティックなダンスがある。今後どんどん新しい魅力を重ねて、リュウちゃんの個性が研ぎ澄まされていくのを確信。素晴らしかった!
次、巻物での紹介で&TEAMさんへ

&TEAM

体感、このあたりから観客の歓声がだいぶ奔放に発揮されてきた気がする^。もちろん最初から歓声は湧いていたけど、私含めてみんな久しぶりのせいで声の出し方を忘れてた感じが、だんだん声が出てきた。みなさんの「キャー!」とか「○○くーん!」とかいいよね!やっぱりいいよね!苦しかったコロナ禍の終焉を告げるような、まるで音楽の自由を取り戻したような、歓声は発散の雄叫びでもある。(コロナ禍でも音楽を続けてくださったすべての音楽業界の方々にありがとう🙏)
1曲目が割とゴリゴリのHip-Hopだった気がする。デビューシングル(4曲入)の2曲目のやつ、一番好きです。このグループは何してもどこかお行儀良くて美しいな。
可愛くキュートな曲もあった。でもやっぱり、エモいデビュー曲Under the Skinを初めて生で聴けたのは感動した。サウンドや歌声が爽快で綺麗、それでいてダンスは力強くて鳥肌たった。
まだ全員の名前を覚えている最中だけれど、ふっと目を引いたのはKくんとハルアくん。トークや素の番組でしか知らなかったけど、Kくんは歌っている時は何かを憑依させていていつもと全然違う流し目がヤバかった!これが沼か(同僚にK推しがいる)。あとハルアくんは透明感が綺麗でかわいすぎて、どこかへ連れ去られそうなほど儚げな少年だった。犬っぽいと噂のMAKIくんの犬的な部分ももっと知りたい。

踊るリョウキ御殿
リョウキのMCの上手さが際立っていた。先輩にも臆することなくちゃんとツッコミもするし、でもどんな話題でも拾ってちゃんと笑顔でリアクションする。リョウキの空気を読む力すごいよね。そういえばリョウキ御殿、事前収録じゃなくて生放送と後で知ってびっくり。
(仮の話、レオくんもMCできるし回せるだろうけど、どっちかといえばレオさんぽみたいな素人のオジサンオバサンとの触れ合いを大事にしたほっこり渋い系が合いそう。話がそれた)

s**t kingz

「Oh s**t!!」(MVだいすき!)を生で見れる聴けると思ってなくてめっちゃテンション上がった !てかそもそも日本を代表する世界的レジェンド、シッキンさんのステージをこんなところで生で見れてしまう贅沢。DUNKすごい、ありがとう。「TRASH TALK」でもしかしてコアくんがサプライズで来るかなーと期待してたけど、さすがに世の中そんなに甘くなかった。(コアくん前日のライブお疲れさま!)
シッキンさん達自身は確かに歌わないけれども、数々の有名ダンス&ボーカルグループのコレオグラファーであるという意味ではDUNKにふさわしいいわば先生方。もしもの可能性で今後のDUNKでもそんなコレオグラファーの方々が観られたら嬉しいな。
ミリビリの……リエ…トーキョー…さん軍団とか。

New Chapter

新アレンジかっこよかった!Da-iCEの颯さんや数名サプライズの方も来てくれた!
自社の曲でここまでいろんな方々と遊べるなんて、やっぱりBMSGの頭が社長兼アーティストであることの強みは大きい。バースごとに次々にダンスを魅せてくれるステージを見ながら、逆にNew Chapter という曲は歌のサイファーみたいだなとも思った。HipHopて自由で楽しいね。

SKY-HI

よしやっと本題に入ります。今回、SKY-HIがめちゃくちゃよかった!本当に素晴らしかった!という件について。
いうて私はTHE FIRSTからのにわかSKY-HIファンだけど、それでも八面六臂そして超八面六臂からBMSG FES22を経てTHE DEBUTでの、このDUNKで確かに彼自身が生まれ変わったようなライブだと確かに感じた。なぜなら、彼の雰囲気やライブ表現が以前とはまるで違ったから。
超八面六臂の頃までは地を這いつくばるような渇望や一念発起の覚悟みたいな重い十字架を背負ったような壮絶な空気があったけれど、12月のRUG以降はその呪縛や宿命をひとつ脱いで心が昇華なされたのか、とても軽やかで自由に歌っていらっしゃると感じる。
その象徴ともいえる「Happy Boss Day」が1曲目。
楽しそうに軽やかに時に世間をおちょくるようなこの曲は、SKY-HIがよく言う優しいリベンジの象徴だと思う。BMSG FES でひとつの夢を叶えた男が、勇気と自信に満ちた次のフェーズで次に仕掛けるのがこのDUNK。もはや心の枷が取れたかのような驀進中のボスの姿に圧倒された。
歌の圧がすごい。こんなに歌うのにガンガン踊る。そしてたまにスクリーンにどアップになる美肌(!!!)と美しい表情と鋭い眼光。たまに欧米のセクシー女優のような危険な色気や、媚びた茶目っ気も忘れない。待って、かわいいです社長。
いつもの単独ライブにはない、これがDUNK主催者としての格の違い、覚悟の違い、圧倒的存在感か……!
とにかくすごいものを放っていた。なんというかそう、ブーストのかかった無敵感。なにより自信に満ちて楽しそうで軽やかなところがめちゃくちゃに伝わって……そんな最高のセトリがこちら。
Happy Boss Day
Mr.Psycho
Double Down
Dramatic
Mission
何様
To The First
個人的に大好きなエモーショナル神曲ばかりで、いま振り返っても震える。
(こんな絶好調で圧倒的なSKY-HIが5日だけ披露したというScreamは一体どんだけのものだったのか!?見れた人羨ましい!!──ので配信買います)
なんかもういつも Double Downでテンション爆上がりする民なんだけど、今ガチで泣いた。この曲って途中「失敗か成功か(Hey!)」とか「Wo Wo Wo~Wo」とか明らかに聴衆が歌えるパートじゃないですか。ずっとこれをやりたかった! Hey!とか叫びながら「ああ私いまライブに来てんな~声出してんな~」と声を出せる楽しさを噛みしめて泣けてきた。世の中の人全員、この3年間耐えてがんばってきたじゃないですか、その先にある今この瞬間が幸せ。
あと、DDでいつも楽しみにしてるドラムとラップの高速掛け合い、今回バンドがいないな~と見てるとSKY-HIがドローンを導いてくれて、ステージ裏下のドラムもっちさんを映してくれた!オーケストラピット仕様の生バンドとか初めてだよ! ダンスが主役のDUNKならではのやり方なんだなあ。
Dramatic の歌とダンスが好きです。SKY-HIとBFQがめちゃくちゃかっこいい。 
Missionはタイムリーな曲、生で聴くとエモさが違うしここのSKY-HIの鬼気迫る声と研ぎ澄まされた表情がすごかった。まじですごい気迫。また見たいので配信も買う。
そしてラスト。
むしろ何様とTTFを聴くとBMSGの原点回帰のようで安心する。俺の1歩目はここから始まったんだぜと丁寧に原点を語るかのような締めの1曲で、次のBE:FIRSTへ繋げる。ここはBMSG FESと同じですね。流れがとても自然でスムーズな繋ぎが美しかった。

BE:FIRST

そしてやっと本題に入りますその2。いやー3月頭のTGCでも思ったけど、BE:FIRSTはいつのまにかこういうトリを務めるにふさわしい風格になられていた。
全国ホールツアーを終えたあとの彼らは大きく成長すると言われてきたけれど、本当にそうだと一見して思い知らされる。
もはや冒頭のBF is……からしてもう、ワンコーラスワンフレーズでねじ伏せられるみたいなかっこよさ。「推しだから」じゃない、本当にとても素敵なグループだと改めて思う。ビーファーストはやばい最高のパフォーマンス集団です。間違いない。
楽しみにしていたセトリの記録。
BF is …
Boom Boom Back
Message
Bye-Good-Bye
Smile Again
Shining One (&TEAMコラボ)
Milli-Billi
Move On
Gifted.
──これで終わりと見せかけて
Tiger Style (寅年コラボ)
JUST BREATHE (SHUNTO,RYOKI,SKY-HIコラボ)

ひとつ思ったのは、ダンス重視のイベントでゴリゴリScreamとBTGがなかったのはちょっと意外だった。まあゴリばかりもなんだし柔らかくキャッチーな曲が多めで、どんな人にもとても親しみやすい構成なのかな!綺麗なBE:FIRSTという印象。

私は代々木の追加公演はハズレたので、生でBBBを見るのが初でめーーーっちゃ楽しみで!すごかった!わーーん感動したーーー!ライブで聴く重低音に肌が震えてひたすら凝視した。なんかカメラマンさんの手動かドローンかが面白い動きをしてて、とにかくステージとスクリーンを交互に見るのが忙しかった記憶。生だ〜〜〜という感動しか覚えてない。
あとライブのたびに最推しの調子は当然いつもチェックするんだけど、レオくんの「変わりはしない」の響きがすごくて、あー!レオくん絶好調!よっしゃ!今日も最高!!!と胸がキラキラドキドキした。てかみんな絶好調なんですけどね!
イントロとアウトロの振付がめっちゃ好き。楽しそうなビーファを見れるのもBBBの良さである。
で、BBBの直後にMessageってなんなの!振り幅!て膝が折れそうになった。私がもしビーファ初見だったらきっと混乱したと思う。全ての女性(男もね)に愛を振りまくみたいな優しげなキラキラバイブスを撒き散らして、ほんと幕張が天国…楽園だった。歌がきれいだな…またドローンがいい感じに寄るからスクリーンの画の完成度がやばくて、鍵をかけて誓うジュノンに倒れそうになった。
BGBではレオくんが何か言って最高の歌い出しを今日も決めてくれた。ライブならではの重低音は、CD音源とはやっぱり違う。爽やかなのに深みが増して、ポジティブなマイナスイオンを全身で浴びるような……ライブで聴くBGBはいつも人間にとってとてもいいシャワー的な何かを浴びせてくれる。ありがとう、これで明日からまたがんばれる。
ふと空間が暗くなって少し間があって。次に照明が明るくなった時にはセンステに並んで座ってる7人がいて。見たことある並びに、ついに来た!と息を飲む。前日のレポで超盛り上がってた新曲Smile Againの初披露!待ってましたーーー!イントロからすっごい嬉しかった。爽やかだけど重低音のビートが効いてるやつ、めっちゃ好き。歌割りなんてほぼ覚えてないけど、7人が変わるがわる「君は綺麗だ」って歌ってくれてなんだこの超特攻な攻撃力……この夏を制覇するぜといわんばかりの破壊力。まじでこの曲、今年の夏に町のいろんなところで聴くことになるんじゃないかな、そんな爆売れの予感。推しとか関係なく、メロディやサウンド自体が人間が聞いて心地よいと感じる周波数でできている感じがする。歌番組とかで見たい。その前にまずMVが楽しみです!
SAが終わって出た独り言が「もう忘れた」「もう1回!」「お願いだからもう1回聞かせて!」同行してくれた隣のアンちゃんとグミちゃんと笑い合った。
SOはいつも原点かつ新鮮なときめきをくれる。今日もみんな絶好調やな〜〜とノリノリで見てたら、レオくんがやりやがった!みんな大好きTouch Your Heart〜でジャケットをガバッと半脱ぎして!思わず黄色い声と共に膝から崩れ落ちた。私ってキャーとか言えたんだな、1億年ぶりのキャーだよ……すごいなレオくん……しばらく呆然として記憶が飛ぶ。
あっ&TEAM学園からの伏線が回収され正式なコラボが実現した〜よかったね〜新鮮だった!考えたら両者がお互いのダンスできるってやっぱりこれまでになかったことで。&TEAMさんがまだデビューしたてなこともあって両者ともに初々しかったけど、いつかビーファとえんてぃむの全員分の自由なサイファーとか見てみたいなあ。(DUNKサイファーでは人数多すぎて遠慮しがちだったので)
MilliBilliの重低音(重低音好きすぎ)、全身がめちゃくちゃ気持ちよかったー!あとstompを生のビーファと一緒にできて楽しかった!最後に車がキキーッとなるところ、カメラワークも横に倒れてMVと同じだったの芸が細かい。
DUNKで魅せるMOは元祖ゴリゴリの原点という感じ。もう何度も聴いてきたからこそ、年々貫禄と凄みが増しているのはザスト民そしてBESTYならではの喜びかも。
今回、もう片側の隣の人がシュント推しのお姉さんで、ご挨拶して一緒にライブを楽しんだんだけど、大画面にシュントが出るたびに膝から崩れてたのが可愛かった。ゲラーではしんでたので私も一緒にしんだ。笑い合って最高。
そして最後にGifted.、これは何かの挑戦状かな??日本を踊らせるDUNKで果たして定番地蔵のギフテをどう受け止めろというのか…よっしゃ踊ったる…いえやっぱり今日も荘厳で踊れませんでした!やはり締めの1曲というか引き際の美学とでもいうのかな、DUNKであろうと俺たちはこれだというビーファの矜持みたいなものを感じた。崇高なパフォーマンス……!
はーーー……名残惜しすぎるけどこれでビーファが全て終了、階段に向かって去ろうとした瞬間、Tiger Styleのイントロが流れはじめた。え?何これ? という小芝居を挟むレオくんがかわいい。
Tiger Style は4人がほんと自由だなー!Shotaが来てくれないと実現しなかったわけなので、Shotaまじ出てくれてありがとう!12月RUGでのサプライズゲストとしてのショウタジュノンレオも良かったけど、DUNKでは一層好きなように動き回って楽しそうでめっちゃ良かった!ジュノンのラップの切れ味がまた増していたすごい。この時上着脱いでた半袖レオくん最高ですまた見たい。

ちょっと推しの話するけど、レオくんの衣装は前日のアー写レポで見ると普通の黒のMA-1風に見えた。フリンジもまあちょっとピラピラが付いてるんだろうな〜程度の認識しかなかったのに、実際動くとまあそれはそれは今回フリンジがすごいいい仕事してた!元々レオくんのがっしりした肩にでかいジャケットが乗るだけで強いのに、ダイナミックなダンスで動くたびにフリンジがブワワッと広がってまあでかい。羽を広げた何かの威嚇のようで(決して威嚇はしていない)、とにかくレオくんがどっしりと大きな存在に見えた。強いわあ。まずソウタを筆頭に全員強いんだけどレオくんの牙城は崩せないぜっていう。

リョウキとシュントのJUST BREATHE、めちゃくちゃかっこよかった!ビーファにラップ専任はいないけど、やっぱりこの2人のラップはそれぞれに骨と味があって、(いうたらソウタも)もうスタイルを確立しているところが素敵。リョウキは数日前に歌詞を準備したようなことを言ってたけど、シュントも含めて即興のように聞こえるところも度量とスキルの高さなのかな。てかSKY-HIとラップで肩を並べることが十分にすごすぎる。我々はとてもいいものを見せてもらってるという実感がこみ上げた。ビーファとSKY-HI、いいなあ。

D.U.N.K.

TLのレポで見ていた撮影録画OKのラストシーン!これかー!踊りながら撮るとかやってみてまず無理!www  なので、静止画、動画、踊りながら揺らす動画、銀テ動画、スクリーンのマナトとソウタのサイファー撮影、観客の風景とあらゆるものをパート分けして撮りまくった。サイファーを見ながら!
撮った動画はどれもブレブレで音割れしてとても外に出せるものではなかったけど、笑いながら歌い踊りその行為自体がとても!とーーっっても楽しかった!!!全てのアーティストや参加者に感謝。
後からみなさんのレポ見ると、レオくんが中央で踊りはしないものの全身でぴょんぴょん跳ねて、踊る人たちを全力で盛り上げてるのに好感しかなかった。元からいい人ではあるけれど、SKY-HIの趣旨を完全に理解しDUNKとはこうあるべきという自然な姿をごくあたりまえに体現しただけなのでは、とも思う。ここで跳ねなきゃ嘘だろってくらいただ夢中で楽しんでるお姿を見て、勝手ながら観客側までも代表してくれたような…いやさすがに勝手な妄想にすぎないけれど…なんかそんな気持ちになれた。
個人的にはBMSGFES22と並んで、大変思い出深いめっちゃ楽しいイベントになりました。幸せな時間をありがとう。まじで見てよかったありがとう。

まとめ

SKY-HIが何かで「これはまだ序章」だと言っていた。DUNK2023はまだほんの第1回目のお披露目で、本質的なことはこれからずっと先に展開されていくのだろう。今回の輪が広がって本当に「なんか楽しそうだから参加してみたい」と思ってくれるアーティストや事務所が今後本当にもっと増えて、海外からも来日して。そんなでっかいスケールが実現したらすごいことだし、SKY-HIは有言実行で成し遂げるつもりでいる。
それを新カルチャーにまで押し上げるためには、我々観客も大切な一つの要素だろう。コラボやサイファー自体は素敵なことでも、それに熱狂という歓喜のうねりを乗せて広げていくのは観客にしかできないことだ。
音楽や演劇で「ライブはお客さんがいてこそ成り立つ」とよく言うけれど、DUNKは演者も観客も声や手や足全部を使って全身で能動的にレスポンスするからこそ、その相互間の純度がより近くより深くなる気がした。垣根を超えたヒト間のノンバーバルコミュニケーション、そういうものに真面目にアプローチした結果変わりゆく未来を楽しみにしています。2回目、もちろん楽しみです!
ここまでお読みくださりありがとうございました。

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