2024/4/25 UNISON SQUARE GARDEN "Catcher In The Spy revival" @NHKホール

2年前の結成日以来のNホ。
席は5列以内斉藤側。久しぶりの斉藤側かも。ドラムもよく見える。

円盤のお布施を終えて、席に着く。近くに制服の子がいる。制服着てる頃からユニゾンに触れられてるなんて羨ましい。もっと早くから知りたかったもんなぁ。

夕暮れに飛ぶ鳥が見えるようなライティングで始まった黄昏インザスパイ。舞洲で夕暮れに鳴った黄昏インザスパイを思い起こした。10年前、とある理由でCITSツアーには行けなかった私は、せっかくなのでセトリを見ずに来た。3秒息を吸って、これから始まる私のCITSツアーに、緊張を吐き出した口の端が上がる。10年前の私、あの時我慢して優先すべきことを優先して行けなかった気持ち、救われてるぜ…。

実はCITSのアルバムが一番好きな私。なんてったって、サイレンインザスパイのぶち上げ具合よ。曲始まりでCITSジャケ写幕がバックに登場。貴雄ちゃん羽織ってたパーカーを後ろに放り投げてた。にっこにこでかわいい。ってか黄昏からサイレンインザスパイって、アルバムだとものすごいスピードで逆行してるって思うと、セトリおじさんの何らかの意図を感じる…。
そこからオリオン、流れ星、と上げ曲が続き、既に発汗多量。

箱庭で田淵のベースがトラブってて、いじってたけど直らなくて白ベースに変えてた。珍しい。音的には音圧がすごいんで、気づきにくかったかもだけど。
そんでサイダロだったかな?イントロでギター音ちょいハズれて、斉藤が田淵の方見ながら、カワウソ咆哮上げてて、曲の途中でも思い出して可愛くて笑っちゃった。ちょっと弾いた後自分でも笑ってたよね。

こっから一呼吸。もう既に小さいペットボトルは半分。
君が大人にのあたりが一番会場のむわっとした熱気でやられそうだった。それにしたって、5:44もあるんですよこの曲。昨今の流行りの曲にはない、咀嚼して旨みを味わえる長さの曲。誰かの選択を見守って見つめてくれるって愛だよね…うん…。聴きながら沁みてるんだか、体調が悪いんだか、ぼーっとしてるうちに軽快なイントロのメカトル。ハリクマハリタの田淵の首振り好きなんよな。この間の2/14の対バンで、ホットチョコレートやったフラッドに対して、何も寄せずにサイレンインザスパイぶちかましてCITSリバイバル匂わせたセトリのユニゾン(一息)を思い起こした「全人類に愛とチョコレート!」。きみらがそんな感じって知ってるけども(寧ろやられたらひっくり返るわ)

何かが〜シャンデリアまでこの辺記憶ないぞ〜!!げっそり飛んでたのは確かだ〜!
だんだん体調回復してきたのは蒙昧辺り。好みな感じでベース効いてる曲多いからこのアルバム好きなのかも(他もは言わずもがな)。あああー
田淵に言っといてで、しっかり人差し指で田淵を指差す斉藤。やってんな。斎ちゃんに強い言葉言わせるのが癖な田淵よ、早く鈴木も歌詞に出してくれ…ずっと楽しみにしてるんよ…。ギターソロのとこ、エフェクターのゲインが原曲より上がってた?良きだったよ。

窓の時のライティングがすごい印象的で、最初は上手から二窓で斉藤を照らしてて、サビに行ったところで、上に横にビーッとついてるテープライトがついて、彼らの足元まで光源が到達し、3人の表情が見えなくてスモークが雲に見えるライティングだった。MVみたい。Cメロのところで今度は下手から一つの窓から光源が広がってるように斉藤を照らしてた。あれ良かったねぇーーそんで窓曲は喧嘩した時の収録の時だったよなとか貴雄ちゃん見ながら思い出した。

シューゲイザー、ハモナイ、キオクナイ、タノシカッタ。
天国と地獄テンション上がるよなぁーーーーWho is normal in this showーーの後お前のホイールを回せーーーが勝手に出てくるくらいには上がる。サビ前の田淵の足上げは、ハンスプやらなくなっても10年前と変わらんもんな。カラクリだったか、ドラムの打ち数に合わせたんかってくらいライトチカチカなってて、逆に3人が浮き彫り出るっていう。そんでカラクリの終わり本当に息もつかずヌルッと桜のあとへ。とんでもねぇ四重奏だよな。音圧が四重奏超えてるもんな。ポプラから入った私は、喜怒哀楽!!うわ!って発売された時なったなぁ。僕が歌えば四重奏、いやほんそれ。

crazy birthday拳の上げどこ多くて困るわ〜〜。お仕舞いはこの曲!の流れも久しぶりに聞けたね。場違いーーーーーありがてぇーーーー!!!私がポプラの中で一番好きな曲ーーー!!こちらのアドレスまでで、しゃがみ込んで人差し指下向きにちょいちょいしてる田淵クソ可愛いーー。一番印象的だったプログラムcontinued ツアーで場違い聴いた時はピンクのドエッ…な舌打ちだったんすけど、ピンクじゃなくてもいつ聴いてもいいもんですね(?)

アンコールはマジで1分経たずに出てきたよ。こっちもお茶飲んでる時にすぐ来て吹きそうになったわ。
最初のオーディエンスのクラップが長すぎて、時間なくなったんじゃ?うんうん頷いてる場合だったのか?(場合だった)。そういやその時斉藤が「マイケルジャクソンくらい行けると思ったんですけど、まだまだですね」って言ってたな。気絶の練習しとくか。
出てきて、ベース持ってステージ上をトボトボと上手まで徘徊する田淵、自分のマイク前に戻る田淵が前を横切り、それ見て頷く斉藤、水を飲む貴雄ちゃん。

アンコール初っ端はこれまた私の好きなエゴイスト〜。音楽の楽しみ方って、随所随所で田淵語ってるけど、まんま詰め込みましたってとこと、ステージ側との線引きしてるけど、せいぜい明日も頑張ってとか言っちゃう距離感が好き。ちょうどええ。途中23:25のイントロ入るとこ、普通に23:25やり出しそうなくらい原曲より1回多めに弾いたと思ったら、斉藤はドラム台に足かけて貴雄ちゃんと向き合ってて、田淵は上手で後ろに反って両手バンザイで1分近く?以上?静止してて、ストップモーション。その間鳴り止まないクラップ。やがて疲れた田淵が1人だけフーって両手を膝について動き出した後、トボトボと自分のマイク前に戻って、We are kidding!どっかの円盤でマジ本物の悪魔だったよね。どれだっけ。ってか一瞬何の曲やってるか忘れたくらい、叫び方が悪魔だった(褒めてるよ、最高)。

夜な夜なはさ、初めて行った桜のまえツアーで聴いて、何これクソ楽しい!円盤は…え、ライブ限定曲?ってなって、そのあと出たDAに入ってガッツポーズした思い出。好きすぎて貴雄ちゃんのスティック叩き方で、うわぁ!!きた!!!って飛び跳ねた。さぁその目を貸せでフクロウの顔にだけピンクのライトがビカビカに光ってて、フクロウとクッソ目が合った。なんかこう、漫画で誰か喋ってて、その人の頭の上に虎のイメージが出てくる描写あるじゃん?あれだった。いつぞやに話していた、アニマル起用は会社の方針ってやつ、バチバチにマッチしてて良いチョイスだったよね。最後は23:25。揺らいでる風景も世界も七色のステージにのとこで、上のテープライトが七色に、その周りにあったライトも綺麗に七色になってて、うわぁって見上げちゃった。ジェットコのアルバム通りに最後にやられると、帰ろう世界へが現実世界へ…になるから笑える。曲終わっていつもの流れやって解散。周りの撤収スピードさすがで、やはり前方は市民か、教育されてるからな…。
思えばこれ終わったら724までユニゾンなし…?え?と困惑しながら5/8の再現ライブお知らせを見て、行けねぇじゃねぇか!もっと早く言ってくれよ!!ってぶつくさ言いながら帰路に着く。

今回のライブは総じてライティングが光ってたね。インザハウスのmtmの妄想ブルー枕オレンジのも好きだったんだけど、ここまでしっかりいろんな曲のライティングが記憶に残るのは初だな。


【以下どこだったか、忘れたけど書き出したいとこ】
・MC:ニュアンスあり
地方のMCレポちょろっと見てたけど、東京はいつも通りな感じで「自由に楽しんでください」とワンターン終わったところで、斉藤「せっかく今日カメラ入ってるのに、濡れ鼠です」
「10年前ライブ来た人ー?同じものを10年も好きでいるのは同じ音楽好きとして、すごいと思います」
「(CITSセトリについて)体力でやってる感じある。38歳にとっては痩せるのでありがたい」きみはそれ以上絶対痩せるなと真っ先に思った。
「10年前のツアーで東京は、今は無き中野サンプラザ、あと今は無き新木場スタジオコーストでやりましたね。関東は東京千葉埼玉神奈川と回ってて我ながら偉いと思いましたね」聴きながら、そうだよね、コーストはスタジオだよね。「(ファンの新旧を)分けるわけではないです。ライブは来れなくてもいいけど、たまにCDは聴いてほしいな」

・歌詞の決めで田淵がステージ上指差したのが、こっち向きだったので沸いた(沸いた)。えーー桜のあとだっけ?嘘つきのところだったような…

・貴雄ちゃんのスティック回し。あとオンドラムスタカオスズキー。手数凄すぎて、やはり般若。あの般若T買えば良かったなぁって時々後悔してるのよ。貴雄ちゃんと田淵はTシャツ着てること多いから、あぁ歳を重ねてきたなぁと思うんだけど、いやそれにしたってあなたその動きなんですか?某イカのゲームやりすぎて、私たちに内緒でイカになりました?音圧強すぎて、バスドラが骨に響く響く。ドラムソロあと(?)、タム超えてバスドラの上部に手をかけて倒れ込むタカオスズキ。しばらくしてそのまま腕立て伏せを始めるwどこかの曲でドラムに水色のライトがかかって、ああ貴雄ちゃん水色のドラムだったもんね…ってなった。

・アンコールで自分のマイクスタンド掻っ攫って、上手まで歩いてくる田淵。そんでマイクスタンド倒れて自分も倒れながらベース弾く田淵。駄々っ子みたい。曲間でスタッフさんが下手までマイクスタンド持っていき、お直し。

724以降のライブツアーも発表されたし、20周年は市民もお祝いに忙しい。

テンテンに挟まれるお花たち



以下セトリ



01. 黄昏インザスパイ
02. サイレンインザスパイ
03. オリオンをなぞる
04. 流れ星を撃ち落せ
05. 箱庭ロック•ショー
06. to the CIDER ROAD
07. 君が大人になってしまう前に
08. メカトル時空探検隊
09. 何かが変わりそう
10. シャンデリア•ワルツ
11. 蒙昧termimation
12. WINDOW開ける
13. シューゲイザースピーカー
14. harmonized finale
15. 天国と地獄
16. カラクリカルカレ
17. 桜のあと(all quartets lead to the?)
18. crazy birthday
19. 場違いハミングバード

En.
01.instant EGOIST
02. 徹頭徹尾夜な夜なドライブ
03. 23:25

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